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◆フリーター 5年間で倍増


平成14年 20-24歳男性の26%   平成16年12月30日(木) 産経新聞

 20歳から24四歳までの男性労働者全体に占めるフリーターら「非正規労働者」の割合が平成9年からの5年間で倍増していたことが、内閣府経済社会総合研究所の太田清上席主任研究官の分析でわかった。金融機関の相次ぐ破綻(はたん)で不況が深刻化し、企業が正社員の採用を抑制した結果、高校や専門学校の卒業者にしわ寄せが強まり、フリーター化が加速していった実態がうかがえる。

 分析は総務省が5年ごとに全国40万世帯を対象に実施している「就業構造基本調査」から、「学生アルバイト」を除いた男性の正規・非正規労働者を抽出した。フリーターには派遣社員が含まれる。

 同調査の9年と14年のデータを比べると、「20-24歳」までのフリーターの割合は、平成9年に13・1%だったが、平成14年には26・2%と倍増。9年には「7・6人に1人」だったフリーター率は、5年後には「3・8人に1人」に高まったことになる。

 「25-29歳」では7・9%から13・9%(1・76倍)に、「30-34歳」も7・5%から11・0%(1・47倍)へと、フリーター率が上昇している。

 フリーターの増加に伴い、「20-24歳」までの男性労働者の所得格差(ジニ係数)も、9年からの5年間で19・1%から22・1%に上昇した。仮に、手取りを平均で300万円として試算すれば、所得格差は57万3千円から66万3千円に広がったことになる。

 太田上席主任研究官は「フリーターの割合が高まる傾向は変わっていない。若年労働者が職業能力を高めてステップアップするチャンスを作らなければ所得格差が開くばかりで、就労意欲が失われる可能性がある」と指摘している。





※20-24歳の男性の4人に1人がフリーターと言うことだが、そうなった理由は様々だろうし、人間何が幸いするかはわからないのだから、その職場で懸命に頑張れば良いと思う。何も落ち込むこともないし、不幸感覚を持つ必要もない。人は人材を求めて探し回っているのだから、誰かがその人を必ず観察していることは間違いがない。あとは本人の日頃の姿勢がものを言うのだから、与えられた環境で精一杯頑張るだけだ。 

私もフリーターの経験があるが、振り返ると人生と格闘し、やみくもにもがいていた記憶がある。素直ではない自分もあったろう。自分には合わない職種だと勝手に決め込んでいたのかもしれない。時間の切り売りが空しかった事もあった。また、傲慢だった自分もいたように思うし、人生お金ではないと思っていた部分もあった。 

しかし、この歳になって思うことは、人生は短いようで長いものだなあということだ。若いころから着実さを肝に銘じて努力する人には、まず勝てないことがわかってきた。学生時代の勉強でも、着実に勉強して卒業後は正社員として就職し、忍耐を重ねて40歳代になってくると、20年の重みにはなかなか勝てない。 

「着実さ」。どんなに辛い事や嫌な事があっても、峠から峠を目指して前進し続けるというこの精神的態度は、その人の能力かもしれないが、生まれて後の努力でもある。真の成功には、濡れ手に粟はないし、やはり対価が必要だ。それは努力であり、試練に耐え抜く事だと思う。現在の教育では、このあたりの人生の智慧が教えられていない気がする。 

来年と言はず、今後はますます厳しい時代がやってくるが、厳しさに勝ってこそ未来は開けるのだ。その厳しさを生き抜くには、不退転の決意と、努力、精進する心を大切にすることだと思う。常に、与えられた環境の中で努力を続ける者にとって、諦めずに「粘り抜く」者にとって、未来は勝利しかないのだから。 
by sakura4987 | 2006-06-21 16:49

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