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◆新潟県中越地震 「政治」不在だった夜


平成16年10月26日(火) 産経新聞  パフォーマンス忘れた首相

 新潟に大地震が起こり、台風が何度も日本列島を襲来するのは何も小泉純一郎首相の行いが悪いからではない。

 だが、新潟県中越地震が起きた直後の小泉首相の行動には(野党のみなさんはなぜか寛容なようなので)、あえて苦言を呈したい。

 地震発生時、首相は都内の六本木ヒルズで東京国際映画祭の開会式出席中だった。一国の首相が国際映画祭に出席して、映画産業を支援する姿勢を示すことは、日本文化の情報発信という国家戦略にかなったことだ。来賓のあいさつが終わるまで約一時間、現地に踏みとどまったことも、その時点で情報が少なかったこともあり、非難するのは酷だろう。

 問題はその後だ。六本木ヒルズ出発後、なぜ情報が集中し指示がすぐ出せる首相官邸に向かわず、品川区の公邸に戻ってしまったのか。まったく理解に苦しむ。

 公邸で秘書官らから報告を受け、電話で閣僚らに随時、指示を出しているから、官邸に行く必要はなかった、と反論されるかもしれない。

 だが、それは間違っている。地震災害といった「非常時」では、国家がちゃんと機能していることを指導者が目に見える形で示してこそ、被災者や国民は安心する。

 首相周辺によると、六本木にいる間に、首相は「新幹線脱線」の情報を得ている。四十年に及ぶ新幹線史上、初の異常事態だ。この情報だけでも周辺地域の被害は甚大ではないかとの連想は、簡単にできる。事実、報道各社の官邸詰め記者の多くは、「新幹線脱線」の報を聞いてとるものもとりあえず、官邸に向かった。すぐにも非常災害対策本部が設置され、首相をはじめ関係閣僚が官邸に続々と集まってくると想定したからだ。

 なのに、待てどくらせど閣僚は村田吉隆防災担当相一人しかやってこない。官邸にはマニュアル通り「対策室」が設置されただけで、首相や細田博之官房長官、それに三人の官房副長官は地震発生当日、誰も顔を見せなかった。

 たるんでいる。

 と言って悪ければ為政者に必要な「想像力」が著しく欠けていたのではないか。

 夜で被害の状況がつかめなかった、情報も乏しいのに閣僚が集まっても仕方がない、というのは言い訳に過ぎない。

 余震が続き、電気もつかない不安で寒い夜を何万人もの被災者が過ごしているかもしれないとの「想像力」が少しでもあれば、「政府は懸命に救助活動を行っている。まもなく水や食料など救援物資も届く」との肉声でのメッセージを出していたはずだ。

 首相は好きなパフォーマンスを忘れてしまったのだろうか。あの夜の官邸は「官僚」だけが働き、「政治」は不在だった。



※今回はどういうわけか、あまりマスコミが叩かない。多発する自然災害は総理の責任ではないと書いてあるが、果たしてそうだろうか。古来より、天変地異が起こるのは施政者の責任とし、上に立つ者は自らを反省してきた。これが政(まつりごと)の原点である。この原点を国民も政治家も忘れているがために、天が警告しているとしか私の目には映らないのだが。この様なことを書いていると、まだまだ続くぞ。
by sakura4987 | 2006-06-20 15:57

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