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◆不法投棄 初の実態調査 富士は「ゴミの山」

 (産経 06・4・4)

東京のNPO法人 対策の必要性訴える

 富士山の自然保護活動に取り組んでいるNPO法人「富士山クラブ」(本部・東京都港区)が富士山麓(さんろく)の道路沿いに不法に捨てられたゴミについて、初の実態調査を進めている。

 まだ調査全体の六分の一を終えたばかりだが、すでに不法投棄や観光客が捨てたと思われる二十トンもの大量のゴミが見つかり、事態の深刻さが浮き彫りとなっている。

 クラブでは来年夏までに調査結果をまとめ、環境省などに知らせた上で、一刻も早く国を挙げたゴミ対策の必要性を訴えたい考えだ。

 同クラブは八年前に発足し、現在は千二百人のメンバーが富士山の環境保護のため一年間に三十-四十回山に入り、ゴミ拾いに汗を流している。

 そのたびにメンバーの誰もが、遠目にはきれいな富士山も近づけばゴミがあふれた山であることを痛感してきた。しかし、実際にどれほどのゴミがあるかについてははっきりとつかめてはいなかった。

 そこで「国や自治体に不法投棄の防止がどれほど緊急の課題として迫っているか訴えるためにも、まずは実態を知っておかないと…」(川島攻理事)との思いから、全山的に調べることにした。

 調査ではまず、富士山のすそ野から山頂に向かって標高一、五〇〇メートルまでの地域を二キロ四方で区切り、調査対象を二百五十の区域に分けた。

 その区域一つひとつに昨年四月からメンバーが静岡県富士宮市を皮切りに富士市、御殿場市…と富士山を中心に反時計回りで順に入っている。七月からは山梨県側へ向かう。

 調査員は、人目に付きにくい幹線道路や車がやっと入れるような林道まですべての道路について、道路脇から五-十メートル先まで分け入って、ゴミの種類や量などを調べる。

 GPS(衛星利用測位システム)付き携帯電話でその場に投げ捨てられているゴミの写真を撮影し、発見位置とともにインターネットの同クラブのホームページ上で「富士山環境ごみマップ」としてデータをまとめ、公開している。

 すでに調査区域の約六分の一に当たる富士宮市の分(四十三区画)だけで二百四十一地点から、十九台の廃車、二トン近くの建設廃材、約百本の廃タイヤなど、合わせて約二十トンのゴミが見つかった。大型ゴミだけでなく国道沿いには、観光客がマイカーから投げ捨てたとみられる弁当箱やペットボトルも散乱していたという。

 調査員の一人、鈴木義和さん(56)は「世界遺産を目指す山なのに、こんな目も当てられない現状では世界に笑われる。全区域でどれほどのゴミが見つかるか、考えるだけでも恐ろしい」と、富士山が「ゴミ捨て場」になっていることにショックを受けている。

 クラブでは来年の前半までに調査を終え、結果をまとめる方針。それをもとに、富士山の現状を訴え、国や自治体などに解決策の必要性を訴える考えだ。
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by sakura4987 | 2006-04-05 12:40

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