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◆夫が最大限の力を発揮できるように

 夫婦で獲得した「ご褒美」

 「本当に彼はすごい人。私たちが果たせなかったメダルの夢、彼がかなえてくれた」

 山本貴司選手が二百メートルバタフライで銀メダルを獲得した直後、妻の千葉すずさん(アトランタ五輪競泳代表、二百メートル自由形日本記録保持者)と私はメールで喜びあった。

 「山本先輩が帰国したら、すず先輩のスペシャル料理で大パーティーですね」

 山本さんと千葉さんはスイミングスクールの大先輩で、今でも「妹」のようにかわいがってもらっている。一番尊敬していて大好きな二人。

 山本さんは五年前、千葉さんの誘いでカナダへ渡り、女子四百メートル、八百メートル自由形の世界記録保持者、ジャネット・エバンスを育てたバッド・マカリスター氏の“門下生”になった。はじめは、「コミュニケーションもうまく取れないし、精神的にきついときもある」と海外留学に戸惑っていた山本さんだったが、「すずちゃんがいるから安心や」。

 日本では「環境の変化で、十分に泳ぎこめていないのではないか」との声も上がっていた。しかし、昨年の世界選手権で銀メダルを獲得し、「海外での成功」を堂々と証明してみせた。

 今年三月、私はカナダを訪れた。一番驚いたことは、千葉さんが一人で作る日本料理の品々だった。「夫が最大限の力を発揮できるように」とスポーツアスリートに効果のある栄養学を勉強。毎晩、八種類ほどの品々が食卓に並んでいた。とても海外生活とは思えない。山本さんは、「オレのかみさん、料理うまいやろ? 世界で一番や。これがあるから頑張れるんや」と口に含むたびにそう話していた。

 二人は、常にお互いを尊敬し、信頼し合っている。「五輪でメダルを」が夫婦内の合言葉だった。二百メートルバタフライでの銀メダルは、二人で手に入れた「ご褒美」だったと思う。

平成 16年 (2004年) 8月 20日 金曜日
by sakura4987 | 2006-06-22 04:39

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