◆竹島 領有権、17世紀半ばには確立
政府は竹島について公式見解で「わが国の固有の領土であり、韓国が不法に占拠している」と表明している。
麻生太郎外相は二十八日の衆院外務委員会で、韓国の盧武鉉大統領が二十五日に出した特別談話で竹島の領有権問題を歴史問題と指摘したことについて「領有権の主張を歴史問題と絡めるのは誤りであり、妥当ではない」と批判した。
日本は日露戦争中の明治三十八(一九〇五)年に竹島を島根県に編入する閣議決定をしたが、江戸時代初期の元和四(一六一八)年に伯耆(ほうき)藩の大谷、村川両家が幕府から鬱陵(うつりょう)島(現・韓国領)を拝領して渡海免状を受けて、竹島は鬱陵島渡航の寄港地や漁労地として利用しており、竹島の領有権は遅くても十七世紀半ばには確立されていた。
しかし、韓国は昭和二十七年に李承晩ラインを一方的に引き、竹島の領有権を主張。二十九年から竹島に警備隊を常駐させて不法占拠している。
政府は「韓国の竹島占拠は、国際法上何ら根拠がない」として同年に国際司法裁判所への提訴を提案したが、韓国は応じなかった。

