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◆対北朝鮮 米主導で議長声明案 追い込まれた日本 強い表現模索



 (産経 2009/4/11)


 北朝鮮による長距離弾道ミサイル発射をめぐる国連安保理協議で米中両国が議長声明を軸にまとめに入ったことで、新決議を求めてきた日本政府は厳しい立場に追い込まれた。麻生太郎首相は10日夕、東アジア首脳会議などへ出席のため政府専用機でタイ・パタヤに出発。決議にもっとも慎重な中国の温家宝首相と直談判し、より強いメッセージを出せるように説得する考えだが、打開の糸口はつかめていない。国際社会の厳しい現実が「外交の麻生」に立ちふさがった。

 ■包囲網

 「北朝鮮が自制を求める声を無視し、国連決議に違反したのは明らかだ。国際社会が強い意志を早く示し、北朝鮮に明確なメッセージを送ることが極めて重要だ」

 麻生首相は10日夕の記者会見で北朝鮮を重ねて非難したが、ここから先は歯切れ悪かった。

 「拘束力を持つ新決議が望ましいが、決議にこだわったために内容がよく分からんものになっては意味がない。議長声明、決議文といろいろあるが、きちんと国際社会のメッセージが伝わることが大事だ」

 9日の日本記者クラブ記者会見で首相は「議長声明ではなく決議をきちんと出すべきだ」と断じており、後退は明らか。その苦渋の表情は、すでに米中露などに包囲網を敷かれたことをにじませていた。

 安保理折衝は当初から難航が予想されていた。2日のロンドン金融サミットで中露首脳の感触を探った首相は、「今回は厳しいぞ。ロシアはともかく中国がな…」と漏らしていた。

 だが、首相は新決議にこだわった。

 北朝鮮が2006(平成18)年10月に核実験を強行後、米国など核保有国の態度は一気に軟化し、北朝鮮問題は「核放棄」から「核拡散防止」に比重が移った。今回のミサイル発射で決議を採択できなければ、国際的な発言力を増すために核保有を目指す国が増える懸念があるからだ。

 ■米に激怒

 米国は当初は強気だったが、次第に軟化。首相は8日に「新決議ではまとまらない」との報告を受け、一度は「やむなし」と考えたが、米国などが12日の復活祭までの決着を狙っていると聞き、激怒した。

 「ミサイルと復活祭に何の関係があるんだ。週をまたいでも構わない。新決議の線で一歩も譲るな」

 これを受け、外務省は新決議採択に向け安保理各国との折衝を再度試みたが、すでに米国はとりまとめに向け、中露などと調整に入っており、「気づけば外堀を埋められていた」(政府高官)という。

 首相は11日の東南アジア諸国連合(ASEAN)と日中韓の首脳会議、12日の東アジア首脳会議で「東アジアの平和と安定に大きな脅威」と北朝鮮を非難し、議長声明への盛り込みを求める考えだ。

 中国の温首相とは11日午前に会談、12日朝に日中韓首脳朝食会を予定している。首相は新決議採択に最後の望みをつないでいるが、米国にはしごをはずされただけに前途は厳しい。
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by sakura4987 | 2009-04-13 14:17

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