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◆石油、天然ガス、ダイヤ…豊富なエネルギー利権争い 北極に熱い視線

産経1・18

沿岸5カ国 温暖化、航路確保で拍車

 北極海をとりまくロシア、カナダ、米国、デンマーク、ノルウェーの
五カ国が、北極に眠る潤沢な資源をめぐり、冷たい海で“ホット”な戦
いを繰り広げている。地球温暖化により海氷が後退することで航路が確
保されることも、資源の利権争いに拍車をかけている。北極圏は豊かな
エネルギー資源をめぐって沿岸国の思惑がぶつかる最前線となっている。
(杉浦美香)

 AP通信や英BBC放送などは昨年七月、カナダ・エルズミア島とデ
ンマーク領であるグリーンランドの間に位置する無人島、ハンズ島に、
カナダのグラハム国防相が上陸し、同国の国旗をたてたと報じた。

 デンマーク政府はこれに抗議、軍艦を派遣してカナダの国旗をおろし、
代わりに自国の国旗を掲げるとしたことから一気に両国の緊張が高まっ
た。デンマーク政府が「カナダの国旗は風でとんだ」と艦を途中で呼び
戻し、“直接衝突”は回避されたものの、解決に向けた両国政府の協議
は進んでいない。

 わずか一・三平方キロのこの小さな島の領土をめぐって紛争が続いて
いる背景は、北極海に眠る豊かな鉱物や水産資源にある。

 争いはハンズ島だけではない。バレンツ海の海域についても、ノルウ
ェーとロシアが争っているほか、カナダとロシアは北極海沿岸から北極
点にいたる部分の領有権を主張している。

 北極には各国の領有権の主張を凍結している南極条約(一九六一年発
効)のような取り決めがなされていない。このため、資源利用開発は、
大陸棚や、公海の利用などを定めた国連海洋法条約のもとで行われてい
る。排他的経済水域(EEZ)の外でも海底の地形や地質が連続してい
れば経済上の権利を主張できるため、デンマーク、ノルウェー、カナダ
は調査隊を派遣するなどして調査を活発化させている。

 さらに地球温暖化で急速に氷が縮小していることも、開発熱をあおっ
ている一因になっている。米航空宇宙局(NASA)などの昨年の調査
で、北極海を覆う氷が過去約三十年間の観測史上、最小を記録したこと
が報告された。この氷の縮小で北極海の航路が利用しやすくなるという
のだ。

 北緯六〇度以北は地下資源の宝庫だ。永久凍土や海氷などに妨げられ、
これまで足踏みしてきた開発計画だが、米国の研究所は二〇〇五年、ア
ラスカ州の北極圏で天然ガスが三十五兆立方フィートあるという試算を
発表した。石油、天然ガスといったエネルギー資源だけではなく、鉄、
亜鉛、ダイヤなど鉱物資源もあわせ地球の未発見資源の約四分の一が北
極にあると推定されており、温暖化で採算がとれる可能性が出てきた。

 一方、日本も治安が不安定な中東のスエズ運河や、海賊事件が続発す
るマラッカ海峡を通る南回りの代替ルートとして、北極海航路に注目し
ている。同ルートの可能性を探ってきた海洋政策研究財団の北川弘光特
別研究員は「北極海航路は、南回りより約一週間移送期間を短縮させる
ことができる。ロシアなどから資源を確保する道を開き、危機管理の点
でも重要だ」と話している。
by sakura4987 | 2006-03-19 16:27

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