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◆[日米中比較]「元気がないぞ日本の高校生」


読売新聞 平成17年3月16日(水)

 勉強が嫌い。消極的で自信がない。将来に悲観的で自分の国に誇りが持てない――。これが現代の日本の高校生気質だとすれば、あまりに寂しい。

 日、米、中3か国の高校生を対象に、学習意識や日常生活などについて調査した結果が公表された。

 日本の生徒が勉強しないことに驚かされる。平日、学校以外の勉強を「ほとんどしない」という生徒が45%に上る。米国は15%、中国は8%だった。

 同様の傾向は昨年末の国際学力調査結果でも指摘された。日本の高校生は授業以外の勉強時間が週6・5時間で韓国の約半分。調査国平均の8・9時間も下回った。日本の生徒の「読解力」低下が明確になったことは記憶に新しい。

 今回の調査結果を見ると、勉強態度も問題だ。「授業中、よく寝たり、ぼうっとしたりする」生徒が4分の3もいる。逆に「自ら進んで勉強している」「わからなければ先生に積極的に聞く」という生徒はそれぞれ4分の1、3分の1にとどまる。学ぶ意欲と努力が乏しい。

 「今の生活で何でもできるとしたら、何がしたいか」の問いに、「遊んで暮らす」の答えが3か国のうち日本が一番多く、38%もいた。自分の将来を「だめだろう」「あまりよくない」と悲観的にみる生徒も16%と飛び抜けて多かった。

 こうした傾向は、中央教育審議会も2年前の答申で指摘している。例えば「自信喪失感や閉塞(へいそく)感が広がっている」「青少年の規範意識や道徳心、自律心の低下、いじめ、不登校、学ぶ意欲の低下などの課題を抱えている」などだ。以前から深刻な事態に陥っているのに、何ら改善されないままになっている。

 がく然とさせられるのは、「国」に対する意識のありようだ。

 自国に誇りを持っているか、の質問に「持っていない」と答えた日本の高校生は半数近くに上った。国旗・国歌を誇らしく感じるという生徒は米、中ともに5割前後いるが、日本では1割強だ。

 誇りも何も感じない、という日本の生徒が国旗で57%、国歌で65%もいる。1989年の調査より増えた。学校式典での国旗・国歌に「起立して威儀を正す」ことをしない生徒は7割に上る。イデオロギー的な嫌悪感を示す教師の存在が、背景にある一つの要因ではないか。

 「愛国心」を盛り込むことに与党内からも異論が出た教育基本法改正案は、今国会への提出が見送られた。自分の国を誇りに思い、素直に愛せないのは不幸なことだ。

 調査から浮かび上がった問題点を、日本社会全体が重く受け止めるべきだ。

◆◆◆ 朝日新聞 ◆◆◆

 勉強に対する態度について、「授業中、よく寝たり、ぼうっとしたりする」と答えた生徒は日本が73.3%に上ったのに対し、米国は48.5%、中国は28.8%だった。

 就寝時刻は、米国と中国はいずれも4割程度の生徒が午後10~11時で最も多いが、日本はこの時刻は1割程度。最も多いのは午前0~1時で35.6%、1時以降も22.9%いた。とはいえ、遅くまで勉強しているわけではないようで、平日に「学校以外ほとんど勉強しない」と答えた生徒は日本が45.0%で最も多く、米国の15.4%、中国の8.1%を大きく引き離した。

 自分の将来予測を10年前の94年調査と比較したところ、「輝いている」「まあよいほうだが最高ではない」と肯定的に答えた割合は、94年の計74.9%から計54.4%まで落ち込んだ。

◆◆◆ 自己中心で刹那的-日本の高校生 米中に比べ際立つ低さ 産経新聞 ◆◆◆

国に誇り51%/親の面倒43%

 「国に誇りを持っている」という日本の高校生は51%で、米国、中国に比べて二割以上少ないことが日・米・中三カ国の高校生を対象にした意識調査で分かった。日本の高校生は「将来を思い悩むより、その時を大いに楽しむべきだ」「親の面倒をみたくない」と考える割合も三カ国中で最も多く、刹那(せつな)的、自己中心的に生きる日本の若者意識が浮かび上がった。

≪国旗・国歌≫

 調査は、財団法人日本青少年研究所(東京・新宿)が昨年九月から十二月にかけて、三カ国三十五の高校で行い、三千六百四十九人が回答した。

 「自分の国に誇りを持っているか」との設問に、「強く持っている」「やや持っている」と答えた日本の高校生はあわせて51%と、米中両国に比べ目立って低かった。国旗、国歌を「誇らしい」と思う割合も、米中両国の半分以下。「国歌を歌えるか」との質問には、「歌える」と答えた日本の高校生は66%にとどまり、三人に一人は、「少し歌える」「ほとんど歌えない」と答えるなど、国旗国歌に抵抗感を植え付ける自虐的教育の影響を懸念させる結果となった。

 こうした意識は国旗国歌への敬意などに表れ、「学校の式典で国歌吹奏や国旗掲揚されるとき、起立して威儀を正すか」との質問に「起立して威儀を正す」と答えた日本人高校生は米中の半分以下の30%。38%は「どちらでもよいことで、特別な態度はとらない」と答え、国際的な儀典の場で、日本の若者の非礼が批判を受ける下地となっていることをうかがわせた。

≪将来・意欲≫

 将来への希望を問う設問では、「将来は輝いている」「まあよいほうだが最高ではない」と答えた割合は中国が80%と最も高く、日本は54%で最も悲観的であることが分かった。

 さらに、勉強については「平日、学校以外でほとんど勉強しない」が45%(米15%、中8%)、「授業中、よく寝たり、ぼうっとしたりする」も73%(米49%、中29%)と、学習意欲も米中に比べて明らかに低いことが裏付けられた。

 生活面では「若いときはその時を楽しむべきだ」と答えた高校生の割合も三カ国で最も高かった。

≪恋愛・家族≫

 恋愛観では「純粋な恋愛をしたい」と考える割合は九割と日本が最も高かった。しかし、結婚後「家族のために犠牲になりたくない」も日本がトップ。将来「どんなことをしても親の面倒をみたい」は三カ国で最も低く、逆に「経済的な支援をするが、介護は他人に頼みたい」が18%と、米国9%、中国12%を大きく上回った。

 こうした結果から「純愛で結婚したいが、家族の犠牲にはなりたくない。親の面倒は金で他人に見てもらいたい」という自己中心的な恋愛観・家族観が浮かんでいる。
                  ◇
【識者コメント】

 ■親から啓蒙する必要

 森隆夫・お茶の水女子大名誉教授(教育行政学)の話 高校生になって自国に誇りを持てないのは、情けないこと。自分自身にも誇りを持っておらず、胸を張って生きていないのではないか。少子化に加え、数少ない子供の質が低下する「劣子化」が今の日本の問題。個人は社会に支えられており、「国あっての自分」「家あっての自分」ということを理解していない。

 対策として、学校と家庭で日本流の人生観教育・職業観教育を実践し、幼いころから自分と国との関係を考えさせることを提案したい。本来、総合学習や生活科はそういった教育を行う場なのだが、指導法に問題があるために実現していない。ただ、子供の教育は一義的には家庭が行うもの。まずは親に対する信念調査を実施して、親が子供や国の将来についてどのように考えているか把握し、親を啓蒙(けいもう)する必要がある。

■自信持たせる環境を

 教育関係の著書も多い精神科医の和田秀樹氏の話 大人が考える以上に、若者の間にあきらめが氾濫(はんらん)し、刹那的になっている。

 バブル経済前は、頑張って勉強すれば誰でもある程度の生活ができるという、社会に対する確信があった。しかし終身雇用が崩れ、大学を出ても就職できない状況になり、将来に希望を持てなくなっている。

 あきらめの早さの背景には、社会に対する不信とともに、日本という国や自分自身に対して誇りを持てなくなったことが挙げられる。誇れる気持ちを植え付けるのは学校教育の役割ではあるが、学校だけで実現が難しいのも現状だ。

 学校が徹底した学力向上策を図って最低限の自信を植え付けた上で、マスメディアも含め社会全体が若者が誇りを感じられる環境を作り出す必要がある。

※この内容に加えて、他にもいろいろ面白いアンケートがこちらに全て載っているので参考にしてもらいたい。

最近、この種の調査結果には慣れっこになってしまっているが、全文を印刷して改めて眺めてみると、改めて残念に思う部分もあるし、やはりと納得する部分も出てくるし、悪いばかりじゃないじゃないと少し安心する部分も出てくる。

それぞれが自分の目で確かめることが必要だろう。国によって文化の違いもあるので、一概に良し悪しを言えない部分もあると思うが、やはり総じて言える事は、日本の高校生が一番よくない答えが多いようだ。記事にもあるが、例えば、

「親が高齢になって、健康状態が悪く日常生活をいくらか助けてもらわなければならない時」

●どんなことをしても面倒を見るが、・・・・・・・・・・・・・・ 日本43.1% ・ 米国67.9% ・ 中国84.0%
●経済的な支援をするが、介護は人に頼みたい・・・・ 日本18.3% ・ 米国 9.2% ・ 中国11.8%

兎にも角にも、道徳教育だ。これをとにかくしっかりやり直さなければならない。教育基本法の改正も大事だが、いくら新しい皮袋に変えても、その中に入れる内容が大切なのであり、これをしっかり監視しなければならない。私としては、今まで以上にこれに力をいれなければならないと、改めて深く思い入った次第だ。


家庭は、民族の幸運と不運の源泉である。 ― マルチン・ルター
by sakura4987 | 2006-06-21 12:23

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