◆「男女平等バカ」
別冊宝島Real (069)
第5章 「国連」と「先進国」に騙されるな!
(欧州型「性の自由主義」の大誤算! 辰本雅哉氏著 より引用)
P158より
スウェーデンの犯罪全体の発生率は現在、米国の四倍である。
到底、自由と人権の国に相応しい数字とは言えない。
若者の自殺者も急増し、加えて若者の失業、
麻薬問題も深刻化する一方なのである。
かつてスウェーデンが性教育先進国と呼ばれるようになった背景には、
伝統的な家長的父長性の否定、女性や子供の人権重視の観点から性を
「個の権利」として取り扱った政策が大きく影響している。
(中略)
結果としては、彼らが標榜した人権重視の思想とは裏腹に、性行動の
無秩序化が極端に進み、性犯罪の犠牲者を急増させてきた。
今でも性犯罪に苦しむスウェーデンでは、人口10万人当りの強姦件数
が日本の20倍、また10万人当りの平均犯罪件数も、日本の7倍とい
う驚異的数字を弾き出している。
またスウェーデンで、小児ポルノが「違法」と位置付けられるようにな
ったのは、ごく最近、99年になってからのことである。
(中略)
スウェーデンは性のタブーを打ち破り、幼児からの性教育を実践してき
た実験国だった。
しかし、結果的には家庭崩壊を招き、性暴力や小児性愛などの性犯罪を
急増させ、社会的混乱を招いた。
(後略)