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◆皇太子殿下のお誕生日に際しての記者会見


問3  

 「皇位継承の安定的な維持」の方策を検討する「皇室典範に関する有識者会議」が政府内に設置されました。女性皇族への皇位継承が議論の焦点になっていますが、こうした新たな動向を踏まえ、敬宮愛子様の今後の養育方針や、いわゆる「お世継ぎ問題」についての皇太子殿下のお考えをお聞かせください。 

皇太子殿下  

 皇室典範に関する有識者会議が設置されたことは承知しておりますが、私としては、お世継ぎ問題も含めて、コメントは控えさせていただきます。

 愛子の養育方針ですが、愛子にはどのような立場に将来なるにせよ、一人の人間として立派に育ってほしいと願っております。3歳という年齢は今後の成長過程でも大切な時期に差し掛かってきていると思います。愛子の名前のとおり、人を愛し、そして人からも愛される人間に育ってほしいと思います。それには、私たちが愛情を込めて育ててあげることが大切です。

 つい最近,ある詩に出会いました。それは、ドロシー・ロー・ノルトというアメリカの家庭教育学者の作った「子ども」という詩で、スウェーデンの中学校の社会科の教科書に収録されております。

    『批判ばかりされた 子どもは
     非難することを おぼえる

      殴られて大きくなった 子どもは
     力にたよることを おぼえる

     笑いものにされた 子どもは
     ものを言わずにいることを おぼえる

     皮肉にさらされた 子どもは
     鈍い良心の もちぬしとなる

     しかし、激励をうけた 子どもは
     自信を おぼえる

     寛容にであった 子どもは
     忍耐を おぼえる

      賞賛をうけた 子どもは
     評価することを おぼえる

     フェアプレーを経験した 子どもは
     公正を おぼえる

     友情を知る 子どもは
     親切を おぼえる

     安心を経験した 子どもは
     信頼を おぼえる

      可愛がられ 抱きしめられた 子どもは
     世界中の愛情を 感じとることを おぼえる』(注)

 子どもを持ってつくづく感じますが、この詩は、人と人の結び付きの大切さ、人を愛することの大切さ、人への思いやりなど今の社会でともすれば忘れられがちな、しかし,子どもの成長過程でとても大切な要素を見事に表現していると思います。非常にこの詩には、私は感銘を受けました。

 家族というコミュニティーの最小の単位の中にあって、このようなことを自然に学んでいけると良いと思っております。また、愛子にはいろいろな経験をさせたいと思います。

 私自身、幼少のころから両親である今の両陛下にいろいろな場所に連れて行っていただき、そのなさりようを見ていたことが、今日でもとても良かったと思っております。その意味でも、愛子が公務を始めるというのではなく、私たちがやっている姿を見せることも大切と考えます。

 3歳になりましたので、いろいろな意味で社会性を身に付けていくことも大切と思っています。言葉もかなり自由に出ますので、日常生活でのあいさつや、これはもう前からしておりますが、食事のときの「いただきます」、「ごちそうさま」など、また,何かしてもらったときの「ありがとう」という言葉などは大切と思っています。

 幸い,年齢の異なるお友達にも恵まれて、リトミックの先生方のご指導を得て、生活における簡単なルール、例えば列を作って順番を守ることなど少しずつ身に付いてきていると思います。

 昨年の暮れから今年の正月にかけては、お餅(もち)つきや凧(たこ)揚げ、独楽(こま)回し、羽根突き、カルタ、そして雅子がしている書き初めのわきで、遊びで習字なども一緒にいたしましたが、これは、私たちが愛子に日本の古くからの習慣や文化にも触れてほしいと思ったからです。

 私自身,幼少のころから両陛下の下で百人一首に親しんでいましたし、雅子も外国生活が長い中で、両親が日本文化を忘れないようにと正月にはよく百人一首をしたといいます。

 愛子には七五調の使われている童謡などを通して自然にこのリズムが身に付き、簡単な七五調の言葉遊びが楽しめるようにと思っています。あわせて、このような日本の良い習慣が現在少しずつ失われつつあることを残念に思い、是非、今後も永く子どもたちの間で親しまれることを心から願っております。

問4  

 皇太子殿下はさきに、時代に即した新しい公務を宮内庁と相談しながら、ご夫妻で模索していきたいと話されました。新たな公務についても、天皇陛下と秋篠宮殿下からそれぞれ言及がありました。この点も含め、ご夫妻が描かれる新たな公務の方向性や、具体像についてのお考えをお聞かせください。 

皇太子殿下

 公務の分野については、今後、我が国内外の変化によって重要性を増す分野の事柄について、新たな要請がある場合には、積極的に考えていきたいと思います。

 そのような分野として私が当面考えているのは、まず環境問題です。

 一昨年京都で開かれた世界水フォーラムの名誉総裁を務めた経験から、水の問題は今後環境問題として大変重要になってくることを感じました。そして本年3月から愛知県で開催される日本国際博覧会、愛知万博には、私は名誉総裁として関与しておりますが,この博覧会は環境問題を考える上で非常に貴重な場となると思います。

 次は、子どもと高齢者に関する事柄で、我が国や先進諸国において少子高齢化の傾向が急速に進む中で、子どもや高齢者の福祉の問題のほか、子どもの教育の問題も重要性を増していくと思っております。

 さらに、国際的な文化面での交流や、諸外国との友好親善関係の増進も、ますます大切なものとなってくるでしょう。例えば、私が本年実施される「日本におけるドイツ年」の名誉総裁をお引き受けしたのも、そうした考えに基づくものです。

 その外に、我が国における産業・技術面での様々な新しい動きも、将来の人々の生活に大きな影響を与えるものとして,注目に値するものと考えております。




※大変、不敬かと思ったが、「皇太子殿下のお誕生日に際しての記者会見」から、抜粋させていただいた。

現在、我が国の混乱の原因の一つに、マスコミやサヨクが賞賛し、また多くの人がほとんど非難しない、「価値観の多様性」というもっともらしい言葉がある。

この言葉によって、価値観がバラバラになり、さらに「人権」という妖怪が大手を振っているために、自分勝手に生きることが当然の権利というわがままな風潮がはびこり、我々の先人が作り上げ守ってきた、「秩序」が崩壊しかかっている。

秩序とは、一言で言えば、社会が安定するための方法論ということだ。一体どのような仕組みにすれば、社会全体がまとまりがついていくか、こうしたことを考えるのが、秩序という考え方だ。

現在、西洋型の民主主義が流行り、国民主権というの思想が広がっている。確かに、これ自体はそう悪いことではないが、ただ、すべての人が主権者、すべての人がリーダーという考えは、一見多くの人の心をくすぐる甘い香りは漂ってはいるが、真実のあり方ではないと思う。

本当は、そうしたことであっては、結局、烏合の衆へと化していく恐れが非常に強いのだ。やはり人間は、指導者というものがどうしても必要で、また、その指導者選びのための方法論、組織論というのが、何にもまして大切となっていく。

何が大事かと言えば、多くの人が集まったときに、その意見の統一というか、統一ある方向性が重要となってくるのだ。個性の数だけいろんな意見があるが、団体として、集団として、決定し、行動していくためには、何らかのまとまりというのが大事で、まとまりをつけなければ、その集団の力は弱まり、大きな成果を挙げることが出来なくなるからだ。

そして、指導者たるべき者は、神の心を心として生きられる人、神の心を心として、日々、人びとを導ける人。こうした方が指導者になるべきであって、それを知っていた先人が、智慧を絞って作り出したのが、ご皇室というものではないかと思っている。

だから、我々、日本人はご皇室からのご発言には十分に注意を払って、その方向性を良くわきまえた上で、様々な政策というものを作っていかなければならないと思うし、また発言していかなければならないと思う。

今回の皇太子殿下のご発言の中にも、今後の我が国が歩むべき方向性が多数盛り込まれていたと思う。一人一人が、この内容をよく噛み締めかつ、よく智慧を絞って、今後の日本のあり方に発言していかなければならないと思う。

結局、秩序というものは、何百年、何千年と、連綿と続いていく国としての安定感、あるいは民族としての安定感につながっていくものであって、この考え方がないものは、やがて消え去っていく運命にあると言えよう。
by sakura4987 | 2006-06-20 15:30

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