◆警護対象外の外国船救助 海自艦2回目
(産経 2009/4/11)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090411/plc0904112335014-n1.htm
防衛省によると、海賊対策でソマリア沖に派遣された海上自衛隊の護衛艦「さみだれ」が11日午後3時すぎ(現地時間同日午前9時すぎ)、マルタ船籍の商船から「不審な小型船が接近した」との無線連絡を受けた。
さみだれが大音量を出して撃退する「長距離音響発生装置」で呼び掛けたり、哨戒ヘリコプターを発進させたりしたところ、不審船が動きを止めたため、活動をやめたという。
活動根拠である自衛隊法の海上警備行動は、警護対象を日本関連船舶に限定しているが、今回の救助活動は船員法14条の「遭難船舶等の救助」に基づくとみられる。海自艦が海上警備行動の警護対象以外の外国船舶を救助したのは、4日に続き2回目。

