◆中国、東シナ海で大陸棚拡張申請 日本と摩擦も
(徳島 2009/5/12)
http://www.topics.or.jp/worldNews/worldInternational/2009/05/2009051201001049.html
中国政府は12日までに、東シナ海の海洋権益をめぐり、沿岸から200カイリを超える海域に大陸棚の拡張を求める調査資料を国連の大陸棚限界委員会に提出し、大陸棚拡張の暫定的申請を行った。
日本の外務省などによると、中国側の主張する具体的な範囲は明確ではないが、大陸棚は沖縄トラフ(沖縄近海の海溝)まで、との従来の立場に沿った内容とみられ、日中間の新たな摩擦に発展する可能性もある。
新華社電は申請について「200カイリ以外に権利がないと誤解されるのは海洋権益にマイナス」と指摘。中国の原則的立場を内外にアピールする狙いもあるとみられる。
日本側には、日中の境界線が未画定であることなどもあり、審査の対象にはならないとの見方もある。暫定申請から本申請に切り替わる動きなどを注視しながら、必要に応じて国連の場などで意見表明していく構えだ。
東シナ海をめぐっては日本は互いの海岸線から等距離を「日中中間線」と位置付け、中間線より日本側の海域での中国の権益を認めていない。
一方、中国側は日中中間線よりはるかに日本側に近い沖縄トラフが境界線だと反論している。
大陸棚拡張では、日本政府も昨年11月に太平洋側での拡張を求める資料を国連に提出した。

