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◆鹿児島市立の幼稚園、小・中学校、高等学校でジェンダー・フリーに基づく教育を行わない



平成15年9月17日

陳情書


鹿児島市議会議長

長田 徳太郎 殿


(陳情提出者)

鹿児島県日置郡伊集院町麦生田字小山768‐69

男女共同参画社会を考える有志の会
 

 

(件名)

鹿児島市立の幼稚園、小・中学校、高等学校でジェンダー・フリーに基づく教育を行わないことに

ついて



(陳情の要旨)

 平成11年の男女共同参画社会基本法が施行されて以来、全国で男女共同参画社会の推進を

名目に、男らしさ、女らしさを否定し、また男女の性差を解消・否定・同質化する急進的なジェンダ

ー・フリー政策や教育が各地で進められていた。

これに対して昨年から今年にかけて国会や鹿児島県議会で審議され、ジェンダー・フリーの推進に

対する混乱や問題が露呈したため、その是正が求められた。

鹿児島市においては、幼稚園や学校教育において「男女の性差を認め合い、男らしさ、女らしさを

否定することなく、男女がそれぞれの特性を生かしながら、互いに協力し合うことでより良い社会

を形成する」という趣旨の教育を推進していただきたい。

 



(陳情の理由)

 

1. 平成14年11月12日と15日に、参議院内閣委員会において、政府が進める男女共同参画社

  会の推進では、画一的に男女の性差を一切排除するというものではないと言うことが確認さ

  れ、ジェンダー・フリーによる行き過ぎた男女の性差の解消、否定、同質化に対して是正が求

  められた。

   国会で政府側から福田康夫内閣官房長官(男女共同参画担当大臣)、米田建三内閣府副

  大臣、坂東眞理子内閣府男女共同参画局長らが、男女共同参画社会の実現としてジェンダ

  ー・フリーを目指しておらず、また、ジェンダー・フリーという文言の使用による誤解や混乱が

  生じていることも踏まえて文言も使用していないと答弁している。

   以上のような国会での審議の結果、平成14年12月4日の内閣府男女共同参画局は都道府

  県、政令指定都市に対し、国会での質疑を踏まえ、政府としてはジェンダー・フリーを目指した

  ものではない男女共同参画社会基本法の趣旨の徹底を通達している。




2. 今年7月の鹿児島県が議会において、幼稚園と小中高の公教育においてジェンダー・フリー

  教育を排除する陳情が採択された。政府から陳情理由1.に述べた是正通達を受け、同県議

  会においても県知事が男女の性差を画一的に排除するというジェンダー・フリーを目指したも

  のではないと答弁している。



3. 「ジェンダー」とは、本来、男性名詞、女性名詞、中性名詞といった文法上の性を意味する言

  葉であり、1970年代のアメリカの女権拡大主義者(フェミニスト)らが、「社会的・文化的に作ら

  れた性別秩序」という意味で使い始め、その後、日本のフェミニストたちが「人間の性別秩序は

  社会的・文化的に作られたものであるから、それをなくすことが可能である」という理論に基づ

  き、「ジェンダー」に「なくす」という意味の「フリー」を付けて「ジェンダー・フリー」という造語を定

  めた。また、ジェンダ ー・フリーの目指すものは、男女平等や差別撤廃ではなく、男女の区別の

  撤廃、また、性差に基づく男らしさ、女らしさの否定であると主張する著名な学者、教育者そし

  て過激なフェミニストらが社会に影響を与えている現状がある。

   その一方で、「ジェンダー・フリー」とは男女の性差にとらわれることのない、「個人」が自分ら

  しさを生かすと主張する方々もいる。 これらは、「ジェンダー」や「ジェンダー・フリー」という造

  語の定義が曖昧で拡大解釈される恐れが現実にあることを露呈している。

   そのため、「ジェンダー・フリー」という言葉が各地で解釈に大幅な開きがあることで混乱を起

  こしており、その結果、前述のように国会や鹿児島県議会で審議された経緯がある。

 


4. 「人間の性差は社会的、文化的に作られる」と主張するジェンダー論は、科学的根拠が薄い

  ことが指摘され始めている。その一例として脳科学専門家の新井康充氏(順天堂大学名誉教

  授)が、脳生理学の立場で、人間は新生児から数ヶ月間にホルモン分泌等で脳に男らしさ、女

  らしさの性差が出来ると指摘している。

   このようにジェンダー論に関しては様々な指摘がされている中で、ジェンダーに偏重した政

  策や情報提供は望ましくない。



5. 現代の社会慣習や伝統行事、文化に基づく慣習、また、出産や育児といった家族の営みは、

  基本的に性別秩序によって支えられている面も否めない。また、女性らしさを生かして家事や

  育児を通して幸福に生活する主婦の方々もいる。また、長い間、我々の先人の方々が築いて

  こられた男らしさ女らしさに基づく文化的価値観もある。これに反して、ジェンダー・フリーに基

  づく男女の性差、男らしさ女らしさという価値観を排除する思想を公的な場で進めていくことは、

  男女それぞれの特性を生かして生活する人々の価値観を否定し、これらの価値観の上に立っ

  た家族概念を崩壊させるものである。



6.  ジェンダーチェックと称して、男らしさ女らしさ、文化や伝統行事、常識的な社会習慣、慣習

  的な表現、報道や広告のイラストに至るまで個別に取り上げ、男女の性差、違いを認識させ、

  性差の有無を善悪的に色分けする画一的な思想教育が各地で行われていることが露呈し問

  題になっている。一例では、平成14年に文部科学省委嘱事業として作成された「新子育て支

  援~未来を育てる基本のき」パンフレットには、ジェンダー・フリー思想に沿って編集され、「男

  らしく」「女らしく」育てるのは間違った子育てだとして、鯉のぼりや雛祭り等の伝統文化を否定

  的に記述し、母性を否定した上で乳幼児保育の大切さを「三歳児神話」と決めつけ、同性愛を

  正常な男女間関係と同列視していることが問題になった。
 


7. ジェンダー・フリー思想に基づいた性の自己決定権(リプロダクティブ・ヘルス/ライツ、リプ

  ロと略称される)は人工妊娠中絶など、産む・産まないを女性だけの考えで決定することを権

  利であると主張している。この「リプロ」の考え方は人工妊娠中絶容認につながるものであり、

  人工妊娠中絶に一定の制約を設けた母体保護法や、堕胎罪を定めた刑法に抵触する恐れ

  があるとの指摘もある。また、他県の自治体では現にそのことが問題になり、条例から削除

  された経緯がある。

   リプロに関する問題事項として、平成14年に全国の中学生に無償配布する目的で厚生労

  働省所轄財団が作成した性教育冊子「思春期のためのラブ&ボディBOOK」は、「リプロ」の

  考え方に基づいており、女性は人工妊娠中絶などを一方的に決めることができる権利を有し

  ていると説明し、中学生も性交することを前提に、ピルによる避妊を奨励し、性感染症予防の

  目的でコンドームの使用法を解説する内容であった。国会でこの配布冊子の問題が審議され、

  「中学生には不適切」と判断され国民的批判も高まり、ついに絶版・回収処分となっている。



8. 国は地方公共団体が制定する男女共同参画に関する条例の制定において、その地域の特

  性に応じて、また住民の意向などを踏まえて条例案が作成されると認識している。鹿児島県に

  は郷中教育など特色ある教育の伝統とそれに基づく文化がある。 よって、男女共同参画社

  会の   形成を図る本市政策に関して下記事項について陳情する。

 




 


 1. 鹿児島市立の幼稚園、小・中学校、高等学校においてジェンダー・フリーに基づく教育を行わ

    ないようにすること。

 2. 男女の性差、男らしさ女らしさを尊重した教育を行うようにすること。








鹿児島市男女共同参画計画にある「ジェンダー・フリー」という文言の削除を求め、

男らしさ女らしさを一方的に否定したり、同質化することなく、男女が互いの性差の

特性を認めた上での男女共同参画社会の実現についての陳情書

 


 

 

平成15年9月17日
 


陳情書


鹿児島市議会議長

長田 徳太郎 殿

(陳情提出者)

鹿児島県日置郡伊集院町麦生田字小山768‐69

男女共同参画社会を考える有志の会

  代表 坂田 道郎


 

(件名)

 鹿児島市男女共同参画計画にある「ジェンダー・フリー」という文言の削除を求め、男らしさ女

 らしさを一方的に否定したり、同質化することなく、男女が互いの性差の特性を認めた上での

 男女共同参画社会の実現について
 


(陳情の要旨)

 平成11年の男女共同参画社会基本法が施行されて以来、全国で男女共同参画社会の推進を

 名目に、男らしさ、女らしさを否定し、また男女の性差を解消・否定・同質化する急進的なジェン

 ダー・フリー政策や教育が各地で進められていた。昨年から今年にかけて国会や鹿児島県議会

 で審議され、ジェンダー・フリーの推進に対する混乱が露呈したため、その是正が求められた。

 しかしながら鹿児島市においては、現在男女共同参画計画に「ジェンダー・フリー」という文言が

 既に使用されているので、国や県の方針に従ってこれを削除し、「男女の性差を認め合い、男

 女がそれぞれの特性を生かしながら、互いに協力し合うことでより良い社会を形成する」という

 男女共同参画社会を推進して戴きたい。


 


(陳情の理由)

1. 平成14年11月12日と15日に、参議院内閣委員会において、政府が進める男女共同参画

  社会の推進で、画一的に男女の性差を一切排除するというものではないと言うことが確認さ

  れ、ジェンダー・フリーによる行き過ぎた男女の性差の解消、否定、同質化に対して是正が

  求められた。

   国会で政府側から福田康夫内閣官房長官(男女共同参画担当大臣)、米田建三内閣府副

  大臣、坂東眞理内閣府男女共同参画局長らが、男女共同参画社会の実現としてジェンダー・

  フリーを目指しておらず、また、ジェンダー・フリーという文言の使用による誤解や混乱が生じ

  ていることも踏まえて文言も使用していないと答弁している。以上のような国会での審議の結

  果、平成14年12月4日の内閣府男女共同参画局は都道府県、政令指定都市に対し、国会で

  の質疑を踏まえ、政府としてはジェンダー・フリーを目指したものではない男女共同参画社会

  基本法の趣旨の徹底を通達している。
 


2. 今年7月の鹿児島県議会において、学校現場においてジェンダー・フリー教育を排除する陳

  情が採択された。政府から1.に述べた是正通達を受け、同県議会においても県知事が男女

  の性差を画一的に排除するというジェンダー・フリーを目指したものではないと答弁している。
 


3. 「ジェンダー」とは、本来、男性名詞、女性名詞、中性名詞といった文法上の性を意味する

  言葉であり、1970年代のアメリカの女権拡大主義者(フェミニスト)らが、「社会的・文化的に

  作られた性別秩序」という意味で使い始め、その後、日本のフェミニストたちが「人間の性別

  秩序は社会的・文化的に作られたものであるから、それをなくすことが可能である」という理

  論に基づき、「ジェンダー」に「なくす」と言う意味の「フリー」を付けて「ジェンダー・フリー」とい

  う造語を定めた。

   また、ジェンダー・フリーの目指すものは、男女平等や差別撤廃ではなく、男女の区別の撤

  廃、また、性差に基づく男らしさ、女らしさの否定であると主張する著名な学者、教育者そし

  て過激なフェミニストらが社会に影響を与えている現状がある。その一方で、「ジェンダー・フ

  リー」とは男女の性差にとらわれることのない、「個人」が自分らしさを生かすと主張する方々

  もいる。 これらは、「ジェンダー」や「ジェンダー・フリー」という造語の定義が曖昧で拡大解釈

  される恐れが現実にあることを露呈している。そのため、「ジェンダー・フリー」という言葉が各

  地で混乱を起こしており、その結果、前述のように国会や鹿児島県議会で審議された経緯が   

  ある。
 


4. 「人間の性差は社会的、文化的に作られる」と主張するジェンダー論は、科学的根拠が薄い

  ことが指摘され始めている。その一例として脳科学専門家の新井康充氏(順天堂大学名誉教

  授)が、脳生理学の立場で、人間は新生児から数ヶ月間にホルモン分泌等で脳に男らしさ、

  女らしさの性差が出来ると指摘している。

   このようにジェンダー論に関しては様々な指摘がされている中で、ジェンダーに偏重した政

  策や情報提供は望ましくない。


5. 現代の社会慣習や伝統行事、文化に基づく慣習、また、出産や育児といった家族の営みは、

  基本的に性別秩序によって支えられている面も否めない。また、女性らしさを生かして家事や

  育児を通して幸福に生活する主婦の方々もいる。これに反して、ジェンダー・フリーに基づく男

  女の性差、男らしさ女らしさという価値観を排除する思想を公的な場で進めていくことは、男女

  それぞれの特性を生かして生活する人々の価値観を否定し、これらの価値観の上に立った家

  族概念を崩壊させるものである。
 


6. ジェンダー・フリー思想に基づいた性の自己決定権(リプロダクティブ・ヘルス/ライツ、リプ

  ロと略称される)は人工妊娠中絶など、産む・産まないを女性だけの考えで決定することを権

  利であると主張している。

   この「リプロ」の考え方は人工妊娠中絶容認につながるものであり、人工妊娠中絶に一定の

  制約を設けた母体保護法や、堕胎罪を定めた刑法に抵触する恐れがあるとの指摘もある。

  また、他県の自治体では現にそのことが問題になり、条例から削除された経緯がある。



7. 国は地方公共団体が制定する男女共同参画に関する条例の制定において、その地域の特

  性に応じて、また住民の意向などを踏まえて条例案が作成されると認識している。鹿児島県

  には郷中教育など特色ある教育の伝統とそれに基づく文化がある。 よって、男女共同参画

  社会の形成を図る本市政策に関して、下記事項について陳情する。
 



 

1. 鹿児島市男女共同参画計画に記載されている「ジェンダー・フリー」という造語を削除して戴

   きたい。

2. 男らしさ女らしさを尊重した上で、男女が互いの性差に基づく特性を生かした男女共同参画

   社会形成の実現を目指して戴きたい。
 


以上
by sakura4987 | 2006-03-19 17:04

毎日の様々なニュースの中から「これは!」というものを保存していきます。


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