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◆【社説】違う道を歩み始めた韓米両国、その果てにあるものは

 (朝鮮日報 06・4・1)

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/04/01/20060401000001.html

 米国の財務省は30日、北朝鮮の大量破壊兵器の拡散を支援したスイスの企業の米国内資産を凍結した。米ホワイトハウスの報道官は、中国が脱北者のキム・チュンヒさんを北朝鮮に送還したことについて、「中国の対応に強い懸念を抱いている」と明らかにした。

 米国の北朝鮮人権特使は、「今年が北朝鮮難民収容の転機になるだろう。北朝鮮の開城工業団地の労働者の労働条件を調査する予定」と述べた。

 また、これより先の今月29日、米上院・法制司法委員会は、北朝鮮をはじめとする、ならず者国家(rogue state)の大量破壊兵器や偽造紙幣といった犯罪行為に関する、重大情報を提供する者に特別ビザを発給する内容の法案を成立させた。

 米国行政府と議会が、わずか2日間に渡って北朝鮮関連の措置を次々と打ち出したのだ。これらの措置は、北朝鮮の政権維持費用として使われる偽造紙幣および兵器の輸出経路を遮断し、北朝鮮の住民弾圧体制に圧力をかけることに焦点が絞られている。

 「北朝鮮の核開発問題とともに犯罪、人権問題も同時に解決していこう」と主張した米国が、もはや核問題は棚上げし、犯罪、人権問題を前面に掲げて北朝鮮に圧力を加えている。米国が北朝鮮体制に変容(trasformation)、ないしは転換(change)を起こすため本格的に乗り出したのだろうか?

 統一部長官は先日、「韓半島(朝鮮半島)情勢に微妙な変化がある。北朝鮮の核開発問題と中長期に渡る韓半島戦略を結びつけて解決しようとする動きがそれだ」と述べた。しかし、同長官にとっては微妙な変化かもしれないが、国民にとっては不安を抱かざるを得ない衝撃的な雰囲気だ。

 北朝鮮の核開発問題解決を優先視し、犯罪・人権問題は、その足かせとならないようにしたいというのが本音だった韓国政府は、今何を考えているのだろうか。本音は違っても、建前は協力を掲げていた韓米両国が、もはや完全にそれぞれの道を歩み始めた。正確に言えば、米国が、考え方の違う韓国と二人三脚の真似をすることに、もうこりごりしたという意思表明をしたものと受け止められる。

 韓国政府は昨年9月の時点では、韓国の主導で6か国協議を合意に導いたとし、歴史に残る手柄を立てたかのように自慢げにしていた。それからわずか6か月で、韓国政府は主導権どころか、北朝鮮の運命を決定する試合会場の観客席に押し出されてしまった。米国が打ち出している北朝鮮に対する一連の措置に関して、きちんと通報さえ受けていないのではないかと心配になるほどだ。

 ことがここまで悪化した理由は、韓国だけで韓半島問題を主導できると信じている韓国政府の自閉的状況判断や、そうした考え方がもたらした韓国の同盟内での孤立状況のためだ。そのため、北朝鮮を鞭で懲らしめようする米国を、傍観するしかない立場に追い込まれてしまったのだ。

 韓国と米国がこのようにそれぞれの道に歩む場合、その果てにはどんな結果が待っているだろうか。その結果に対する責任はいったい誰が負うのだろうか。
by sakura4987 | 2006-04-02 14:21

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