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◆中核派委員長ら男女29人を逮捕

(産経 06/3/15)

 法政大キャンパスで立て看板の撤去を妨害したなどとして、警視庁公安部は十四日、建造物侵入と威力業務妨害の現行犯で、中核派全学連委員長、織田陽介容疑者(24)ら男女二十九人を逮捕した。全員黙秘している。

 調べでは、織田容疑者らは同日午後零時半ごろ、千代田区富士見、法政大市ケ谷キャンパスに正当な理由なく侵入。立て看板(縦一・五メートル、横四・五メートル)の撤去を始めた職員に「やめろ」などとどなり、看板を取り囲むなどして撤去を妨害した。



◆指示拒否の組合員に退職強要 JR東労組幹部ら逮捕 (産経 02/11/2)

 JR東労組の幹部らが、組合の指示を拒否した組合員を無理やり退職させたとして、警視庁公安部は一日、強要の疑いで埼玉県戸田市上戸田、過激派「革マル派」幹部で同労組大宮地方本部執行副委員長、梁次(やなじ)邦夫容疑者(五三)ら計七人を逮捕し、同労組中央本部(東京都渋谷区)など計三十数カ所を家宅捜索した。

 同労組中央本部への捜索は昭和六十二年の結成以来初めて。公安部では、革マル派が同労組への影響力を維持するため、組合員に対して締め付けを強化しているとみて警戒している。

 調べによると、梁次容疑者らは昨年一月から同六月にかけ、当時、同労組大宮地本浦和電車区に所属していた運転士の男性(二八)を、東京都大田区のJR蒲田駅のホームなどで集団で取り囲み、繰り返し脅迫し組合を脱退させ、会社も退職させた疑い。

 梁次容疑者らは、対立する国労組合員に対し、JR東労組への加入を呼び掛けるはがきを出すよう指示したが、これを男性が拒否したため、「組織破壊者」と決め付けて脅迫したという。



◆革マル派がJR総連に深く浸透 (産経 03/3/19)

 政府は十八日の閣議で、左翼過激派「革マル派」がJR総連やJR東労組に深く浸透しているとの認識を示す答弁書を決定した。

 民主党の山下八洲夫参院議員の質問主意書に答えた。警視庁は昨年十一月にJR東労組の役員ら七人を強要容疑で逮捕、起訴したが、答弁書は、七人のうち一部は革マル派活動家とみられると指摘。

 革マル派は党派性を隠して基幹産業の労働組合への浸透を図っており、JR東労組などへの浸透も「組織拡大戦術の一環」と位置づけている。



◆JR東労組など33カ所家宅捜索 ビラ配布で住居侵入 (産経 03/9/4)

 JR東労組員らが無断でマンションに入りビラを配布したとして、警視庁公安部は三日、住居侵入の疑いで、渋谷区代々木の同労組東京本部事務所など首都圏の関係先三十三カ所を家宅捜索した。

 公安部は、ビラの内容などから、労組内の革マル派活動家が組織的にビラを配布した疑いがあるとみている。

 調べでは、組合員らは六月十三日夜、北区田端新町の民間マンション三棟に無断で立ち入った疑い。ビラには、男性運転士を無理やり退職させたなどとして別の組合員ら七人が逮捕された事件について、「仕組まれた逮捕に断固抗議します。七名の仲間の即時釈放と完全無罪を求めています」などと書かれていた。
by sakura4987 | 2006-03-18 10:41

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