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◆ 「尖閣は日本の領土」 駐日米大使が表明

 (河北新報 06/3/17)

http://www.kahoku.co.jp/news/2006/03/2006031701004741.htm

 シーファー駐日米大使は17日午後の都内での講演で、日中両国などが領有権を主張している尖閣諸島について「日本の領土とみている」と述べ、日本の主張を支持する米政府の立場をあらためて表明した。

 日中両政府が対立している東シナ海のガス田開発問題に関しては「日中で多くの論争が起きていることは分かっている。腰を据えてきちんと話し合い、平和裏に解決してほしい」と述べ、対話継続による解決を促した。



◆ガス田巡る中国提案、北側海域「中間線挟む」

(朝日新聞 06/3/17)

http://www.asahi.com/politics/update/0317/007.html

 今月6、7日に北京で開かれた東シナ海のガス田開発をめぐる日中局長級協議で、中国側が共同開発区域として提案した南北の2カ所の海域が、海図上に小さな点を示したものにすぎないことが関係者の話でわかった。日本は中国側の主張をもとに海域の範囲の解釈を進めた結果、北側海域については、日本が主張する日中の中間線にまたがっている可能性があると判断している。

 一方、南側の海域について、外務省の佐々江賢一郎アジア大洋州局長は17日の自民党の海洋権益特別委員会(武見敬三委員長)で「尖閣諸島に近い海域」と説明。同氏は協議の場で「この提案はうけいれられない」と、いったん拒否したことを明らかにした。

 ただ協議を継続させるため、持ち帰ることにしたという。同海域について外務省幹部は「尖閣諸島の領海は含まない」との見方を示している。



◆二階経産相が不快感 麻生外相の発言に

(毎日新聞-確認できず)

 二階俊博経済産業相は17日の閣議後会見で、東シナ海のガス田開発をめぐり、麻生太郎外相が中国側が採掘を始めた場合は対抗措置を検討すると発言したことについて、「相手が何かやってきた時にこうするんだということをあらかじめ発表して交渉が進むのか」と強い不快感を示した。

 また、二階経産相は「話し合いをすることは、消極的でもなければ中国の言いなりになっているわけでもない。話し合いをしないという相手をテーブルにつけたのは経産省が努力してきたこと」と指摘。次回の協議について「外務省のルートで交渉しているはず。それを急ぐ方がいいのではないかと言っている」と注文をつけた。

 また、佐々江氏は北側海域について、中国が中間線を挟む共同開発を主張する日本案を部分的に受け入れた可能性があるとの認識も示した。

 政府関係者によると、中国側が示した海図には2カ所の細かい点のほかに緯度と経度が示されているだけで、陸地などは描かれていない。開発範囲の説明もなく、中国側提案の明確な範囲を確定できないという。
by sakura4987 | 2006-03-18 10:39

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