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◆教員免許更新制 資質向上のために導入を

平成16年10月26日(火) 産経新聞

 中山成彬・文部科学相は、教員免許の更新制を中央教育審議会に諮問した。教員の資質を向上させるための有力な方法である。

 この諮問は、指導力不足教員の急増に対応するために行われた。中教審では、教員免許更新制の意義、免許の有効期限、更新手続きなどについて検討される。導入する方向での前向きな議論を期待したい。

 中教審は平成十四年二月の答申で、教員免許更新制の導入を見送った経緯がある。「他の公務員と比較し、教員のみへの更新制導入は慎重にならざるを得ない」「免許授与の際に適格性を判断しておらず、更新時に適格性を判断する仕組みはとり得ない」などの理由だった。

 しかし、教員は日本の未来を担う子供たちを育てる重要な任務を担っている。他の公務員より厳しい資格認定の制度があってしかるべきである。免許授与の際に適格性を判断していないのであれば、これからは適格性を判断する仕組みに改めるべきだ。

 最近、教員の採用試験が難しくなったこともあり、赴任当初は授業準備などに熱心な教員が多いとされる。しかし、何年か経つと、初心を忘れ、マンネリ化する傾向が強い。免許が終身、保障されていることも原因の一つだろう。適切な時期に、免許更新のための評価を実施する必要がある。

 「授業が成り立たない」「子供や保護者と信頼関係が築けない」などの理由で、教育委員会から「指導力不足」とされた教員は昨年度、四百八十一人と前年度より66%増えた。

 また、平成十四年度、わいせつ行為などで処分を受けた教員は百四十八人と前年度(百人)を大きく上回った。今春、東京都立高校の卒業式で、君が代斉唱時に起立しなかった教員約二百人が処分を受けた。これらは指導力不足というより、不適格教員だ。

 一方、意欲的な教員も少なくない。本紙「from」欄で、たつみ都志・武庫川女子大教授は、高校を留年した息子が熱血新担任とクラスメートに恵まれ、立ち直っていく様子を書いていた。今の教育現場では、こうした熱血教員は十分に評価されない。

 免許更新制に加え、教育に情熱を燃やし、能力の高い教員が相応の評価と処遇を受ける制度の確立も急務だ。




※免許更新は必要だと思う。が、その前に教員を養成する機関を何とかできないか。はっきり言って、本来、教員の資格もない人間を輩出しているのではないか。その尻拭いをいくらしても「臭い物にふた」であって、聖職者として、人間的に尊敬される教師は出てこないだろう。金八先生を教師の鏡とするようでは情けないぞ。人間的に尊敬できる教師を輩出する事にこそ力を入れるべきである。最近はボーっとした先生が増えてきたと聞く。 
by sakura4987 | 2006-06-20 17:09

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