2009年 03月 14日
(時事 2009/3/12) http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009031201058 ロシア軍事科学アカデミーのドボルキン戦略核問題センター所長は12日の記者会見で、「イランは1、2年で核兵器を製造する能力を持つ」と述べ、政治的な意思決定があれば、イランは比較的短期間で核保有が可能との見方を明らかにした。 同所長は「イランの核保有は重大な脅威だ」と指摘。また「なぜイランが今までに核保有に至っていないのかは分からないが、技術的には兵器級の高濃縮ウランの量の不足が障害になっている可能性がある」と語った。 2008年 11月 20日
(フジサンケイ 2008/11/15) http://www.business-i.jp/news/special-page/oxford/200811150008o.nwc イラン国営テレビは12日、イランの新型地対地ミサイルの実験の模様を報じた。 ナッジャル国防軍需相によると、新型ミサイルは射程2000キロの2段式ミサイルで、固形燃料を採用している。イランはこれまで防衛力を誇張して発表する傾向があったが、新型ミサイルが公表通りの性能を持っていれば、同国のミサイル技術は格段な進歩を遂げたことになる。 イランが以前、開発したシハブ3型ミサイルの射程は、今回の地対地ミサイルと同程度といわれているものの、シハブ3型ミサイルには、液体燃料が使われ、多段式技術も採用されていなかった。 これに対し、新型ミサイルに採用されたロケットの固形燃料は保管が容易で、発射準備をより少ない時間で行うことができる。また、多段式技術は、長距離ミサイルの開発には、不可欠な技術となる。 今回の実験で、イランは2つの決定的な弾道ミサイル技術を獲得した可能性がある。 2007年 12月 27日
(ロイター 07/12/10) http://jp.reuters.com/article/domesticEquities/idJPnTK808686320071210 イスラエルのオルメルト首相は、9日の閣議で、米国ではイランが核兵器を製造していないとの報告が出されたが、イランは2010年までに核兵器製造に必要な物質を確保するだろうとの見方を示した。 首相は、イランはウラン濃縮も弾道ミサイル開発も続けているとして、イスラエルは国際原子力機関(IAEA)に「イランの核兵器活動を白日の下にさらすよう」圧力をかけていくと述べた。 閣議に出席していた当局者によると、首相は「米国家情報評価(NIE)は、2003年までイランで核兵器プログラムが行われていたと報告しているが、その後、その核兵器プログラムがどうなってしまったかについての説明はない」と語った。 2007年 09月 22日
ガザはイスラム・独裁化 六月中旬、パレスチナのイスラム根本主義過激派組織ハマスがガザを武力制圧し、パレスチナ自治区が事実上、アッバス・パレスチナ自治政府議長主導のヨルダン川西岸とハマス主導のガザ地区とに二分されて以来、三カ月を迎えようとしている。西岸は、欧米諸国をはじめ国際社会の支援を受けて、自由と民主主義を基盤とする繁栄の方向に歩みを進めているのに対し、ガザ地区では、ハマスによるイスラム化政策が、言論や集会の自由を圧迫し、独裁化と経済的衰退への道をたどり始めている。 西岸では、アッバス議長の指名を受けたファイヤド氏が六月中旬、首相に就任、七月末までに新内閣の政策綱領を発表したが、そこでは、独立国家創建に向けたイスラエルへの基本的姿勢から「抵抗」という表現を全面削除したのみならず、「イスラム教を利用した殺人の正当化」の防止を明言、「男女平等」に取り組む姿勢も強調した。もちろん、イスラエルの存在承認を前提にしている。 これは、ハマスが、イスラエルの存在を否定し、「抵抗」という名の下に、イスラム教の一部教義を悪用した自爆テロを含む各種対イスラエル暴力・武力行為を正当化し、男性優位のイスラム国家建設を標榜(ひょうぼう)し続けてきた姿勢を抜本的に否定するとともに、イスラエルとの信頼醸成を基本にして、交渉によって国家独立を達成する意思を明確に示したものだ。 米国を先頭に欧州諸国など国際社会は次々とアッバス議長による、(ハマス幹部)ハニヤ前首相罷免とファイヤド新内閣支持、を表明、ハマス主導内閣時に取っていた経済制裁を解除して支援を再開、イスラエルも、囚人の解放および代理徴収関税の送金などを通じ、新政府支援の方向性を打ち出した。 滞っていた公務員への給与も支払われ、西岸地区は政治的にも経済的にも安定を取り戻している。 従って八月中旬にパレスチナの調査機関JMCCが行った世論調査によると、ファイヤド内閣の実績を評価する声が、否定する声を大幅に上回り、ガザ地区においても「ハマス内閣」よりも上との評価を得た。 それに対してガザを実効支配したハマスは制圧当初、「議長府跡に大モスクを建設する」との、イスラム化の本音を漏らし、八月初旬には、ガザ市にあるサラヤ刑務所で、「受刑者がイスラム教の聖典コーランの一部を暗唱すれば減刑する」との方針を決定した。 また八月下旬には、ディズニー映画「ライオンキング」そっくりのキャラクターを登場させて、ガザ地区武力制圧の正当性を主張する「アニメ」をテレビで放映、子供を含めた民衆に、「情報操作」を思わせる情報戦術に乗り出している。 さらにガザ地区では、ハマスによるファタハ要員の逮捕や、ファタハ系の愛国歌を歌ったとの理由で結婚式場を急襲するなどの事件が発生、ファタハ系抗議デモに対して武力鎮圧するだけでなく、マスコミ関係者からカメラを没収するなど、言論、集会などに対する規制を強化、独裁化とイスラム化、情報閉鎖化の傾向に歩みを進めている。 最新の世論調査でも、ファタハの方がハマスよりも支持を拡大、ハマス人気が陰りが見えている。国際社会によるハマス孤立化政策によるさらなる経済的衰退も予想され、ハマスは、軍事イスラム独裁による自滅も予想される。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆イラク近隣諸国が国境沿いに壁を建設 コンクリート壁に閉じ込められるイラク (サバーフ・ジャディード紙 07/9/14) http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/src/read.php?ID=11920 数日前、トルコが我々との国境付近に全長470キロメートルの隔離壁を建設すると公表したが、イランも現在バスラ近くで壁を建造中であり、他方、サウジも以前クウェイトが一部建設したものを引き継いで安全用隔離壁を完成させる用意をしている。これらが完成すれば、イラクは、その出入国を制御する巨大な檻の中に入れられることになる。 このような事態が発生しつつある一方で、イラク政府はその性質に目をつぶっている。木曜(13日)、内務省スポークスパーソンのアブドゥルカリーム・カラフ少将が述べたところによれば、内務省は、イランやサウジのような隣国がイラクとの国境沿いに壁を建設しようとしている件については何ら情報を有しておらず、むしろそれらの建設を歓迎している。カラフ少将は、「これらの壁建設は、イラク市民を殺傷する武器や爆発物を運ぶ車両の通行を禁じることに貢献する」、「イラクと近隣諸国双方にとり肯定的なことである」等発言した。 木曜、バスラ警察筋は、イランが、バスラ市に面するイラク国境沿いに建設予定の壁の「相当の」部分を既に完成させていると述べた。アル=シャラームジャ(バスラから南へ15キロ)警察の同筋によれば、「イランはバスラに面するイラン・イラク国境沿いに延びる巨大な壁を建設中であり、バスラのイラン領事はそれを否定するが、建設が行われている事は実態が示している」。 同様に、サウジ内務省スポークスパーソンも、サウジ政府がイラクとの国境沿いに建設している安全壁プロジェクトは、2009年の終わりにその第一段階が完了の予定であり、これは双方の国境侵犯を防ぐためであると述べた。木曜、ロンドン「アル=ハヤート」紙が伝えたところによれば、マンスール・アル=トゥルキー少将の発言は、「第一段階はサウジ王国北方の国境をカバーする予定で、プロジェクトは一般入札にかけられた」、「同プロジェクトには、特に国境警備隊の補佐を目的とした金属壁部分が含まれる。サウジ・イラク間での、車両、生物による国境侵犯、並びに個人間の連絡の阻止を保証する事が、プロジェクト実施の条件に入っている」等であった。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆イスラエル 北の核関連物資破壊? 「シリア空爆」報道相次ぐ (産経 07/9/19) イスラエルが今月6日にシリア北部を空爆し、北朝鮮から運ばれた核関連物資を破壊したとの報道が相次いでいる。イスラエル政府は異例の沈黙と厳しい報道管制を続け、シリアとの紛争が拡大しないよう極めて神経質になっていることをうかがわせている。 15日の米紙ワシントン・ポスト(電子版)は、イスラエル当局と接触した米専門家の話として、シリア北部にある農業研究施設でリン酸塩からウラン抽出が行われている疑いがあるとしてイスラエルが動静を監視、今月3日に北朝鮮からシリアに核関連とみられる機器が船で到着したことを受け、6日に同施設空爆が実行されたと報じた。 一方、16日の英紙サンデー・タイムズ(同)はイスラエル筋の話として、シリアが北朝鮮から核関連物資購入を図っているとの情報に基づきイスラエルは今春から攻撃を準備し、シリアの核武装阻止のため、北朝鮮からの核関連物資を収めた地下施設を空爆で破壊したと伝えた。 シリア政府は、イスラエル軍機が領空侵犯して爆発物を投下したが、人的、物的被害ともなかったと発表し、激しい非難は控えている。 イスラエルのメディアは外国メディアを引用した報道を展開。両国政府が詳細なコメントを避けている理由として(1)シリアは北朝鮮との核協力が露見すると困る(2)イスラエルが攻撃を発表すれば、シリアはメンツのため反撃せざるを得なくなる-などと分析している。 2007年 08月 14日
聖戦組織を背後で操る ワシントンからの報道によると、ペース統合参謀本部議長の後任に予定されているマレン海軍作戦部長は七月三十一日、米上院軍事委員会で、「イランがますます敵対的な役割を果たしている」と指摘して、「イランによるテロ支援や核開発の野望が、(中東地域を含む世界の)混乱要因になっている」との懸念を示し、特別な警戒が必要との認識を表明した。 米国からの指摘を待つまでもなく、イスラエルは、「イランのテロ支援、核開発の野望」がイスラエルや米国に対する「敵対的な役割」を果たしていることに懸念を表明してきた。 ことに、「イラン革命の落とし子」と揶揄(やゆ)され、「イスラム革命への回帰」を主張するアハマディネジャド氏が大統領に就任して以来、「イスラエルを地図から抹殺せよ!」「ホロコーストは神話だ!」などの挑発的言葉を弄(ろう)し、つい最近では、「イスラエル消滅に向けた秒読みが始まった!」などと発言、イスラエル国民の心情を逆なでするとともに、テロリストによるイスラエル包囲網が着々と築かれていることへの自信を示した。 六月下旬にイスラエル最大の商業都市テルアビブのホテルで行われた有識者による講演会の中で、一九七七年から七九年までのイラン革命を現地でつぶさに見、ガザ地区でイスラエル軍の司令官を勤めたイザク・セゲブ氏は、「イランは、中東地域における主要勢力になり、全中東地域を支配下に置くことをほっするようになった」とした上で、「まず、レバノンを(イラン系イスラム教シーア派根本主義過激派武装組織)ヒズボラを通じてコントロールし、パレスチナを(イスラム教根本主義過激派組織)ハマスと、聖戦グループを通じてコントロールしようとしている。イランは(パレスチナ自治区)ガザにおいて目的を達成し、同じ戦略を、イラクとアフガニスタン、ソマリヤ、ケニヤで行っている。」と明言した。 「イランはどんな種類の安定も和平プロセスも停止することを願っている」とも指摘した。その理由は、テロによる混乱の拡大がイランの中東支配に都合がいいからだ。 同氏の発言を裏付ける例証は、ヒズボラやハマスがイランからの資金と武器の直接支援を受けている事実や、イラン人情報機関員・革命防衛隊員らがイラクに大量に流入している事実、イランと異なるスンニ派イスラム教徒であるアフガニスタンのタリバンにも武器を提供している事実などが指摘されていることで十分だろう。 著名な政治評論家でジャーナリストのヨニ・ベン・メナケム氏は同講演会で、「イランは、ハマスをしてガザを完全制圧させるため、精巧な武器と資金を密輸する計画を立てている」と指摘、「ハマスがガザをテロの拠点として使用することを後押ししている」、と言明した。 さらに最近明らかにされた重大な事実は、英紙フィナンシャル・タイムズが七月七日に西側諸国当局者の話として報じたことで、国際テロ組織アルカイダがイラン国内に基地を設立、イラクなどでのテロ活動に利用しているという事実だ。 イラン政府がどの程度支援しているかは不明とされるものの、米政府高官はイランの支援を示唆している。 これが事実であれば、イランは完全にイスラム過激派の名実ともに後ろ盾的存在となっており、イスラエルをテロによって武力解放する道を事実、狙っていることになる。 2007年 08月 01日
http://www.sankei.co.jp/keizai/sangyo/070714/sng070714002.htm 国営イラン石油公社が、日本の石油業界に対し、ドル建てで決済している原油取引を円建てに変更するよう要請してきたことが14日、明らかになった。石油業界筋が明らかにした。 核開発問題で米国との関係が悪化しているイランは、米政府による資産差し押さえなどを警戒。 ドル以外の通貨による貿易決済を増やそうとしており、円建てへの切り替え要請はその一環とみられる。 イラン側の要請に対し、石油元売り関係者は「今後の対応は未定だが、円建てにする利点は見いだせない」としている。 石油業界筋によると、国内の石油元売り各社はイランとの原油取引の大半をドルで決済している。 イラン石油公社からは11日に、円建てへの変更を求める書簡が届いた。商社を通じて要請を受けたケースもある。 イラン側からは昨年11月ごろにも「原油の決済を円建てやユーロ建てに変更できないか」と打診があったという。 日本が2006年にイランから輸入した原油量は約2800万キロリットルと、原油輸入量全体の約11%を占めている。 2007年 06月 30日
ハマス(イスラエルとの和平に反対するイスラム根本主義組織)がクーデターを引き起こしたガザ地区の陰惨な死の光景は、イランやシリアに支援されるイスラム過激派が、パレスチナ人や、中東全域のイスラム教徒のために抱いている暗いビジョンを思い知らせる。 そして、その光景はまた、こういったイスラム教主義者が、米国や西側諸国が極めて弱体で、力を行使して、自らの利益を守ることなどできないと気付いた時に、この地域がどのようになるかということについての警告になる。 今日、イランから財政的支援、兵器、軍事訓練、そして、ダマスカスの(ハマスの最高指導者)ハレド・メシャル事務局長からの発進命令を受けているハマスは、ガザ地区を完全に支配し、マハムード・アッバス・パレスチナ自治政府議長のファタハ(PLO=パレスチナ解放機構=内の最大組織)の影響力をすべて消してしまっている。 イスラム聖戦兵士の「民主主義」とはどのようなものか。 ガザ市で、本紙の記者は14日(木曜)ハマスの狙撃兵がファタハの指揮官をビルから引きずり出し、街路で撃って、見物人が遺体に唾(つば)を吐き掛けるのを目撃した。 複数の目撃者が、ファタハの治安部隊員がアッバス氏の忠臣の砦(とりで)だった所、すなわち、「パレスチナ予防治安本部」から引きずり出される様子を詳しく語った。 ファタハのメンバーは、下着姿か、シャツを脱がされた姿で引きずり出され、妻や子供たちが見守る中、処刑された。各地で、ハマスの死の部隊がガザ市の近隣を、ファタハを捜して徘徊(はいかい)した。 また、その連中が殺害したばかりのファタハの幹部要員の死体を担いで難民キャンプを練り歩く姿が目撃された。 クーデターが始まった時、ハマスはラジオで声明を出し、ファタハに「家の中にじっとしていろ。そうすれば安全である」と告げた。それは嘘(うそ)だった。そして、すぐに、ガザにおいては、ファタハにとっての安全な場所はないことがはっきりした。 パレスチナ人が病院の病棟で撃たれ、屋上から投げ落とされ、至近距離で銃殺された。死者の中には、ハマスの狙撃兵がファタハの治安部隊員の家を急襲した時、殺された3人の女性や14歳の少年がいた。 また、ジャマル・アブ・ジェディヤンという名のファタハの指揮官とその兄弟の悲しい例がある。彼らは、ハマスが彼らの家を包囲した時、電話でパレスチナのラジオ局と話していた。 「連中はこちらに発砲してくる。携行式ロケット弾を撃ってくる。迫撃砲を撃ってくる。われわれはユダヤ人ではないのに」と兄弟は訴えた。数分後、ジェディヤン兄弟は家から引きずり出され、銃撃され命を落とした。 ハマスのクーデターは米国の外交政策にとって大失態だった。米政府はアッバス氏をハマスに代わる「穏健派」として支えようとしているが、この点をコンドリーザ・ライス国務長官は14日、電話でアッバス氏と話した時に米国の支援続行を強調して力説した。 ハマスの狙撃兵はそれを受けて、昨日自分たちも「電話会談を」演出した。 AP通信は、以前アッバス氏の事務所だった所で悠々とくつろぎ、写真をめちゃくちゃに破き、ライス女史に電話をかけるまねをして勝利宣言をしているハマスの覆面の殺し屋3人の写真を放映した。 2007年 03月 04日
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070301AT2M0102P01032007.html ロイター通信は1日、イランのアハマディネジャド大統領が3日にサウジアラビアを訪問すると報じた。アブドラ・サウジ国王らと会談する見通し。 イラクなど各地で激化しているイスラム教シーア派とスンニ派の対立の緩和策を、それぞれの派を代表する両国の首脳が話し合う。 同大統領のサウジ訪問は2005年の就任以来初めて。両国は昨年末以来、外相など高官レベルの会談を進めてきた。首脳会談ではイラク情勢、レバノン問題などが主な議題となる見込みだ。 スンニ派が大多数を占めるアラブの大国サウジは、シーア派国家のイランがイラクのシーア派武装勢力や、レバノンのシーア派民兵組織ヒズボラなどを軍事支援し、宗派間抗争をあおっていると非難。 イラク内のスンニ派勢力やレバノンのスンニ派を中核とするシニオラ政権を支援してきた。イランの核開発問題でも、サウジなどアラブ諸国はイランに対抗して核の平和利用の推進を打ち出している。 2007年 02月 10日
(CNN 07/2/8) http://www.cnn.co.jp/world/CNN200702080025.html テヘラン――イランの国営メディアは8日、ペルシャ湾で革命防衛隊が軍事演習を実施し、同湾、オマーン湾やインド洋北部に展開するいかなる「大型軍用船」も撃沈出来るミサイルの試射を実施した、と報じた。 最大射程が350キロで、500キロの爆発物搭載の能力があるとしている。革命防衛隊の海軍部門幹部の話として報じた。 イランは現在、自国の核開発問題で欧米と対立。米国はイランに圧力を加える目的で、ペルシャ湾に空母戦闘群を追加派遣している。革命防衛隊幹部が形容した大型軍用船は米空母を指すとみられる。 イランの軍事演習は2日目に入っている。国営メディアによると、試射されたミサイルは対艦用の「SSN─4」型。弾道ミサイルとされている。 通常は潜水艦から発射されるが、イランのテレビ画像によると地上から発射された。しかし、ロイター通信は、別の1発は同型とも異なる種類だった、と伝えた。 また、革命防衛隊の空軍部門の幹部は7日、演習ではロシアが先月、輸出した対空ミサイルシステム「TORM1」のミサイル試射も実施したことを明らかにしている。 2007年 02月 03日
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070202AT2M0201Z02022007.html パレスチナ自治区ガザで1日夜、アッバス議長の指揮下にある治安部隊がイスラム原理主義組織ハマスの活動拠点のイスラム大学に突入し、イランの工作員7人を拘束した。ガザでイラン人の活動が表面化するのは初めて。 治安部隊は「イラン人7人は武器の専門家で、ハマスに化学兵器の指導をしていた可能性もある」としている。ハマス側は否定している。 これに先立ち、ハマスはイスラエルからガザに入ったトラック4台の車列を襲撃し1人が死亡した。ハマス側は「アッバス議長の護衛隊のための武器を満載していた」としているが、議長側は医薬品としている。 議長の支持基盤ファタハとハマスの間では、1月30日に5度目の停戦合意が成立したが、各地で衝突が再燃。1日から2日にかけて17人が死亡、200人が負傷し、停戦は再び崩壊した。 < 前のページ次のページ >
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