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◆北朝鮮工作員に国内情報流した「華僑スパイ」拘束

 (中央日報 06・4・11)

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=74596&servcode=500§code=500

ソウル中央地検公安1部は10日、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の長男、金正男(キム・ジョンナム、35)氏と連携して活動してきた北朝鮮工作員から金品を受けて各種資料を渡した疑い(国家保安法上スパイ及びスパイ未遂)で台湾系華僑のチョン某氏(67、貿易業)を拘束した。

検察によるとチョン氏は2001年、中国で朝鮮族出身北朝鮮工作員チョ某氏(49)から1万5千ドルをもらって国内に入り「情報化白書」「韓国人名事典」および金正日、金正男関連パンフレットなど13種の資料を購入し、チョ氏に渡した疑いだ。

チョン氏はチョ氏から「国内海岸の詳細な地形が分かる電子海図を購入してくれ」という要請を受けたが、漁業従事者などにだけ販売されるため、手に入れることができなかったものと検察の調査結果でわかった。

チョン氏はまた2000年6~11月、チョ氏から資料及び物品購入費名目で北朝鮮と不法資金取引をしたとされるマカオ所在バンコデルタアジアを通じて5回にわたって5万5千ドルを送金されたことが明らかになった。検察は特にチョ氏が使った国内のあるポータル業社の電子メールを押収捜索した結果、チョ氏が金正男氏とメールをやりとりした事実を確認されたと明らかにした。

チョ氏は1990年7月、北朝鮮がマカオおよび北京に北朝鮮労動党傘下の対南工作部署である社会文化部(97年対外連絡部に改称)所属臥竜連合貿易公社を設立し、総経理(代表)兼北京支社長に任命された人物だ。検察はチョ氏が北朝鮮最高位層と連携し、各種国内資料を収集して来たものと見ている。

チョン氏は70年代後半から中国などを相手にした貿易業に携わってきた。チョン氏は86年、チョ氏に初めて会った後 90年代中盤からチョ氏によって仕事をするようになったというのが検察の説明だ。検察関係者は「チョ氏がチョン氏を通じて国内情勢および国家機密とかかわる資料を確保した」とし「チョン氏もチョ氏が北朝鮮の指令を受けて中国を拠点として活動しているという事実を知っていた」と明らかにした。

この関係者は「チョン氏がチョ氏に渡した資料が主に国内情報テクノロジー(IT)に関するものだった」とし「2001年からチョン氏を内査して来たほか、今年の3月、家宅捜索で決定的証拠が出た」と明らかにした。



◆[オピニオン]せっかく捕まえたスパイ (中央日報 06・4・12)

http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2006041261508

 マカオの銀行「バンコ・デルタ・アジア」は、米政府が昨年9月に「資金洗浄憂慮金融機関」と指摘したことで、国際的に有名になった。北朝鮮が製造した偽米ドルを資金洗浄したことに対する米国の警告だった。

 同行が今度は、北朝鮮スパイ事件に関与したことで注目されている。検察は一昨日、華僑のチョン(67)容疑者をスパイ容疑で拘束し、「チョン容疑者の受け取った工作金は、『バンコ・デルタ・アジア』の北朝鮮工作員の口座から出たものだ」と明らかにした。マカオにある北朝鮮のブラック・マネーが、対南工作にも使われたということだ。

 盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府発足後、スパイ容疑で拘束されたのは、チョン容疑者で3人目だ。国家情報院のホームページには、夫餘(プヨ)に出没した武装スパイの金ドンシク、フィリピン人偽装南派スパイのムハンマド・カンスなどの主要スパイ事件が紹介されている。

 大半が金大中(キム・デジュン)政府以前の事件で、00年以降は国民の関心を引くようなスパイ事件は特になかった。最近数年間で検挙されたスパイは、00年=1人、01年=1人、02年=0人、03年=3人、04年=1人、05年=1人だ。スパイを捕まえないのか、捕まえられないのか、という論議が起こるに値する。

 スパイ検挙の実績が減ったのは、00年の南北首脳会談後、北朝鮮との交流や協力が活発になり、対共産主義捜査の機能が萎縮したうえ、北朝鮮の立場からすれば、あえてスパイを南に派遣しなくても、必要な情報を得るのに困難がなかったためだろう。

 しかし、公安に詳しい鄭亨根(チョン・ヒョングン)ハンナラ党議員は一昨日、あるラジオ放送で、「今でもスパイが多い。脱北者を通じたスパイ行為がいくつか摘発されたにもかかわらず、北朝鮮を意識して発表していない」と主張した。

 1990年のドイツ統一後、分断時代の西ドイツで多くの東ドイツのスパイが暗躍した事実が明らかになり、衝撃を与えたことがある。東ドイツの情報機関シュタージの文書によると、少なくとも数千人、多くて数万人と推定されるスパイが、西ドイツの政界、労働界、学界などで情報を収集していたということだ。

 ドイツ検察は、1990年代にこのうち約3000人を捜査し、500人を起訴した。他国の事だと軽く見過ごしていいものだろうか。
by sakura4987 | 2006-04-15 11:01

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