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◆北、麻薬5億ドル密輸 米議会調査局報告書 「産経」04/08/04


年間外貨収入の7割、軍事費に転用

 【ワシントン=古森義久】北朝鮮が長年、国家ぐるみで続けてきた麻薬の生産と密輸が、最近の世界的な薬物犯罪の取り締まり強化で逆に急増し、現在、一般の輸出全体の七割ほどにあたる年間約五億ドルの外貨を獲得して、軍事費などに転用しているという実態が米国議会調査局の報告書でこのほど明らかにされた。北朝鮮の麻薬密輸
は取り締まり強化の中で日本も含む周辺諸国の犯罪組織との共謀を迫られ、利益も折半となって、従来どおりの利益をあげるには密輸の量を増やさねばならなくなったのだという。

 同調査局が米国議会の法案審議用の資料として作成した「麻薬取引と北朝鮮」と題する報告書は、北朝鮮の国家関与の麻薬生産・流通について米国政府関連機関などが得た情報の総合として、(1)北朝鮮は一九七〇年代半ばからアヘン原料のケシ栽培を国家政策として始め、八〇年代半ば精製アヘンを組織的に輸出するようになった(2)しかし九五、九六年の豪雨でケシ栽培が大幅に減ったため、覚醒(かくせい)剤のメタンフェタミンを大規模に生産して、東南アジアなどに密輸出するようになった-などと伝えている。

 同報告書はさらに近年には北朝鮮麻薬密輸に対する米国主導の国際的な取り締まりが強化されたため、北朝鮮側は麻薬の売りさばきにロシア、中国、日本、韓国の犯罪組織と共謀せざるを得なくなり、麻薬密売の利益も折半となるため、九八年レベルの利益を保つには麻薬密輸の分量を従来の二倍にすることを迫られた、と述べている。

 同報告書によると、それでも北朝鮮の麻薬密輸による外貨収入は数年前の年間一億ドルからこの一、二年は年間五億ドルに達した。北朝鮮の一般輸出は二〇〇〇年時点で年間七億ドル程度とされるため、麻薬密輸の収入額はその七割ほどまでに達したことになる。日本では九九年から二〇〇一年までに約三千三百キロのメタンフェタミンが押収されたが、そのうちの34%が北朝鮮からの密輸品だった。

 この麻薬密輸活動は朝鮮労働党の第三十九号室によって進められ、実際の流通は政府貿易企業、外交行嚢(こうのう)、一般荷物への意図的な混入によって、ずっと複雑にされ、その結果、出た利益の外貨は、

(1)党や軍のエリート幹部の金正日総書記に対する忠誠保持のための多様な経費

(2)在外公館運営コストへの経費割り当て

(3)軍事や諜報(ちょうほう)組織のためのハイテク、電子技術の購入

(4)大量破壊兵器の部品の外国からの購入-などに転用されるという。

 同報告書はこの現状を踏まえて、北朝鮮の大量破壊兵器開発や独裁抑圧体制の進展を阻むためにも、この麻薬密輸の取り締まりを強化することの緊急の必要性を米国議会に対して勧告している。
by sakura4987 | 2006-06-19 16:48

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