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◆金大中前韓国大統領、4月訪朝計画 「南北連合制」の布石?

親北発言、保守層が警戒 (産経2/12)

 「四月に北朝鮮を訪問する」-韓国の金大中前大統領の訪朝計画に、
「南北連合制への準備ではないのか」との関心が高まっている。鉄道
での北朝鮮行きを強く希望している金大中氏は(南北は)「東北アジ
アの流通基地」を目指すべきだ-などと、統一政策により踏み込んだ
発言もしており、保守層には警戒感が広がっている。

 金大中氏の訪朝計画の発端は昨年十二月初旬、ノーベル平和賞受賞
五周年にちなみ盧武鉉大統領が金氏に祝電で「一度、北朝鮮を訪問さ
れたらいかがか。政府も積極的に応援する」と持ちかけたこと。金氏
は元旦、与党ウリ党の議員らに「健康や事情が整えば」と再訪朝の意
思を明言。「(陸路)汽車で行きたい」と述べ、このところ「四月中
旬か下旬」の金氏訪朝は既成事実化しつつある。

 当の金大中氏は米国のバーシュボウ駐韓大使と会談、訪朝問題を話
し合うなど“政治活動”を開始したほか、

 「“漢江の奇跡”に続いて“鴨緑江の奇跡”を実現して(南北が)
東北アジアの物流基地になることが、われわれの生きる道だ」

 「(北の)労働力活用の面からみて、南の遊休資金を投資し、北の
資源を南北で共同開発するのが有利だ」

 「北朝鮮が中国の影響下に入らないようにするために、南韓(韓国)
は最大の協力をしなければならない」(今月三日、野党・国民中心党
幹部との会談で)など政策論にも積極的な発言が目立つ。

 北朝鮮の偽造通貨問題や核問題についても、バーシュボウ大使に

 「米国も北朝鮮を刺激する発言を自制すべきだ」(韓国紙、中央日報)
などと語ったとされ、これまで以上に親北姿勢が目立っている。

 金大中氏の訪朝計画に韓国の保守層が警戒感を持つのは、金氏が昨
年十二月の講演で、

「韓国の南北連合制と北の“低い段階の連邦制”を統合した統一の第
一段階に入るべきだ」と発言しているためだ。

 南北は二〇〇〇年に当時の金大中大統領と金正日総書記による首脳
会談で、

「南北は南の連合制案と北の穏やかな連邦制案に共通性があることを
認め、今後この方向で統一を志向していくことにした」(南北共同宣言)

と宣言しているが、最近の金大中氏はさらに統一に前のめりだ。野党
ハンナラ党はじめ在野保守層は、金正日政権を「国家」として認める
金大中氏の「南北連合制」を「亡国への道」と猛反対している。

 韓国では十日、親北色の強い李鍾●・前国家安全保障会議事務次長
の統一相兼国家安全保障会議常任委員長への就任が決まった。李統一
相の下、金大中氏の訪朝準備が進むとみられているが、なぜ「四月中
旬か下旬」なのか。

 盧武鉉政権は五月末、ソウル市長など地方自治体首長を選ぶ統一地
方選挙を控えている。同選挙は〇七年末の次期大統領選挙の前哨戦で
あると同時に、盧政権終盤戦の政治力を占う戦いとなることからも、
「金大中氏の四月訪朝」は韓国政界では実に“思わせぶりのタイミン
グ”というわけだ。

 金大中氏にとって「ポスト盧武鉉」は、自ら切り開いた「太陽政策」
「南北和解」の命運がかかっている。こういった背景もあって金氏の
訪朝には「南北連合制」だけでなく、「南北平和条約の準備?」など、
さまざまな憶測が飛び交っている。(ソウル 久保田るり子)


 ●=夾の人を百に
by sakura4987 | 2006-03-21 11:29

毎日の様々なニュースの中から「これは!」というものを保存していきます。


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