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◆“米豪同盟”に深い亀裂

(宮崎正弘の国際ニュース・早読み 06/3/17))

明日からの日米豪・閣僚級「戦略対話」を前に

中国が最大の顧客となったシドニーは米国の「副保安官」のポストを返上か?


 ブッシュ大統領はハワード豪州首相を抱きかかえるようにして「われわれの同盟者。副保安官」と褒めちぎった。つい先日までの光景である。

 オーストラリアは米国の軍事同盟として、米国がイラクへ行けばイラクへ、アフガニスタンへ行くと言えばそこへ軍隊が追いかけ、文字通りの副官役だった。

 明日からダウナー豪外相、麻生外相にライス米国務長官をくわえた三カ国の「閣僚級戦略対話」が開始されようとしている。
米国は「イラン、北朝鮮、ジンバブエ」などにくわえベラルーシも「圧政の拠点」と名指しし、ロッドマン国防次官補は「中国の軍事費は過去18年連続の二桁増、邦貨換算12兆円の国防費だ」と警告した。

 中国は昨年も軍事費を14%増加させた(ペンタゴン報告)。ライス国務長官も「中国の軍事費は、もっと透明性が必要」とした。

ところが三カ国会議を前にしてダウナー豪外相は、「中国を封じ込めようとする米国の戦略は大きなミステークだ」と言い放った。
米豪関係にすきま風が吹き始めているのだ。

 原因は中国である。
石油、石炭から銅、ニッケル鉱山を片っ端から買ってくれる中国は、オーストラリアの最大の貿易相手国に変貌し、さらにはウラン鉱脈が世界の30%を占める豪州にとって、これまた中国の原子炉発電は最大の顧客になる可能性がある。

 すでに昨年から豪州は中国人外交官の亡命事件に冷淡な態度で接し、これまでの人権優先外交を大きく後退させて、法輪功にも冷たくなり、あげくに中国批判をやめた。驚くべき打算!

 かくして、「キャンベラの風向きが変わりつつある」(『クリスチャン・サイエンス・モニター』、3月17日付け)




◆中国、オゾン技術を利用した飲用水の消毒と汚水処理を推進

(日経 06/3/17)

http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/eco/424912

このほど開催された「新技術・新方式の浄水場および汚水処理場での応用に関する交流検討会」で明らかにされた情報によると、中国は水道水に塩素を加えるという伝統的な殺菌方法を近く廃止し、数年以内にもオゾン技術を利用した飲用水の消毒と汚水処理を進めることで、水環境における深刻な汚染状況の解決に臨むという。

飲用水源の汚染は全世界で注目されている問題だが、とりわけ中国での水環境汚染は極めて深刻となっている。

中国国内745カ所の地表水汚染度を調査した結果、その多くが国の定める地表水環境品質基準のII類基準に達しておらず、都市を経由して流れる河川の90%以上が深刻な汚染を受けていることが判明した。

同調査ではこのほか、全国都市部の集中式飲用水源地にそれぞれ基準を超える汚染物質が含まれており、3億近くの農村住民に基準をクリアしていない飲用水が供給されている事実が明らかとなった。

同検討会の専門家は、今後はオゾン技術を利用した水処理方法が時代の趨勢になっていくとの見解を示した。(日中グローバル経済通信)



◆寧夏:銀川市、「寧夏・イラン貿易商談会」を4月に開催  (新華網 06/3/17)

http://www.xinhua.jp/news/free/10044909.html

 「2006年中国寧夏・イラン貿易商談会」が4月16日~18日にかけ、寧夏回族自治区の銀川市で開催される。

 商談会準備グループによると、商談会にはイラン政府から農業省、観光省、エネルギー省の関係者を招くという。また中国にあるイラン商工会議所や鉱業協会など、さらに30社近くの企業も商談会に参加する。商談会に参加するイラン側機関・企業の数は40前後、同じくイラン側参加者数は50~60人となる予定だ。

 今回の商談会では政府・企業の協力プロジェクトにつき、誘致が行われる。政府が主導するプロジェクトへのイラン企業参画を呼びかけると同時に、寧夏企業のイランへの進出も促す。
by sakura4987 | 2006-03-18 10:40

毎日の様々なニュースの中から「これは!」というものを保存していきます。


by sakura4987