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◆熊野古道(中)日本神話が息づく世界


16年7月11日(日) 産経新聞

◆【学習院長・田島義博の子育て改革】(70)

 吉野・大峯、高野山とともに世界遺産登録が決まった「熊野三山」の一つ「熊野本宮大社」の境内には八咫烏(やたがらす)を染め抜いた幟がはためいています。サッカーファンなら先刻ご承知の日本サッカー協会のシンボルマークの三本足のカラスです。

 古事記、日本書紀には神武天皇の東征の途次、熊野から大和攻略を図る東征軍を先導した、天から遣わされたカラスとして描かれていますが、もとは中国古代の説話に出てくる太陽に住む三本足の赤いカラスです。

 八咫烏がなぜ日本サッカーのシンボルなのか。日本に現在のスタイルのサッカーを最初に導入した中村覚之助という方が那智勝浦出身だったからという説もあるようですが、はっきりしません。

 その詮索(せんさく)はさておくとして、熊野本宮大社の主神は皇室の祖神とされる天照大神(あまてらすおおみかみ)の弟の素盞嗚尊(すさのおのみこと)です。記紀によれば、多くの乱暴を働いたために天照大神によって高天原(たかまがはら)を追放され、出雲に降りて八岐大蛇(やまたのおろち)を退治し…と、昔の子供たちには親しみのある神様ですが、今の若い人たちはほとんどなじみがないでしょう。

 このような記紀の記述を史実と見るには疑問が多いことは否定しませんが、私はそのすべてが虚構であるとも思いません。それは私たちの祖先の豊かな想像力とロマンの産物であり、何らかの歴史的事実がそこに反映されていると思います。

 熊野古道は日本神話とその後に続く日本人の足どりが息づいている世界です。特に神話については、今回の世界遺産登録を機に、おおらかに子供たちに触れさせる機会をつくってもいいのではないかと思うのですが、いかがでしょう。サッカーと八咫烏の話なんて子供たちも大いに関心をもつのではありませんか。
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by sakura4987 | 2006-06-23 11:48

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