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◆「橋をかける」皇后さまご講演と神話

★平成10年10月21日(水) 【産経抄】

 皇后さまの子供時代は疎開生活という特殊な環境にあり、わずかな本しかお持ちでなかった。その時お父上から贈られた太古の物語を面白く読まれたという。「一国の神話や伝説は、正確な史実ではないかもしれませんが、不思議とその民族を象徴します」 

 それに民話を加えると、それぞれの国や民族がどんな自然観や生死観を持っているかがうっすらとわかるのです、と語られていた。その一つが倭(やまと)建御子(たけるのみこ)と弟橘比(おとたちばな)売命(ひめのみこと)の物語で、「いけにえ」という酷い運命を進んで受け入れた悲しい美しさを学ばれたという。

 愛と犠牲と。その二つのものが、むしろ一つのものに感じられたというのである。この「自己犠牲」という行動こそ戦後の日本人に欠落した道徳であり、戦後民主主義が全く教えることをしなかった規範ではないだろうか。

★平成11年年02月11日(木) 【産経抄】

 人間と動物の違いはいろいろあるが、その一つに「人間は神話を持つ」という説がある。いわれてみればその通りで、人間はいつの時代でも、どこの場所でも神話とともに生きてきた

 フランスのデュメジルという神話学者は「神話を持たない民族があるとすれば、それはすでに生命をなくした民族である」といったという。神話や伝説というと、荒唐無稽(けい)の作り話や夢のようなおとぎ話と考えられやすい。ただのフィクションと受けとられてしまう

 しかしホメロスの叙事詩『イリアス』に書かれたトロイアの存在を信じて少年時代を送ったシュリーマンは、ついに伝説のトロイアの巨大な遺跡を発見した。イギリスの考古学者エバンズも、クノッソス宮殿の迷宮を踏査してクレタ文明の実在を証明した

 「倭(やまと)は 国のまほろば…」とうたったのはヤマトタケルの国しのびの歌だが、わたしたち日本人もたとえば奈良の三輪山(桜井市)の前に立てば、いうにいわれぬ神々しさを感じることがある。その時わたしたちは“心のふるさと”を思って、神性に触れるのであろう

 昨年、皇后さまが「子供時代の読書の思い出」という文章をお書きになった。そこで子供のころ太古の物語を面白く読み、「一国の神話や伝説は、正確な史実ではないかもしれませんが、不思議とその民族を象徴します」。それは「私に一つの根っこのようなものを与えてくれました」と

 皇后さまは、さらにいまの日本では「教育の方針が大幅に変わり、その後は歴史教育の中から、神話や伝説は全く削除されてしまった…」とお嘆きになっていた。いま何をすべきかはいうまでもない。

◆皇后さま講演の全文を読んでみよう。平成10年10月11日

 産経新聞は「皇后さま『子供時代の読書の思い出』」との見出しで、ビデオで講演されるお姿とともに「『倭建御子(やまとたけるのみこ)の任務を、わが身を犠牲にして助けた弟橘比売命(おとたちばなひめのみこと)の物語、ロバート・フロストの詩「牧場」など、多感な少女期から現在までに、内外の児童文学から受けた深い感動や感銘を披露。悲しみの多いこの世を子供が生き続けるためには、悲しみに耐える心が養われるとともに、喜びを敏感に感じとる心、喜びに向かってのびようとする心が養われることが大切だと思います』などと述べられた」と紹介しています。

※かつて筑波大学長、福田信之氏は「彼ら(注、マスコミと左翼陣営のこと)は、かつて自民党の一部会が教科書批判を行ったとき、政治家は教育に口を出すなと主張した。にもかかわらず、外国政府の抗議は歓迎する。どういう神経の持ち主か。レーニンは『祖国に絶望させることが革命精神養成の道である』と説いたが、この意図に沿う勢力だけが歓迎する教科書では困りものである」と喝破した。神話がいけないと「つくる会」の教科書を非難するが、彼らは根っこを持たない、哀れな泡沫の様な人生を送っているのだろう。

「読書は、人生の全てが、決して単純でないことを教えてくれました。私たちは、複雑さに耐えて生きていかなければならないということ。人と人との関係においても。国と国との関係においても」(本文より)。読書は大事であるし、読書は良い。
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by sakura4987 | 2006-06-23 11:49

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