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◆白表紙本流出で思うスパイ天国ぶり

情報戦にあまりに無防備な日本  ノンフィクション作家・クライン孝子  平成17年4月2日(土)産経新聞

 ≪出入り自由の国交なき国≫

 「ベルリンの壁」崩壊直後だったから、かれこれ十五年前の話になる。そのころ、旧東ドイツ最後の北朝鮮大使だった人物にインタビューを申し込んだことがある。東ドイツという国家が消滅し、大使を解任された彼には一種の解放感があったらしい。気軽にOKしてくれた。ところが、最初に会う場所を「グリニッケ橋のちょうど真ん中、白線のあるところ」と指定したのには、苦笑してしまった。

 実はこの場所、東西ドイツの境界にある橋で、冷戦中は大物小物を問わず、頻繁にスパイ交換に利用されたいわく因縁つきの場所だったからだ。インタビューも盗聴の危険を避けるため、歩きながらという用心ぶり。事前に集めた彼のプロフィルには、ポツダム所在の俗称スパイ養成大学卒とあったから、その筋の人物とは気付いていたが、これほど徹底しているとは思いもしなかった。

 その彼の話がまた衝撃的だった。「日本と北朝鮮は表向き国交がないが、その実、水面下では多くの北朝鮮人が半ば公然と日本に出入りしている。主な目的は日本での情報収集と世論操作だ。何しろ日本は音に聞くスパイ天国だからね」というのである。

 ≪海外にも即時コピー流出≫

 この話とは、一見関係なさそうに見えて、実は私にはたいそう気になるのが、ここに来て再燃している新しい教科書問題である。

 日本では検定申請された教科書は、公正さを保持するため、どの会社の教科書かが分からないよう表紙を白くし、検定結果発表まで公表を関係者に禁じている。それなのになぜか、入手先を明らかにできないはずのこの白表紙本の一つ、扶桑社の中学歴史教科書(「新しい歴史教科書をつくる会」編)申請本の全文コピーが、いとも簡単に海外にまで流出したのである。

 韓国では、「アジアの平和と歴史教育連帯」(代表・徐仲錫成均館大教授)なる市民団体の連合組織に手回しよく渡っており、彼らは早速に内外のメディアを集めて記者会見を開き、「前回の検定時より歴史がさらに歪曲(わいきょく)された」と、ひたすら一方的な反日批判を展開してみせた。

 ちなみに前回の検定とは、扶桑社が初めて検定に参入した二〇〇一年のことで、当時は同社の白表紙本をいち早く入手した朝日新聞と毎日新聞が、ネガティブ報道を繰り返し、中韓両国による日本への執拗(しつよう)な内政干渉につながった経緯がある。こうした外圧を当て込んで一方的に自国の弱体化を図る行為は、欧米諸国ではケースによって反国家的破壊活動、スパイ活動と認識されることもある。

 ドイツもそうで、スパイを取り締まる「連邦憲法擁護法」(別名・スパイ防止法)により、その取締機関として憲法擁護庁と連邦情報庁が設置されている。国内において国の安全を脅かす自国民および外国人による危険な活動を監視したり、対外的な側面から、政治、経済、軍事、軍事技術分野の諸外国に関する情報を諜報(ちょうほう)手段を用いて収集し分析したりしている。こうすることで“目に見えない敵”による国家破壊工作から自国と国民を保護しているのだ。

 ところが不思議なことに、日本にはこれに相当する取締法も機関もない。スパイ行為は野放し状態で、内外、とりわけ近隣諸国のスパイにとっては格好の活動舞台となっている。

 ≪日本に住む北の国会議員≫

 朝鮮総聯中央本部議長を務める徐萬述氏や、在日本朝鮮民主女性同盟中央本部委員長で元愛知県本部委員長の金昭子氏など、在日朝鮮人組織の要職にある計六人が、何と国交のない北朝鮮の国会議員(最高人民会議代議員)として活動しているという事実をどう考えればいいのか。

 世界の常識とは到底相いれない異常な状態を放置し続けている日本は、諸外国から奇異の目で見られている。

 これなど、日本の情報=防諜(ぼうちょう)整備がいかに欠落しているかの典型的な例といっていいが、従来の歯がゆいばかりの優柔不断な対北弱腰外交も、突き詰めればその延長線上にある。それもこれも、外交上の対抗策としての有利かつ決定的なカードとなる情報が不足しているからだ。古今東西を問わず、諜報と防諜は表裏一体の関係として国家存亡のカギを握っている。

 「スパイ防止法」については、自民党が一九八六年六月に法案を作成、国会に緊急上程した経緯があるが、その後立ち消えになっている。とりあえずこの案をベースに再度立法化を急ぐ必要があろう。スパイ天国・日本の汚名返上は日本の安全保障上、不可欠であるだけでなく、同盟国に対しての責務でもある。

◆潜水艦資料、中国に漏洩か 警視庁、防衛庁元幹部宅を捜索(産経)

 防衛庁の元幹部職員が在任中、同庁の研究施設から重要書類を盗み出していたとして、警視庁公安部が窃盗容疑で元職員の自宅や勤務先などを家宅捜索していたことが二日、分かった。書類は潜水艦に関する防衛秘密という。警視庁は、書類が中国大使館の関係者に渡っていた可能性もあるとみて慎重に捜査し、防衛資料漏洩(ろうえい)疑惑の全容解明を進めている。

◆防衛資料漏洩疑惑 「秘」以上の論文 元主任研究官、20年近く交流(産経)

 防衛庁の潜水艦に関する技術資料が持ち出された疑惑が二日、明らかになった。疑いが持たれている同庁研究施設の元主任研究官(63)と、持ち出しをそそのかしたとされる貿易業者(53)の交流は、二十年近くに及ぶとされる。持ち出された論文は、元研究官自身が作成に関与。防衛庁内で「秘」ランク以上にあたるこの秘密書類は貿易業者に渡ったとされるが、二人の間に金銭の授受はなかったとみられ、警視庁公安部は資料流出の全容解明を急いでいる。

 関係者によると、元研究官は「高張力鋼」と呼ばれる潜水艦の船体の鋼材とその溶接技術などについて防衛庁技術研究本部の研究施設で研究していた。平成十三年七月に研究施設の主任研究官となり、十四年三月、退職した。その後、総合重機メーカーに勤務し、鋼材の強度向上についての技術的な指導や、客である防衛庁に対する窓口を担当しているという。

 資料を受け取ったとされる貿易業者は、「食品雑貨の輸入の仕事」(貿易業者)で中国に頻繁に渡航しており、中国大使館にも出入り。防衛庁直営の売店にも物品を納入しており、「以前は鉄鋼関係の仕事をしていた」(警察幹部)関係もあって、元研究官と知り合ったとみられる。きっかけは「人づての紹介」(貿易業者)とされ、都内や神奈川県内のなじみの店で、多いときは毎週のように飲食を共にしていたという。

 こうした交友の中で防衛資料持ち出しの“算段”は行われたとみられる。十二年に発覚した幹部自衛官によるロシアスパイへの秘密漏洩(ろうえい)事件では、スパイ側は十数回の接触を重ねる中で、当初は警戒感を抱かせないよう市販の書籍類をもらうことで満足したそぶりを見せ、徐々に内部資料を求めていた。半年以上たってからは一回に十万-十五万円の現金を渡すようになったとされる。

 貿易業者の周囲には、物品納入の経験から自衛隊関係者が多く、警察幹部は、「ロシアの職業スパイとは比較できないが、貿易業者は時間をかけて自衛隊関係者から資料を得ようとしていた節があり、行動はスパイ的。その目的の解明が今後の捜査の重要課題」と話している。

                  ◇

 【過去の主な防衛資料漏洩事件】

 ■昭和55年1月 コズロフ事件

  元陸将補が現職自衛官から軍事情報月報などを得てソ連(現ロシア)の情報機関「GRU」(軍参謀本部情報総局)所属のコズロフらソ連大使館付武官に交付。自衛隊関係の3人が自衛隊法違反容疑で逮捕されたが、コズロフ本人は発覚後に帰国

 ■平成12年9月 ボガチョンコフ事件

  防衛庁防衛研究所に勤める海自三佐が、GRU所属の在日ロシア大使館付武官で海軍大佐のビクトル・ボガチョンコフに、防衛庁の戦術概説などの秘密資料を渡したとして、警視庁と神奈川県警が自衛隊法違反容疑で逮捕。ボガチョンコフは出頭要請を拒否し帰国

 ■平成14年3月 シェルコノゴフ事件

  GRU所属のロシア通商代表部部員、アレクセイ・シェルコノゴフが、空自OBの技術コンサルタント会社社長に対し、防衛秘密にあたる米国製戦闘機用ミサイルの関連資料を要求していたことが判明。既に帰国していたので、警視庁は日米秘密保護法違反容疑で書類送検した

                  ◇

 《高張力鋼》引っ張りにも圧縮にも強い鋼で変形しにくい。引っ張る強さが50キログラム以上に耐えるものを指し、それ以下は「軟鋼」と呼ばれる。軽量さが特徴で、水圧にも強く、潜水艦の船体などに使用される。鋼の結晶にマンガンやシリコンなどの元素を添加して熱処理するのが一般的製法とされる。





※クライン孝子さんが教科書スパイ問題について先週の土曜日に「正論」を書いていたが、その翌日に、今度は防衛庁がらみのスパイ事件が明るみに出た。

スパイについては、北朝鮮の元工作員の安明進氏が「食後にトイレに行くより、日本に入る方が簡単」と言っていたのを何度も聞いたが、何でスパイ防止法を作らないのだろうか?

私にはちょっと理解できない。たがが緩み切っていると言ってしまえばそれまでだが、それにしても理解不可能で、コメントするのもあほらしくて言葉がない。

政治とはそもそも戦争でもあると思う。政治に関わった瞬間から、戦争の渦の中に入ったのと同じだと思うし、そのくらいの緊張感がなければ政治をやっているとは言えないのだ。

国会議員ともなれば、米国のスパイ衛星によって、誰が、いつ、どこに行ったかまで監視されているだろうし、メールも、電話も全て盗聴されているだろうし、家族の行動まで監視されているかもしれない。

教科書問題にしても、先日、チャンネル桜が主催した、安倍晋三氏を中心とする地方議員の集まりがあったが、ここに出席した地方議員は「子どもと教科書全国ネット21」によって、ほとんどがチェックされていた。

まだ名前までは完全に把握されていないようだが、選出議会名は把握されており、これから名前の洗い出し作業が始まるのだろう。

この様に、情報戦争は政治の常套手段で、孫子の兵法を持ち出すまでもなく、常識中の常識であり、相手に情報を渡さない事も当然中の当然であるにもかかわらず、未だに法律も何もない、お目出度い国が我が国の現状である。

まさか憲法の前文にあるように、他国は何も悪い事をしないと信じている訳ではないだろうが、スパイを取り締まる法律が無いという事は、国会議員がいかに仕事をやる気がないかという証明だろう。

まあ、郵政民営化もいいが、やるべき事は他にもあるたくさんあるし、優先順位が違うのではないですかと、詰問したくもなるが、アメリカの要求が郵政民営化を一番に挙げているのだろう。

こんなアメリカ傀儡の総理大臣が4年も続き、それを支持する人も半数近くいるそうなので、国民としては全体責任としてその結果を甘受するしかないのだろうが、それにしても悲しすぎる。

大東亜戦争について、真正面からその結果を受け止め、反省し、教訓を学んでいない結果が、今の政治をもたらしているのだと思う。先入観を取り除き、白紙の状態で先の大戦を振り返る事をしないと、我が国の政治は、結局は一歩も進まないのではないだろうか。
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by sakura4987 | 2006-06-23 12:57

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