人気ブログランキング |

★★★ 日本再生ネットワーク 厳選ニュース ★★★

sakura4987.exblog.jp
ブログトップ

◆区市町村の福祉事業 公開プレゼンで補助金ゲット 


都が初の試み  世田谷、板橋交付決定 競争・交流の機会と好評

 税金を集中的に投入した「福祉の街づくり」を進めるにあたり、都は区市町村に優秀な施策を提案させる公開プレゼンテーション(提案)を実施した。三年間の総額が最高六億円となる補助金の交付先には世田谷区と板橋区が選ばれた。都が「全国的にも初のケースでは」という福祉政策決定過程。「地域の実態に合わせた事業ができる」という都と各自治体の思惑が合致したといえそうだ。

 世田谷区が提案したのは「松陰神社通り商店街」周辺(世田谷区世田谷、若林)のバリアフリー化だ。

 道路の段差解消や公共トイレ・休憩所の設置、音声案内装置の導入などのハード事業に、車椅子(いす)や高齢者を見つけたらすぐに手を差し出せるような住民意識の開拓、商店街福祉マップの作製、地元大学やNPOを巻き込んだ福祉ネットワークづくりといったソフト事業を盛り込んだ。同地区では地元と区役所世田谷総合支所が、平成十一年から地域の福祉化に取り組んできた経緯があり、都から「事業の受け皿がしっかりしている」と評価されたようだ。

 総合支所では「街の福祉化を計画しても、財政難で無理というケースがある。どうハードルを越えようかと頭を悩ませていたところだった」と話す。

 都庁でプレゼンテーションが行われたのは六月三十日。世田谷、板橋のほか、大田、江東、練馬、日野の五区一市の福祉担当者が参加。懸案となっていたり、推進させたい福祉のまちづくりプランを披露した。

 都が用意した補助金は二自治体分計六億円。一自治体で三年間で事業費六億円の福祉事業を起こしてもらい、都がその半分を補助する。福祉政策が、ハコ物建設などのハードから、住民意識の改革などのソフトに移行していることを考えると、十分使いでのある額だ。

 学者や都幹部などを前にしたプレゼンテーションは、質疑応答を合わせて一自治体あたり二十五分。都では、(1)地域独自の創意工夫が生かせる(2)自由度の高い事業ができる(3)公開プレゼンテーションをすることで事業の透明性が確保される-といったことをもくろむ。

 独自性、先駆性、エリアとしての広がりの有無、事業の確実性などが評価対象となった。選ばれた世田谷区と板橋区では今後、プランをさらに練って、秋に正式に事業を始めることになる。

 会場には、参加自治体以外に十三区市の福祉担当者が傍聴。ある出席者は「他の自治体の発想を自分の区にも取り入れていきたい。自治体が競い、アイデアを交流させる場があることはいいことだ」と今回の試みを評価していた。

 初めての試みに都では、「来年度以降も新たに、事業を募集できるように検討していきたい」と、全都的な街の福祉化の進展に弾みをつけたい考えだ。

                  ◇

≪応募自治体の主なプレゼン内容≫

 【世田谷区】松陰神社通り

 ・沿道に公共トイレや休息所を設置

 ・バリアフリー店舗の増加

 ・道路の段差解消

 【板橋区】区立文化会館周辺

 ・携帯電話を利用した移動支援システム

 ・案内板整備

 ・共同住宅のバリアフリー整備補助

 【日野市】JR日野、豊田駅周辺など

 ・駅構内サポート隊の活動支援

 ・子育て、障害福祉ゾーン整備

 ・音声案内、サインの充実

 【江東区】東京メトロ南砂町駅周辺

 ・駅周辺の歩行者ルート整備

 ・道路の段差解消

 ・やさしい街づくりリーダー育成

 【大田区】JR大森、蒲田駅周辺

 ・道路の段差解消

 ・公共施設でのバリアフリー化促進

 ・区民による地域の福祉度の点検

 【練馬区】西武中村橋、高野台駅周辺

 ・病院への道路横断エレベーター設置

 ・車イスとすれ違える道路の幅員確保

 ・案内表示の充実
by sakura4987 | 2006-06-20 11:30

毎日の様々なニュースの中から「これは!」というものを保存していきます。


by sakura4987