◆国の随意契約、8割弱が不適切…財務省緊急調査 (読売 06/6/10)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060610i103.htm
中央省庁を中心とする国の機関が2005年度に所管の公益法人や天下り先の民間企業と結んだ約3万件の随意契約のうち、8割弱に当たる2万3000件が会計法から逸脱した不適切な契約だったことが、財務省が実施した緊急調査で10日、明らかになった。
金額では、2兆3000億円のうち1兆4500億円を占めている。政府は今後、こうした契約のすべてを競争入札に切り替える方針だ。
会計法は国の機関に対し、「特別な技術などを持つ企業がほかにはない場合」などを除き、契約は競争入札によって行うよう義務づけている。
財務省は、国の各機関との結び付きが強い公益法人と企業に限り、100万円以上の随意契約を対象として調査した。
その結果、ライセンス契約で生産された戦闘機など防衛品関係の約7000億円分の随意契約については、「競争入札に切り替えることは困難だ」と判断した。
しかし、残りの随意契約の大半は、会計法などから逸脱しており、今後、競争入札に切り替える必要があると指摘した。
特に、不適切な随意契約の割合が高かったのは、各省庁が所管の公益法人と結んでいる契約で、総額約4000億円のうち、随意契約が適切だとされたのは7~8%だけだった。

