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◆男女共同参画条例案 島本町議会が否決 女性議員多いのに…

[2005年09月30日 産経:大阪朝刊]

 島本町議会が、現在開会中の九月定例会で審議していた男女共同
参画推進条例案を本会議で否決していたことが、二十九日、わかっ
た。府内では八市町が同様の条例を施行しており、否決されたのは
初。同町議会では女性議員が全十六人中六人と、占める割合の高さ
は府内有数とあって、否決に関係者からも驚きの声が上がっている。

 同条例案は九月の制定を目指して同議会文教委員会に付託され、
委員会では、主に妊娠・出産に関して女性の自己決定権を前面に出
した修正案が可決された。しかし、二十八日の本会議では、妊娠・
出産に関する女性の自己決定権が男性議員に受け入れられずに賛成
少数で修正案が否決され、その後に提出された原案も否決された。

 同様の条例案については、高槻市や豊中市など府内の多くの市町
が制定に向けた準備を進めている。府男女共同参画課は「島本町は
男女共同参画に熱心な町。否決のケースもこれまでなく、それだけ
に驚いている」と話していた。



以下はある方の意見です。////////////////////////////////////////////


 条例案は文教委員会に付託され、委員会では主に妊娠・出産に関して女性
の自己決定権を全面に出した修正案が可決されたにもかかわらず、この箇所
が男性議員に受け入れられず賛成少数で修正案が否決、さらにその後に提出
された原案も否決されたという。

言うまでもなく、条例案にあるいわゆるリプロダクティブ・ヘルス/ライツ
は、産む産まないの自由も女性にあるというもので、解釈によっては出産を
望まない場合は中絶も認容されるという、大きな問題を含んでいる。従って、
条例案の危険性を理解した男性議員が反対に回ったわけであるが、修正案だ
けでなく、原案すらも否決したことは多いに歓迎すべき快挙であった。

 それにしても島本町議会といえば、女性議員が全議員16名のうち、6人を
占め、その女性議員も社民の辻元清美議員の影響が強く、どこかの中学校の
公民教科書では女性の進出の項目の中で、同議会本会議の写真が掲載されて
いるところであり、どちらかいえば革新的な議会構成である。

 良識のある男性議員が立ち上がれば、議会構成と関係なく、問題のあるこ
の種の条例案は否決できる絶好の事例である。言いかえれば生命の大切さ、
少子高齢化社会問題の解決のためには、イデオロギーにこだわるのではなく、
常識的に男性、女性が与えられている役割とは何かを考えていけば、この条
例案の異常性を拒否できることを提示している。

 この否決が府下各自治体で、まだ条例制定がなされていないところにいい
意味での波及効果となることを期待したい。 
by sakura4987 | 2006-03-15 04:19

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