人気ブログランキング |

★★★ 日本再生ネットワーク 厳選ニュース ★★★

sakura4987.exblog.jp
ブログトップ

◆再認識したい糖尿病の社会的コスト

平成16年10月9日(土)産経新聞

医療財政圧迫し子の躾にも影響

≪透析治療に年間1兆円超≫

 透析なしでは生きていけない腎臓病患者が毎年約一万人のペースで増え続けている。腎臓病患者はかなり多いのだナ、と他人事と思ってはいけない。実はこの患者の41%は糖尿病から来ているのだ。二十年前にはわずか7・4%であったからその増加はまさに脅威といっていい。

 透析療法は現在かなり安価になってきたが、それでも一人当たり一年間で約五百万円かかる。昨年末におけるわが国の患者総数は二十三万七千七百十人なので、透析治療のために年間約一兆二千億円の費用がかかった計算だ。これは同年の総医療費約三十二兆円の約3・8%に当たる。

 一方、腎不全のもう一つの治療法である腎移植については、七年前に脳死での臓器提供を認める法律が施行されたものの、提供の条件に関して非常に厳しい制約がついたため、全国で年間の提供者は六十-七十人である。他方、腎移植を待って登録している患者は約一万二千人おり、約百七十倍の狭き門となっている。このような状況を改善するには、法律を改正して腎提供を促進すると同時に国をあげて生活習慣を改善し、糖尿病を押さえ込まねばならない。

 糖尿病は、ごく一部の若年者を中心に発生するタイプのものなどを除けば、自らの生活習慣がもたらしたものである。この点から自己責任病ということもできよう。これを治療するには食事療法と運動療法であることは周知のことだが、問題はこれを実践できるか否かにかかっている。食事については内容を吟味し、量を抑え、特にカロリーの高い脂肪分を減らすことが大切である。

≪人類衰退にも繋がる恐れ≫

 第二次大戦からその後の食糧事情が悪かった時代にはほとんど影を潜めていたこの疾患が、ここ二十-三十年間にどんどん増えてきた理由としては、まず飽食と電化生活をあげることができよう。

 食生活では自家製の弁当に代わり、カロリーの高いコンビニ弁当など外食産業が花盛りとなり、残業や飲食などで生活が夜間にずれ込んだため、食事をしてすぐ寝てしまう夜更かしや、朝寝坊の生活習慣が身についてしまった。

 これに加え職場での移動はエレベーター、外での交通は自家用車やタクシーで便利になり、歩くことが大幅に減少してしまった。さらに自販機の普及で子供のころから甘い飲み物になれて成長した人は甘みに対する閾値(いきち)が上昇しており、甘くなければ満足しない。親不在の家庭で放任された子供は手っ取り早さにひかれていわゆるジャンクフードのとりこになってしまう。

 糖尿病は糖代謝の異常により、主として体内の細かい血管が詰まってくるためにおきる病気である。血液の循環が悪くなり、腎臓の働きが低下して糖分の入った薄い尿しか作れなくなる。また眼では網膜が剥離(はくり)し、血管が破裂して出血し、ひどい場合には失明してしまう。また手や足でも血管の閉塞(へいそく)により先端部に壊死(えし)をおこし、これに細菌の感染がおき、やがて足を切断せざるをえなくなる。悲惨この上ない。

 このような恐ろしい病気を予防するには、本気で自分の生き方を再検討する必要があろう。まずは就寝時間を早めるなど生活習慣を改めることから始めなければなるまい。経済のグローバル化により、夜も働き続けなければならないという強迫観念に捉われている人もいるが、まず大切なのは自分の体である。

 「早寝早起き体の薬」「早起きは三文の徳」「早起き早寝の病知らず」など早起きが体にいいことは古来、声高に叫ばれていたものだ。また現在流行している飽くなき利便性の追求は、人間本来の能力を低下させ、ひいては人類の衰退につながる可能性を秘めている。

≪真の豊かさは何か自問を≫

 一方、子供達には我慢することを教えなければなるまい。夫婦共稼ぎでは子供を放っておくことが多いため、会えば甘やかし、迎合することはないだろうか。

 いま子供の躾(しつけ)で最も大切なのは忍耐力を養うことであると思う。また食育という言葉があるように食事に関心を持たせ、必要なときに、十分な栄養を与え、運動をすすめ、健全な肉体を作っていく配慮も欠かせない。

 人間はホルモンの分泌など昼間行動して、夜は眠るようプログラムされているのである。深夜に子供を連れ出して事故に遭うなどもってのほか。子供を育てることは親も一緒に育っていくことだ。ここらで立ち止まって、人生における生き甲斐や、本当の豊かさとは何なのかを自ら問いかけてみる必要があろう。




※透析治療の費用が1年間約500万円。すごい金額だ。その半分が糖尿病からだそうだが、自分の不注意から他の人にこの金額を負担してもらうわけで、健康には注意しなければならないと実感した。「色心不二」と言うが、心も体も共に健康でありたいものだ。どちらか一方がおかしくなると、もう一つも普通ではいられないという意味だそうだ。自然の法則に逆らうと、必ず反作用が伴う。お互い注意しましょう。

ただし、私は「脳死」による臓器移植には原則、反対だ。まず、人間は物ではないと思っている。勉強してみると、脳死状態の人は死んでいないようだし、意識もあるようだ。意識がある中で、解剖などされたらたまったものではない。そもそも医者や政治家に人間の死を決定するだけの資格があるのだろうか。答えは宗教にこそ求めるべきだと思う。真の宗教の出現が求められるし、日本人は唯物論に染まってはならない。脳死については、産経新聞や上記の筆者とは意見を異にする。 
by sakura4987 | 2006-06-21 12:06

毎日の様々なニュースの中から「これは!」というものを保存していきます。


by sakura4987