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◆国語力10年前に比べ低下、高校では9割 教育長協調査 (産経 06/6/2)

http://www.sankei.co.jp/news/060602/sha038.htm

≪上級校ほど顕著≫

 児童生徒の国語力が10年前に比べて低下したと考えている学校が小学校で6割、中学校で7割、高校で9割にのぼることが、都道府県の教育委員会事務局の長で構成する「全国都道府県教育長協議会」の調査でわかった。上級校に進むほど、国語力低下が顕著になっており、特に「語彙(ごい)力」や「自分の考えをまとめて書く力」「敬語などを理解して使う力」などの低下を指摘する声が目立った。

 調査は各都道府県で国語力の向上のための取り組みをしている小中高校を各5校ずつ、計15校を抽出して行った。児童生徒の国語力を「10年前に比べ低下しているか」の問いに「そう思う」「どちらかといえばそう思う」としたのは小学校で60.5%、中学校67.7%、高校87.3%と上級校になるほど増えた。

 低下の理由(複数回答)は「読書量が減り、文章を読むことが少ない」が小学校69.5%、中学校63.7%、高校82.4%。「コミュニケーションの手段が急速に変わった」は小学校65.2%、中学校58.6%、高校62.9%だった。中学では特に「国語の授業が減った」が60.5%を占めた。

 「具体的にどんな力が低下したか」を複数回答で聞くと、「語彙力」が小中高とも6~7割で突出して高く、次いで「自分の考えをまとめて書く」「敬語を理解して使う力」も多かった。

 「漢字を読む力」を挙げたのは小中は1割以下だったが高校で31.9%と急増。「漢字を書く力」は小中で3割、高校で55.7%だった。結果を踏まえ協議会では児童生徒の読書活動、日記指導、図書館活動の奨励などを提唱している。



◆【主張】国語力再生 漢字制限の見直しが急務 (産経 06/6/8)

 全国都道府県教育長協議会の調査によると、児童・生徒の国語力が10年前に比べて落ちていると考える学校が小学校で6割、中学校で7割、高校では9割にも上ることが分かった。

 特に語彙(ごい)力、自分の考えをまとめて書く力などが低下しているという。このところ国語力、読解力、学力低下が次々に明らかになっている各種調査の結果が、また確認されたということである。

 国語表記の基本は読みやすく理解しやすい漢字仮名交じり文だ。それは日本人が漢字を受容して千数百年をかけて工夫を積み上げてきた経験知の集大成である。

 ところが、知識の大衆化や情報の民主化を旗印とする戦後国語政策、特に漢字制限政策はこの先人の知恵の結晶を損なう結果を招いた。

 片仮名語以外の国語語彙の大方は漢字で書ける。そのような豊かな語彙を持つ国語に常用漢字1945字の枠をはめると、表外字を含む語の大半が使えなくなり、使われなくなる。語彙力が貧困化するのは理の当然だ。

 語彙力の再生には漢字力が欠かせないのだ。現下の漢字教育は小学1年生には80字、2年生には160字などといった学年別配当表によって6年間で1000字強を教えることになっている。

 これでは、漱石、鴎外の作品も原文では読めまい。先人の知恵の恩恵に浴せなくなってしまうのである。

 本来漢字で書くべき語を仮名で書くのは望ましいとはいえない。仮名は助詞・助動詞や活用語の活用語尾を書く役割を担っている。仮名にはつづりというものがなく、同じ音声の語を書き分けられない。

 例えば、「かし」と書いたのでは菓子、歌詞、貸し、河岸、樫、瑕疵…何の「かし」なのか特定できない。国語表記に仮名が増えれば国語が曖昧(あいまい)化するのである。

 片仮名語の増大も漢字制限と無縁ではない。原語を知らない者には片仮名語は理解できないから、意思疎通の手段としても国語が劣化する。

 こうした国語環境で育てば、国語力が低下するだけでなく、思考力も粗雑になるのは火を見るよりも明らかである。ルビを活用して、小学生のうちにせめて今の2倍、3倍の漢字が読めるようにしなければ、国語力再生はおぼつかない。戦後国語政策の見直しは焦眉(しょうび)の問題だ。
by sakura4987 | 2006-06-09 11:19

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