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◆花粉症対策バラバラ 各省庁、ようやく重い腰も…

平成17年2月24日(木) 産経新聞

 過去最大級というスギ花粉の飛散を目前に、政府は「目のかゆみや鼻水に悩む国民の期待に応えたい」(内閣府筋)と、花粉症対策にようやく重い腰をあげた。とはいうものの各省庁間の対応は、風まかせの花粉さながらにてんでばらばら。専門家は「役所が旗を振って何ができるのか」と冷ややかだ。「効果が表れるのは数十年先」(同)という指摘もあり、つらい季節はまだまだ続く?(垣平裕司)

 「花粉症対策は国民的課題」。今月初め、細田博之官房長官はこう宣言し、小泉純一郎首相の肝いりで、内閣府に「花粉症対策研究検討会」を設置した。これまで政府の花粉症対策は、スギの品種改良が農林水産(林野庁)、医療研究が厚生労働と文部科学、飛散量測定が環境などと五省庁にまたがっており、連携の強化が効果的な対策のカギを握る。

 免疫学の世界的権威である岸本忠三・総合科学技術会議議員をトップに関係省庁の局長級で構成された検討会は、今月四日と十五日の二回、意見を交わした。

 だが“連携”どころか、食べると花粉症の症状を緩和できるコメを開発した農水省に対し、医薬品認可の権限を握る厚労省が「医薬品として扱うべきだ」と噛み付く一幕も。政府関係者は「花粉症に悩む国民不在の議論が始まってしまった」と嘆く。

 会合では、科学的な数値をもとに「花粉の出ないスギへの切り替えは何年かかるか」「思い切ってスギの伐採を進めるべきだ」との意見も出た。花粉アレルギー用のワクチン開発も話題になった。だが、いずれも「数十年単位の長期的な課題」(内閣府筋)ばかりで、即効性は期待できない。

 実は、これまでにも、政府が花粉症対策に乗り出しながら、“縦割り行政”の壁にはばまれるケースは少なくなかった。

 例えば、スギの植林を進める林野庁に対し、厚労省は早くから無花粉スギの開発を要望していたが、林野庁は「労力がかかる」として取り合わなかった。無花粉のスギは「昨年たまたま発見された」(関係者)が、植えかえて効果が出るまでには相当な時間がかかる。

 自民党の国会議員でつくる「花粉症等アレルギー症対策議連」(保利耕輔会長)の小野晋也衆議院議員も、「責任者が誰か分からないことが問題だ」と司令塔の不在を指摘している。平成七年に活動を始めたころは、各省庁の意識は今よりもさらに低く、担当の役人に「誰のための研究なんだ」と声を荒らげる場面もあったという。

 今回、司令塔役となった内閣府は、「意見交換するだけでも大きな前進」と自画自賛。二十三日には各省庁の取り組みを整理し、研究の終了時期を一覧にした「ロードマップ(対策日程)」を策定したという。

 しかし、「対症療法や予防薬はあるが、抜本的な解決策は見当たらない」(文科省)という心もとない状況は、さほど変わらない。花粉症の専門家である佐橋紀男東邦大教授(薬学)は、「(花粉の)観測地点の拡大や研究者のネットワーク化など研究はまだまだこれからが勝負どころ」と話す。

 細田長官は「目前の対応策にも力を入れるべきだ」と関係省庁にハッパをかけるが、今のところ「検討会」の次回会合の予定は決まっていないという。スギ花粉は、今週末から本格的に飛散しはじめる。





※花粉症の季節が始まり、マスクをして街を移動する人が増えてきたようだ。今年の花粉の飛散量は、花粉が少なかった昨年と比べ10~30倍とも言われ、観測史上最高になる可能性だという。これまで花粉症ではなかった人も発症する可能性があるほどだそうだ。

私も花粉症では苦労してきた記憶があり、鼻が詰まったり、眠くなったりと、本当に辛いものだが、花粉症患者数は、全国で2千万人とも言われ、事態はかなり深刻になっており、患者にかかる年間医療費は約2860億円、労働損失も650億円という試算もあるほどで、経済的損失も甚大だ。が、行政は上記のように、期待通り?相変わらずだ。
(-_-).。oO()

花粉症は国民病とまで言われるが、ここまで増大した原因は、1950年代から始まった国の植林政策で、人為的な面が大きく、患者の増大は明らかに「人災」または「政災?」と言っていいと思う。

さて、花粉症対策として即効性があり、有効な対策としては「枝打ち」や「間伐」がある。これによって管理が進み、森林が健全化すれば必要以上の花粉をつけなくなるというし、失業対策にも有効だし、環境問題、温暖化問題にも有効なのではないだろうか。

事実、埼玉県では2003年から枝打ちを実施し始めており、昨年は緊急に新規で116人を雇用しているし、和歌山県では、約600人を雇用して、荒廃した森林の整備を図っている事に加え、都会から次世代の山の担い手が集まってくるメリットもあるという。

この花粉症の事にしても、最近の政治は本当に肝っ玉が小さくなったなあと、つくづく思う。ニート様のために1000億円も使うそうだが、変なところには大盤振る舞いするが、とにかく知恵がないのにはどうしようもない。

どうせ具にもつかない研修などに1000億円も使うなら、ニートを山の中に放り込んで、広葉樹の植林や森林の管理をさせてはどうかと、私なら思う。一石三鳥くらいになるのではないか。兎にも角にも、国は、国策として、大規模な枝打ちなどの対策をすべし!と提言する。

これは、目に見える対策だが、もう一つ、我々人間の側にも責任があるのではないかという考えも大事だろう。スマトラの大津波の時に読んだ記事で、当地の僧侶が「自然の怒りを、人間が防ごうというのですか」と言ったそうだが、この考えも忘れてはなるまい。

現代の日本人が忘れている、何か目に見えないものが、この花粉症の原因なのかもしれないという視点だ。人それぞれに答えは違うと思うが、私は、誠に勝手ながら「自然への畏怖と感謝」だと思っている。僧侶が言われたように、自然と闘うのではなく、自然との調和ある人生が求められているように思えてならない。
by sakura4987 | 2006-06-22 04:18

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