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◆理解に苦しむ「愛国心」への反対論


平成16年8月27日(金)産経新聞

政治評論家・屋山太郎  成立急がれる教育基本法の改正

 ≪日本の将来に危機感増す≫

 教育基本法の改正を求める動きは政界にも教育界にもはじけるような勢いで盛り上がっている。本来なら憲法改正を先行すべきだが、憲法改正の手続きが困難すぎて、それを待っている間にも日本が沈没しかねない。民間教育臨調(代表・西澤潤一元東北大学学長)は遅くとも今年末までに草案をまとめ、来年には成立させるよう与野党に要望書を出している。

 基本法改正をめぐる状況は整った。これまでは「社会主義社会をつくるために日本を全否定する」というのが社会主義政党や日教組の教育目標だった。そのためには日本の伝統や文化を否定する。過去の戦争について永遠の贖罪(しょくざい)意識を持たせる。愛国心が恰(あたか)も戦争の原因だったかの如く教える。日の丸や君が代は愛国心を涵養(かんよう)するから反対だという理屈だ。

 しかし、こういうこじつけが、どうやら単なる暴論にすぎないことが、ようやく一般国民にもわかってきた。良識の再構築をしなければ日本は将来にわたって、もたないという危機感さえ生まれてきた。教育の基本には自分の国を愛するという「愛国心」が不可欠である。私は一九六五年に初めて海外に赴任したが、日本人が一段と高い尊敬を得ているのに感銘を受け、「オレも日本人として恥ずかしくない行いをしよう」と密かにはらに決めたものである。

 ≪法守れぬ教師は教壇去れ≫

 中曽根内閣が行った臨時教育審議会で教育の目的に「地球市民の育成」などと主張する委員がいたのに呆れ返った。その人物はその後、代議士になって防衛庁長官を務めた。地球市民などという発想こそ無国籍者をつくり出し、「日本のため」を飛び越えて、テルアビブ空港で外国人を何十人も殺した岡本公三を生んだのである。当時の文部省(現文科省)は日教組に迎合して、日本の良き徳目を惜しみなく捨てた。

 自・社二大政党時代とあって、自民党の文教族も社会党、日教組に妥協を繰り返した。その悪しき馴れ合いをかなぐり捨ててもらいたい。自民党は基本法に「愛国心」という言葉を明記して、愛国心の再興こそが日本を再構築するとの認識だ。対して与党の公明党は「国を大切にする心」にせよと言っている。「愛国心」を忌避する理由があるのなら誰にでも分かるよう明快に説明してもらいたい。

 それが宗教上の理由とか池田大作氏の発想というのなら、明らかに政教分離の憲法二〇条違反だ。自国はもちろん、他国の国旗・国歌に敬意を払うのは中国以外ならどこの国でも自然に行われている。国旗も国歌も法定されていない先進国は多々あるが、これは国内に異論があるからではない。尊重し、敬意を払うのが当たり前だからだ。

 私は九九年に国旗・国歌が法定化されるまで、わざわざ法定するまでもないという意見だった。だが「法定されていない」ことを日の丸・君が代反対の根拠にしている手合いがいるのを見て、いっそ法定して問題を片付けたほうが良いと思うようになった。

 ところが今度は「信条の自由」で反対するものが出てきた。法定されたものを「信条の自由」で拒否する者には公立学校の教師たる資格はない。国会で多数決で決まった法律に公務員が従うのは当然だろう。

 ≪首長の明快な姿勢が重要≫

 国旗・国歌法を受けて学習指導要領には掲揚と指導を定めている。ところが、文科省も各地方の教育委員会も争いを恐れて教員の無法を見てみないふりをしてきた。

 しかし今年、東京都は公立小・中・高校の卒業式と入学式で、国歌斉唱の際、校長の職務命令に反して起立しなかったりした教師約二百人を戒告などの処分にした。また生徒が起立しなかったのも教師の指導不足だとして校長や教師六十七人に厳重注意した。この方針は三月都議会で横山洋吉教育長が明らかにしていた。自国の国旗・国歌に敬意を払うのは愛国心の基礎である。東京都が断固、処分することにしたのは石原慎太郎知事の揺るぎない姿勢に負うところが大きい。

 教育委員会は、どこの自治体でも首長の姿勢を窺って、思い切った指導ができないのが常だ。知事の姿勢が明快で、方針が持続されるとわかってはじめて動き出す。石原知事も都教委も違反者は何度でも処罰する姿勢だという。

 処分が五回続くと分限免職となり、無法教師は学校から全員排除されることになる。朝日新聞は「処分という脅しをかけるな」(四月二日付)といっているが、処分なしでこの教師たちがまともになると思っているのか。
by sakura4987 | 2006-06-20 15:34

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