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◆再犯率高い「性犯罪者」


欧米では公表制度 子供守る抜本策必要  平成16年12月23日(木) 産経新聞

 発生から四十四日目。奈良市の女児誘拐殺人事件は三十日、毎日新聞販売店従業員、小林薫容疑者(36)が逮捕され、事件の全容解明に向けて動き出した。しかし、容疑者には過去に幼女への強制わいせつ容疑で逮捕されたことがあり、再犯の可能性が高いとされる性犯罪者の問題が改めてクローズアップされる結果にもなった。子供が狙われる事件は全国各地で後を絶たず、完全な防止は難しいのが現状とあって、専門家からは、外国並みの対策強化を検討すべきだとの意見も出ている。

《公開の国も》

 女性が被害者となる性犯罪事件に詳しい番敦子弁護士は「(偏った)性癖による性犯罪は再犯の可能性が高い。イギリスではそうした犯罪歴を持つ人物を追跡する態勢がある」と指摘する。

 米国でも多くの州で性犯罪者の前歴を公表している。カリフォルニア州では「前歴者」の検索も可能で、性犯罪の再犯者を釈放する場合、裁判官が性衝動を抑制するホルモン剤の定期的投与か、去勢手術かを選ばせる法律も発効している。

 韓国でも青少年を対象にした性犯罪者の身元を官報やネットで公表。いずれも地域住民への注意喚起とともに性犯罪者を牽制(けんせい)する効果を狙った対策だが、公表の是非をめぐる議論も起きている。

《日本の現状》

 法務省法務総合研究所がまとめた平成十六年版の犯罪白書によると、十五年の成人の性犯罪の再犯率は「強姦(ごうかん)」が8・9%、「強制わいせつ」が11・5%。こうしたなか、愛知県警が今年から被害者の不安解消などを目的に、悪質な性犯罪者について、逮捕後に顔写真を公表する試みを始めたが、前歴者情報を地域に開示する動きはない。

 一方で、来年一月一日からは罰則も強化され、集団強姦罪や集団強姦致傷罪が新設されるほか、強姦罪が「懲役2-15年」から「同3-20年」に、強制わいせつが「懲役6月-7年」が「同6月-10年」に引き上げられ、性犯罪には厳しく対処される。

 中央大の渥美東洋教授(刑法)は「強姦罪は刑が軽過ぎるので厳罰化が図られた。抑止効果はあるだろうが、予防にはならない。幼児への性犯罪は極めて再犯性が高いからだ」と指摘する。

 渥美教授によると、米国で性犯罪者の氏名や前歴を公表する動きは、一九九四年にメーガンちゃんという七つの少女が殺害された事件から成立したニュージャージー州の「メーガン法」が契機となった。

 「メーガン法はセンセーショナルにとらえられることもあるが、実はそうではない。地域が情報を共有し、ふだんから注意、監視することで、犯罪者も新たな罪を犯さずに済むという考えに基づいている」(渥美教授)

《学校に限界も》

 警察庁によると、略取・誘拐事件はここ10年間ほど、200件から300件の間で推移している。

 一方、平成8-8年に99%を超えていた検挙率は年々低下。13年には90%を切り、今年上半期は80・1%にまで落ち込んでいる。上半期の発生のうち、13歳未満の子供を対象とした事件は全体の半数の68件で、動機のほとんどは「いたずら目的」という。

 日本の発生の抑止は「とにかく犯人を逮捕して事件を解決すること」(警察幹部)に重きがあるのが現状だ。しかし、少子化が進み学校の統廃合が毎年、約200校のペースで進むなかで、児童生徒の通学圏は拡大傾向にある。それだけに、不審者に付け込まれやすくなる恐れは高くなる。

 奈良の事件後、全国的にPTAや教職員が付き添って集団登下校する動きは広がった。学校の安全対策に詳しい奈良女子大の瀬渡章子助教授は「大人が日常的に子供とかかわる機会を持つことが大切。地域で見守るしかない」と話すが、「学校でできる対策は限られている」と文部科学省。

 渥美教授は「日本では『プライバシーの侵害』『社会復帰が妨げられる』と加害者側に立った意見が叫ばれがちだが、善良な人間が故なく命を奪われるなど、安全な日常生活を送ることに不安を覚えることの方が、社会としては深刻で本質的な問題だ。日本もメーガン法を早く立法化すべきだ」と提唱している。





※やっと逮捕されて一安心だ。この様な人間は死刑にすべきだと以前書いたが、今もその気持ちは変わらない。死刑に比べれば、公開する事など何ということはない、さらし者すればいいのだ。「人権」などと称してそれに反対する輩がいるかもしれないが、それもさらし者にして、その様なたわ言に右顧左眄する必要はないし、善良な国民を守る選択をしてもらいたい。 

そもそも、この様な「内なる神」をなくした人間に何の権利があるというのだろうか。「内なる神」をなくした人間は、当然「外なる神」への信仰も持っていないが、その様な「はるかなる目」の存在を忘れ切った人間に、果たして人としての「人権」が存在するのだろうか。これは深い哲学的議論になるだろうが、私はないと思う。 

人間が美しい心境を護り続け、人生のゴールにたどり着くことは、特に今の様な世の中では平坦なことではなく、その途中には、谷あり、茨の道あり、誘惑の小径ありだ。来年も、急流あり、滝あり、崖ありの年ではあろうが、それでも、知識と経験と勇気と忍耐を持ってそのゴールを目指そうではないか。 
by sakura4987 | 2006-06-21 17:19

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