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◆まず日本語、日本文化


平成16年9月29日(水)産経新聞

【from】藍川由美

 外国へ行くと、必ず「日本の音楽」について質問される。私は「百年前の音楽、それとも千年前の…」と聞き返す。
 彼らは「今まで多くの日本人に同じ質問をしたが、明確な答えを得られなかった」という。そして、日本の音楽家は、なぜ自国の音楽に関心を示さないのかと不思議がる。

 「日本人がヨーロッパ諸国の民族音楽を勉強したがるのは、日本にろくな音楽がないからだと思っていたよ」

 「とんでもない。あなたたちの民族音楽よりもずっと歴史も古いし、伝統もあるのよ。千年以上も同じ音楽や演奏スタイルを継承している国がほかにある」

 「じゃあ、これまで知り合った日本人は、なぜ雅楽や声明(しょうみょう)のことを教えてくれなかったんだ」

 いつもここで私は言葉を失う。音楽教育のせいなのか。それとも個人的な趣味の問題? 

 いずれにせよ、プロの音楽家なら自国の音楽を熟知していて当たり前。音楽や語学の習得は自他の違いの認識から始まる。だが、日本人は伝統音楽どころか、自国の文化の前提となる母国語にも無関心だった。

 日本語を学ぶ外国人が困惑する発音の一つに「ん」がある。英語でも中国語でも、MとNを区別しなければ意味は通じない。たとえば、英語のMAM(母)とMAN(男)のように。

 ところが、日本語の場合、歌手やアナウンサーらの発音に注意を払えば払うほど困惑させられる。歌手の中には「人生」を「じMせい」、「リンゴ」を「リMゴ」と歌う人がいるし、俳優やアナウンサーの中には「ありません」「いりません」という語尾の否定形を口を閉じてMで発音する人がいる。

 日本人同士ならそれでも話は通じるが、外国人は本当はMなのかNなのかと悩んでしまう。否定の「ん」は元は「ぬ」なので、当然Mにはなり得ない。

 外国語熱も結構だが、まず日本語や日本の文化をやりませんか。




※恥ずかしながら、私も我が国、日本のことを詳しくは知らない。一番の責任は自分であり、学校教育の責任にするのは卑怯かとも思うが、それでも一言いいたくなる。もっとその重要性や必要性だけでも習いたかった。出来れば、大切なことは丸暗記させてもらいたかった。この年になってみて、学生時代の頭脳と有り余る体力や時間を無駄に過ごしたことを後悔もするが、今からでも学んでいこうと思う。いくつになっても知的な欲求不満があることは素晴らしいことだと思う。 
by sakura4987 | 2006-06-21 16:40

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