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◆【一筆多論】石川水穂 静観姿勢で竹島は返らぬ

産経新聞06/2/27

 島根県が条例で定めた初めての「竹島の日」の二十二日、澄田信義知事は松江市で開いた式典で、「偏狭なナショナリズムに陥ることなく、争点の一つひとつを掘り下げていかねばならない」と控えめなあいさつを行った。

 安倍晋三官房長官は「(竹島が日本固有の領土であるという)わが国の立場は一貫している」としながら、「国民感情をあおらず、冷静に粘り強く対応していくことが大切だ」と述べた。

 韓国の潘基文外交通商相は「独島(竹島の韓国名)の領有権に関する韓国政府の立場は、確固たるものである」と言いつつ、「(日本の)政府高官や地元国会議員が(式典に)参加しなかったことは承知している」と述べた。

 日韓両国政府も島根県側も、相手を刺激することを避け、努めて冷静な対応を印象づけようとしていたように思われる。

 しかし、「竹島の日」条例が島根県議会で可決された昨年三月以降も、韓国は竹島観光ツアーを解禁したり、国会の国防委員会が竹島を視察したりして、着々と竹島領有の既成事実化を図っている。それが韓国の戦術である。

 竹島は島根県隠岐島の北西約百五十七キロに位置し、二島(東島と西島)と数十の岩礁から成る。サザエ、アワビなどの宝庫だ。

 元島根県職員の故田村清三郎氏の著書『島根県竹島の新研究』によれば、竹島は江戸時代には「松島」と呼ばれ、その西方にある鬱陵島が「竹島」と呼ばれていた。当時、「松島(現在の竹島)」は日本側から「竹島(鬱陵島)」へ渡る中継基地などに利用されていたことが、『竹島渡海由来記抜書控』などに記録されている。

 こうした歴史的な実効支配に加え、竹島を日本領とする明治三十八(一九〇五)年一月二十八日の閣議決定と、同年二月二十二日の島根県告示により、日本は公式に領有意思を表明した。

 戦後、独立した韓国の李承晩政権は竹島を韓国領に含める「李ライン」を一方的に設定し、不法占拠を続けているが、竹島は歴史的にも法的にも、まぎれもない日本の領土なのである。

 韓国の不法占拠に対し、日本は何度も抗議し、国際司法裁判所に提訴することを提案したが、韓国は拒否している。韓国の静観姿勢は、竹島領有権問題の国際化を恐れているからだろう。

 竹島が韓国に不法占拠されてから十年後の昭和三十七年二月二十七日の衆院外務委員会で、野党の「国際司法裁判所で敗訴した場合はどうするか」との質問に、当時の小坂善太郎外相は「結果には従う」と堂々と答えている。

 韓国が自国の主張に自信があるのなら、日本とともに国際司法裁判所に提訴し、公正な第三者の判断を仰ぐべきである。

 竹島問題について、韓国の国定教科書はこう書いている。

 「独島は鬱陵島に付属する島として、早くからわが国の領土であり続けてきた」

 一方、竹島を含む領土問題について、日本の教科書(高校現代社会)はこう書いている。

 「ロシアとの間で北方領土問題があり、また、韓国および中国との間でも島の領有をめぐる紛争が潜在的にある」(東京書籍)

 「日本は、ロシアとの間に北方領土問題という大きな問題をかかえている。また、韓国との間では竹島の帰属について対立しており、中国との間にも尖閣諸島問題がある」(第一学習社)

 間違いではないが、どこの国の教科書か分からない記述だ。

 日本の公教育でも、自国の領土のことを子供たちにきちんと教えてもらいたい。
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by sakura4987 | 2006-02-27 08:51

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