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◆学校に国旗…豪で義務化法案、補助金の条件に

「読売」04/07/03

学校に国旗…豪で義務化法案、補助金の条件に

 【シドニー=樋口郁子】豪州政府が全国の学校に対し、連邦政府の補助金を受ける条件として、国旗掲揚を義務づける法案を下院に提出した。豪州では日常的に国旗掲揚を行う学校も多く、実質的には大きな変化はないが、突然の義務化法案に、「なぜ今」ととまどいも広がっている。

 ハワード首相は6月22日、向こう4年間で実施する教育改革法案の説明の中で、補助金を受ける条件の一つとして「学校に国旗掲揚台を設置し、豪州国旗を掲げなければならない」と発表した。法案の概要は今春明らかにされていたが、国旗掲揚が条件として打ち出されたのは初めて。ネルソン教育・訓練・科学相はその理由として、「我々の子供たちが誇り高きビクトリアやクインズランドの州民であるのは素晴らしいことだが、今後はオーストラリア国民、地球市民としての意識を育てていきたい」と話した。

 発表直後、野党やメディアからは「時代錯誤」との批判が出たが、首相は「若い世代は国旗掲揚を普通のことと受け止めている」と一蹴(いっしゅう)した。

 法案提出の背景には、学校教育への影響力を強めようとする政権の思惑があるとの指摘がある。連邦政府は州への補助金を含め、直接間接に各小中高校に多大の補助金を出しているが、教育行政は基本的に州政府の管轄。そこで、連邦政府の意向を教育現場に反映させようとし、その象徴として国旗掲揚義務付けを打ち出したというものだ。

 イラク戦争の影響を指摘する声もある。ハワード政権はイラク戦争で対米追従路線を鮮明にしたが、イラク情勢が悪化すれば、今年後半にも行われる連邦総選挙への悪影響が懸念される。「国家としての一体感」を強調することで保守層の支持を固めようとしているというわけだ。

 豪州教育組合のパット・バーン会長は「国旗の掲揚は多くの学校で行われているが、どのような場合に行うかは個々の学校が決めること。義務付けは学校運営への不当な干渉だ」と批判。オーストラリア国立大のマイケル・マッキンリー博士(政治学)は「一部の国粋主義者に向けたパフォーマンス」と指摘している。

◇豪州国旗=1953年の国旗法で定められ、英連邦の一員として、英国のユニオンジャックに星をあしらったデザイン。もはや時代にそぐわないとして、共和制に移行し、国旗も独自のデザインに変えるべきだとの声もあるが、国旗には愛着があるという国民も多い。
by sakura4987 | 2006-06-19 17:22

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