◆谷垣発言「消費税12%」
http://gendai.net/woman/contents.asp?c=010&id=16840
総選挙で圧勝した小泉内閣が案の定、「消費税アップ」に動き出した。
谷垣財務相が「消費税引き上げの検討を始める」「所得税、住民税の定率
減税も廃止の方向だ」と明言。
さらには「自民党が大勝したのは、財政再建への期待があったから」
「増税は国民も認めている」とまで言い切った。
自民党を圧勝させた国民はやがて「増税地獄」に苦しめられることになる。
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■ やっぱり出てきた消費税アップ 谷垣暴言「増税は国民も認めている」
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総選挙で圧勝した小泉内閣が案の定、「消費税アップ」に動き始めた。きのう(1
3日)谷垣禎一財務相が、閣議後の記者会見で「消費税引き上げの検討を始める」と
明言したのだ。
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谷垣大臣は会見で「07年度の税制改正論議のなかで、消費税引き上げに向けた検
討を始める」「所得税、住民税の定率減税も廃止の方向だ」と強調。
さらに、こう言い切った。「自民党が選挙で大勝したのは、国民の財政再建への期
待があったからだ」「増税は必要との認識を国民も共有している」
これには有権者もア然、呆然だろう。小泉首相は選挙期間中「郵政」しか口にしな
かった。有権者は、消費税アップも定率減税の廃止も選挙で説明されていない。まし
てそれをOKして自民党に一票を投じたわけじゃないだろう。それが、なんで「国民
が増税の必要性を認識した」ことになるのか。国民は増税よりも、まず歳出削減を望
んでいる。
「選挙中はおくびにも出さなかったが、選挙で大勝したら『消費税アップ』と『サラ
リーマン増税』を強行するのは、自民・公明のシナリオ通りです。300議席あれば、
民主党がどう抵抗しようが一ひねり。
大増税の実施時期は、07年の参院選直後。これなら次の衆院選まで2年間あるの
で、忘れっぽい国民だから、怒りも薄れるという計算です」(国会関係者)
政府税調が打ち出した「サラリーマン増税プラン」が実施されると、年収900万
円のサラリーマン世帯は、実に86万円(!)の増税だ。そこへ消費税12%が襲っ
てくる。
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◆財務相、消費税引上げ来年から議論
http://tuf.co.jp/i/news/mori/0913/09131439.htm
date:9/13 14:39 テレビユー福島 - 2005年9月12日
谷垣財務大臣は、財政再建の焦点になっている消費税率の引き上げについ
て、来年から議論を始める方針を示しました。
「平成19年度(改正)で全体像を示しても、実施はすぐというわけにはいかない」
谷垣大臣はこのように述べ、消費税の増税について、2007年度からの消費
税率の引き上げについては否定しました。
そのうえで、来年始まる2007年度の税制改正論議のなかで、所得税の抜本
改正と並行して、消費税率引き上げに向けた検討を始める意向を強調しま
した。
谷垣大臣は自民党が選挙で大勝した背景に、国民の財政再建への期待があ
ったと指摘、「増税は必要」との認識を国民も共有していると話しています。