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◆始まった米次期大統領選

穏健派取り込みがカギ/動向注目される有力議員

 ブッシュ米大統領はイラク情勢やハリケーンの被害への
対応の不手際から苦境に立っているが、
アメリカの大統領には幸か不幸か三選はない。

そのため二期目の半ばからアメリカの政界は
次の大統領選挙に向けて動き出すことになる。

 『タイム』誌8月29日号は、二〇〇八年の大統領選挙に
共和・民主両党からの出馬が予測されるジョン・マケイン、
ヒラリー・クリントン両上院議員の動向について特集を組み、
その動向について詳しく伝えている。

 ベトナム戦争中、北ベトナム軍に捕らわれ、
五年六カ月にわたる捕虜生活を経て帰還したマケイン上院議員は
掛け値なしにベトナム戦争の英雄であり、

一方、二期八年にわたり、クリントン大統領を妻として、
また政治的同志として支えてきたヒラリー上院議員は、
民主党にとってアメリカ史上初の女性大統領誕生に期待のかかる希望の星だが、
マケイン議員、クリントン女史共に、
ホワイトハウスを目指すには克服しなければならない弱点があるという。

 まず、マケイン氏はその英雄的な軍歴にもかかわらず、
政治的な立場は共和党の中では
現在のブッシュ政権を誕生させた保守派には属さず、
穏健保守、あるいは中道に位置している。

 そのため、ブッシュ政権以降も保守的な大統領を誕生させようとしている
共和党内部の保守派からは評判がよくないばかりか、
保守派の熱心な活動家から厳しい批判にさらされてきた。

マケイン氏が再度、大統領選に挑戦するとすれば、
共和党内の穏健派や中道派の支持を取り付けながら、
広範な国民の支持を獲得する必要がある。

 これに対し、ヒラリー夫人のイメージは
いうまでもなく「リベラル(左派)」であり、
そのことが大統領選挙に向けて大きな障害になっており、
ヒラリー夫人は新たなイメージを築き上げるために、
夫の取り巻きたちと意見交換するのを避け、
リベラルから中道へと政治的立場を徐々に広げながら、
「リベラル」というイメージの払拭(ふっしょく)に腐心しているという。

 いずれにしても両議員共、
前回、前前回の大統領選挙のような
保守・リベラル両陣営が相手を激しく攻撃しながら支持を固めるのではなく、
中庸な広範な穏健な有権者の支持を獲得することによって
大統領の座を獲得しようとしているというのだが、
両者の努力が実を結ぶかどうかは予断を許さない。
by sakura4987 | 2006-03-04 15:14

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