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◆【断 富岡幸一郎】海賊の意味



 (産経 2009/2/6)

 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090206/plc0902060259003-n1.htm


 インド洋ソマリア沖で海賊が猛威をふるい、国連安保理でもその対策のために海賊退治が決議された。日本も遅ればせながら、海上自衛隊の派遣に踏み切るが、米国、フランス、ドイツ、ロシア等々の国々の他、アジアからもマレーシア、パキスタン、インドが海軍を派遣し、中国も軍艦派遣を決めている。麻生首相の強い指示でようやく腰を上げた自衛隊だが、武器使用も正当防衛と緊急避難などに制限されているのであれば、ただちに新法をつくり、しっかりと海賊退治ができるようにすることが必要だろう。

 日本語には「海賊」という一語しかないが、世界では2種類の言葉があり、自分の利益のために物を奪ったりする盗人の「非公認の海賊」を意味するピラータ(イタリア語)と、背後に国家や宗教が控えているコルサロという「公認の海賊」が古来あった、と塩野七生氏が『ローマ亡き後の地中海世界』で書いている。パクス・ロマーナ(ローマ帝国による支配・平和)の後に、地中海には多くの海賊が出現したという。イスラム教の勢力が、そこに深くかかわったのはいうまでもない。

 昨年から多くの輸送船が襲撃され乗っ取られ、日本人も拉致されているにもかかわらず、また石油のほとんどを中東の輸入に頼っている現実も忘れて、国会では能天気な議論が続いている。国会議員は海賊といえば、ディズニーランドのカリブの海賊船くらいしか思い浮かばないのかもしれないが、パクス・アメリカーナ後に突入した世界情勢の中で、日本は自衛隊の手足をいつまで縛っておくつもりなのか。
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by sakura4987 | 2009-02-08 12:22

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