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◆【from】佐々木知子 敗戦のトラウマ

教育(歴史・教科書問題) / 2005年02月27日

◆【from】佐々木知子 敗戦のトラウマ 平成17年2月27日(日)産経新聞

 「なぜ日本の人々は国に誇りを持たないのですか」「大戦後の廃虚から立ち直って、世界有数の経済大国になった日本はわれわれアジアの誇りです」

 十年ほど前、アジア極東犯罪防止研修所という国連機関で教官をしていたときのこと。何人もの刑事司法関係者からそう言われた。皆それぞれ自国を愛し、誇りに思っている。国際的には当たり前のことなのだ。

 対してなぜわれわれは、愛国心を口にしないのか。どころか自虐的でさえあるのか。その答えが見つからないまま国会議員となり、初めて歴史教科書問題に接した。深刻な問題意識を抱き、真剣に歴史を学び直すうちに、私なりの解が出た。「敗戦のトラウマ」

 史上最初かつ最大の敗戦に自信を喪失した日本は、過去を捨て、別の国を目指した。昭和二十七年に独立を回復した後も、与えられた憲法を見直すことなく、安全保障を他国に任せ、ひたすら経済発展に邁進(まいしん)してきた。裏を返せば、それだけ占領政策が成功したともいえるだろう。

 だがバブルは崩壊。経済にのみ支えられてきた自信は吹き飛んだ。戦後徐々に日本をむしばんできた精神の荒廃が一挙にあらわになる。以後目に見えて治安は悪化。犯罪件数はその後十年で倍になる。その低年齢化、凶悪化も進む。家庭も学校も、第二の家庭であった会社も、崩れていく音が聞こえるようだ。

 古来、八百万の神の国・日本。確固たる宗教なくして国民を規律するものは何かと問われ、新渡戸稲造は英語で『武士道』を著した。あるいは西洋の「罪の文化」に対する「恥の文化」(ルース・ベネディクト『菊と刀』)。そうした規律を失い、戦後の憲法と教育の下、ただ個人の自由・権利を横行させてきたのである。

 自らに誇りを持てない人間は誰からも尊敬されない。自国を愛せない人間、またしかりだ。根無し草は国際人にもなれない。家庭、社会、国。自らのよって立つ基盤に根付いてこそ、人はある。(ささき・ともこ=弁護士)

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◆上田知事、歴史教科書巡り「自虐」記述批判 (朝日)(2/26)

◆教育(歴史・教科書問題) / 2005年02月27日

◆上田知事、歴史教科書巡り「自虐」記述批判 (朝日)(2/26)
http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?kiji=6381

 伊藤博文の死は「射殺」でなく「暗殺」にするべきだ-。歴史教科書について「自虐的な史観で見られているきらいがある」と発言している上田清司知事は25日、県議会の代表質問の答弁で、自分の息子の中学校教科書を取り上げて記述を批判した。

 共産党県議団の代表質問で「『自虐的史観』とはどの記述について言うのか」と質問され、息子の使っていた東京書籍の00年版歴史教科書を取り上げた。

 1909年に安重根に狙撃されて死去した伊藤博文について「射殺されるという事件も起きました」との記述に、「本来、日本の教科書であれば『射殺』ではなく『暗殺』ではないか。こういう記述が自虐的ではないか」と感想を述べた。

 原爆投下についても「こうした残虐行為は国際法違反だ。そういう記述を平和を願う日本の立場から書くべきではないか」とした。

 弁の最後には「(子どもが)駄目だ、駄目だと悪いシャワーばかり浴びると本当に駄目になる。いいシャワーもときには必要だ」と述べた。
by sakura4987 | 2006-03-19 17:22

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