◆スウェーデン男女平等推進機関、W杯開催ドイツの売春宿問題で抗議
[ストックホルム 3日 ロイター] スウェーデンの男女平等オンブズマンは今年6月に開かれるサッカーのワールドカップ(W杯)の開催地となるドイツで、押し寄せるファンの需要に対応しようと売春宿が増設されていることに抗議し、3日スウェーデン代表チームに対しW杯参加を辞退するよう要請した。
スウェーデン・サッカー協会のラグレル会長はテレビ番組に出演し、この要請を一蹴。こうした動きは「国民を落胆させる」と述べた。
一方、男女平等オンブズマン関係者はラジオ番組で「私もサッカーファンだが、サッカーのW杯は人を売買の材料にしてはいけないということを主張する良い機会でもある」とし、「他国もこの動きに追随してほしい」と述べた。
6月9日の開幕に向けて、試合が行われる12都市の歓楽街では需要拡大を見込んでおり、欧州連合(EU)の議会関係者もW杯開催中の需要拡大に応えるため、人身売買業者により多数の女性が強制売春に従事させられるのではと懸念を強めている。

