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◆はびこる「お子供様」 青少年凶悪犯罪の深層を探る (世界日報 06/6/15)


枚方市立桜丘中学教諭 長谷川 潤氏に聞く


 青少年が加害者か被害者になる凶悪事件が後を絶たない。男女交際がこじれた末の殺人事件も相次いでいる。事件の深層にあるものは何なのか。大人たちはどうこれに対処していけばよいのか。

 長年、生徒指導を担当し、『中学生亡国論』『学校の常識』の著者である大阪府枚方市立桜丘中学教諭の長谷川潤氏に聞いた。


≪大人は躾を躊躇するな≫

過保護の風潮が温床 児童の権利条約も問題


 ●――岐阜県中津川市で四月、高校に入学したばかりの少年が交際していた中学二年生を殺害する事件が起きました。少年は中学二年の時、一年年上の女子を妊娠・出産させ、認知もしているという。この事件について聞きたい。


 現代の世相を反映する象徴的事件だと思う。社会を見れば、少年法改正や教育基本法改正の動き、拉致問題に対する社会的関心が高くなるなど良くなる部分もある一方で、悪くなり落ちるだけの社会的側面もあります。中津川の事件は後者の典型的な例です。

 少年犯罪について言えば、大人がこういう子供たちを指導しきれない。また子供が居直ったら、大人が勝てない“下剋上(げこくじょう)”の社会になっています。

 つまり「児童の権利に関する条約」が影響して、子供の意見表明権や自己決定権があるとして、教師は子供に叩(たた)かれることはあっても、叩いてはならないという「お子供様」状態。そんな連中にかかわって職を失いたくない、と教育的情熱をなくしている教師や大人が増えています。

 警察も例外ではありません。昨年、地元大阪の警察で問題少年を逮捕したら、親が謝ってきたのではなく「釈放しろ」と抗議にきました。弁護士を同行して、子供の人権を振りかざされると逮捕も補導もしにくいという空気があるようです。


 ●――少年による凶悪事件が増えている背景をどうみますか。


 情報化社会では、小学生でもインターネットを操り、大人だけしか持っていなかった情報が子供たちにも波及しました。

 さらに大人が子供を対等に扱うようになり、子供たちは態度が大きくなりました。

 だから学校でも平気で教師に暴言を吐いたり、暴力を振るうケースが増えています。校外でも不良グループからひったくりや窃盗などを学んでしまう。いったん、その世界に入ると善悪の価値判断はますます弱まってしまいます。

 彼らにとって自分が必要なものや快感をもたらすものが正しい。

 昨年十二月、大阪市浪速区で姉妹を殺害した山地悠紀夫被告(22)は公判で全く反省の色を見せず、同じ状況になれば、また犯罪を繰り返すかもしれない、と発言しています。

 彼らは他人同士の関係での善悪はある程度理解できても、「自分対他」になると自分が常に正しいとなり、自分に抵抗するもの、不快をもたらすものはみな正しくないとなってしまう。

 中津川の少女殺人事件を起こした少年に「殺人は悪いか」と聞けば、「よくない」と答えるでしょう。しかし、自分との交際をやめようとした少女のことでは、自分が捨てられたと思いたくない。

 自分を裏切った、自分に嫌な思いをさせた者は、彼にとって悪人であり、自分は被害者であるという彼なりの論理から殺人に向かったと言えましょう。彼が、逆送(刑事裁判を受けさせるために検察に戻すこと)されるかどうか。


≪「心貧しい下層」広がる≫

性教育は衝動を助長 看過するな左翼の教育

 平成十五年十一月に起きた大阪河内長野家族殺傷事件(交際していた十八歳の少年と十六歳の少女がお互いの両親を殺害しようと計画して少年が自分の家族三人を死傷させた)で少年は医療少年院送り。これは処罰ではなく、保護して治療を施すものでした。

 静岡県伊豆の国市の少女(17)が、母親(48)に劇物のタリウムを飲ませた事件で、母親は今も意識不明です。静岡地検沼津支部は「刑事処分相当」の意見付きで家裁支部に送ったが結局、矯正施設である少年院に入った。

 人を殺そうとしても、あるいは殺しても、少年少女は保護され治療される。これでは被害者の遺族はたまったものではなく、また犯罪の抑止にもならない。

 家庭裁判所の少年処遇の担当者はワルを行っている少年たちの現実を直視しておらず、治療すれば立ち直ることができるという性善説をとっています。

 ご承知のように山地悠紀夫被告は十六歳の時に母親を殺害して中等少年院送致。二十歳で退院した後も窃盗グループに入り、窃盗未遂容疑で逮捕されている。

 過度の少年保護の風潮と、児童の権利条約が幅を利かせてしまい、不良少年はこの世の春を謳歌(おうか)しています。


 ●――中高生の性体験率がとても高い。専門家の分析では、異性交際を始めると今の若者は、間が持たず、安易に性行動に結び付く傾向が強いと指摘しています。


 少女漫画の影響も大きい。中一ぐらいまでは男子の場合はそれほど性衝動が強くない。ところが、女子の方は少女漫画の影響もあって知識とあこがれ、好奇心を持っています。

 漫画はセックスを美化している面が強い。さらに性教育で知識も深まると、離れた未知の世界のものではなくなる。そして誰か一人でも体験すると「みんな、してる」と表現する。すると心理的に急(せ)かされてしまいます。


 ●――しかも、学校で「快楽の性」を教えては、子供たちもますます好奇心が高まります。


 性教育を熱心に取り組む人たちは、性は恥ずかしくないもの、隠すべきものではないという発想で教えます。そうすると堂々としてよいではないか、とお墨付きを与えることになってしまう。

 彼や彼女らのほとんどは低学力ですからクラブ活動もしていない。家でごろごろしている彼らはゲームをするか万引きするか、そんなことしか考えることがない。


 ●――平成十一年、当時の厚生省が行った日本人の性行動調査結果から浮かび上がってきたのは、性交渉に対する意識の変化です。「婚姻」を前提としたものだったのが、やがて「恋愛」へと変わり、今では「合意」へと変化してきています。性は妊娠出産につながる神聖なものという感覚から、スポーツのような感覚に変わってきています。


 だんだん若者が野獣化しているのです。本能を抑えるのが人間の文化ですが、本能を本能のまま出してしまう風潮になっています。これはアメリカ文明の影響でしょう。どんどん動物化して、人間らしさを失いつつあるのです。だから、中津川事件の少年も中学二年で子供をつくっています。


 ●――躾(しつけ)の根本的な基本は、嫌でもやるべきことはする、そしてやりたいがしてはならないことはしない。ところが、なかなか家庭でこの躾が教えられていません。


 今の教育は子供のしたいようにさせています。児童の権利条例がそれを容認し、教師や親がそれを禁じてはいけない、とうたっています。したい放題させるということは、本能を自由放任にさせることです。

 そこには睡眠欲、食欲、性欲が含まれています。そのため、授業中でも好き勝手に眠る子がいれば、中津川のように性欲のままに交際し、揚げ句の果てに相手が自分にとって不利益と判断すると殺してしまう。

 繰り返しますが、人間の本能を抑圧するのが人間社会ですが、抑圧せず、したい放題させていれば、動物に近づいてきて、本能や衝動のままに行動してしまい、それがさまざまな事件となっているのです。

 性教育推進派の文章には、性教育は小学校に上がる前から教えるべきだ、とまじめに書かれています。幼稚園の子供に教えれば、抵抗なく伝わるかもしれませんが、それがどういう意味を持つでしょうか。

 中高生に対しても、性教育という表現で教えるのでなく、「男女の愛について」など倫理面などをキチンと教えることが先決です。


 ●――中津川の事件を担当した捜査員が「下流社会の犯罪」と語った、と週刊誌が報じています。教育現場にいて、格差の拡大というものを感じますか。


 残念ながら、学習意欲もなく外で遊び悪さをする子供たちが増えつつあり、なかなか歯止めをかけることが難しい。格差社会という時、お金の問題より心の問題に自分は注目しております。

 心の貧しい人が増えたことが問題なのです。かつては、たとえお金がなくとも懸命に学び働く人はたくさんいたわけです。ところが、お金があろうとなかろうと心の貧しい連中が集まってくると、精神的な下流社会、下層社会ができつつあるのです。

 看過できないのは、精神的下流社会の論理化を行っているのが、進歩的教育を自称する、いわゆる左翼教員の教育なのです。彼らは自己抑制的な人間教育ではなく、本能の赴くままの教育を推進します。


≪あいさつ・返事を「させる教育」を≫

 その典型が性教育です。その結果、心のすさんだ若者が再生産されていきます。彼らは十五、六歳の若さで子供を産んでしまうのです。十年前ごろからそのような指摘を保健の先生などからよく耳にし、自分も直接そのような生徒を知っています。

 不良少年が若くして結婚し、生まれた子供も私の学校に入ってきましたが、その子もとてもまじめな生徒とは言えませんでしたね。そのような子供が増えているのが気になります。


 ●――学級崩壊の原因となっている子供を見ると、やはり欠損家庭が多いようです。子供が問題行動を起こす場合、当事者と親の責任についてはどう考えますか。

 ケースバイケースで違います。根本的には教育現場を特定政党の組合が牛耳っているのが一番の問題です。彼らが標榜(ひょうぼう)する社会主義国は滅びたのに、その理論だけはまだ残っています。

 教育界、法曹界、マスメディアの世界に社会主義思想が残っていて、社会が正常に機能することを妨害しています。

 端的な例が、「愛国心がよくない」などと叫んでいることです。こんなことを言うのは日本だけです。これは、日本にまかれた「毒」です。

 社会主義的フリーセックスとともに、米国的フリーセックスも加わっています。

 米国の占領軍がばら撒(ま)いた3S(スクリーン、スポーツ、セックス)に、リズム感だけのS(サウンド)を足しての4S政策が影響していると見ます。リズムだけの音楽では何の叙情性も育たない。


 ●――対策は。


 私が勤務する枚方市はかつて革新市長で組合活動が非常に熱心でした。

 それが、保守に変わってからは組合活動も鳴りを潜め、以前は市内二十校の中学で卒業式でも国旗が掲げられたのが一校だけだったのですが、今はキチンと掲揚されるようになり、子供も落ち着いてきました。

 やはり首長や地方議員がしっかりと教育現場に関心を持ってくれることが大事ですね。家庭教育については、やはりマスメディアが実態を報じて、意識の啓蒙(けいもう)をしてもらうことを希望します。


 ●――全国で小学生を誘拐・殺害する事件が相次ぎ、地域で子供の安全を守ろうという動きが盛んです。これが「地域教育」の再生につながり、子供の非行などを防ぐ役割を果たすことになればよいのですが。


 その通りです。戦後、個人優先の思想が浸透してきましたが、地域コミュニティーの再生ができ、個人が勝手に行動することを慎むようになれば、何よりです。

 ただ、交通指導員のおばさんたちが毎朝、交差点で立って挨拶(あいさつ)しているのですが、子供たちが挨拶を返さないという場面に遭遇したことがあります。

 そういう時、大人は黙っていないで、子供に挨拶させるようにさせてほしい。自分は校門に立って挨拶していますが、挨拶をしない生徒は通らせない。それぐらい強制しないといけない。

 世の中は、きちんとした挨拶、返事ができるだけでも生きていけるのです。挨拶したら、褒める。そういう間違っていないことを「させる教育」を学校でも家庭でも大人がしないといけない。日教組などは、逆に間違ったことをさせている、それが問題なのです。
by sakura4987 | 2006-06-22 06:13

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