★★★ 日本再生ネットワーク 厳選ニュース ★★★

sakura4987.exblog.jp
ブログトップ

◆定率減税2年で廃止 政府税調答申 増税路線へ転換


平成16年11月26日(金) 産経新聞 消費税上げ最重点/酒税は新商品に対応

 政府税制調査会(首相の諮問機関)は二十五日、平成十七年度税制改正の答申を、小泉純一郎首相に提出した。最大の焦点となっている所得課税の定率減税の見直しについて、十七年度から二年間で段階的に廃止することを明記したほか、消費税率引き上げなど本格的な増税の必要性に言及した。国と地方の債務が七百兆円規模に達する危機的な財政状況を背景に、増減税を併せて実施した従来の税制改正を見直し、増税路線への転換を打ち出した。定率減税の縮小・廃止をめぐる議論は、二十九日から始まる与党税制調査会の場に移るが、景気減速感が強まる中、増税に対する慎重論が強まる可能性もある。

 答申は「歳出・歳入の両面から財政構造改革を進める」と指摘、財政収支の回復のために「全体として税負担の引き上げを図る」と税負担増に理解を求めた。

 そのうえで、定率減税の縮小・廃止について、「十八年度で一度に廃止するよりも、十七年度から段階的に取り組むことが適当である」との見解を盛り込んだ。

 定率減税は全廃されると、夫婦子供二人の年収一千万円の家庭の場合、十七万八千円の負担増となる。この結果、国の所得税は二兆五千億円、地方の個人住民税は八千億円の増収につながるが、定率減税の廃止が個人消費を冷え込ませる心配から、経済界や与党内に慎重論も強く、縮小・廃止の方法について十二月半ばまでに結論を出す与党税制調査会の判断が注目されている。

 消費税率の引き上げは「今後の税体系構築の基本になる」と最重点課題の一つに位置付け、食品などの税率を軽減しない「単一税率が極力望ましい」とした。

 酒税については「酒類間の税負担格差を縮小する方向で早急に見直すべきだ」と指摘。いわゆる「第三のビール」のように、現行税制が想定していない商品にも対応できるよう、酒税体系を包括的に改正すべきだとした。

≪政府税調答申(骨子)≫

 ▼定率減税を平成18年度までに廃止。17年度も縮減 ▼国民の理解得つつ、消費税率引き上げ必要 ▼金融番号制度を導入し金融所得課税一体化 ▼酒税は酒類間の税負担格差縮小へ見直し ▼環境税は温暖化対策全体の議論を踏まえ早急に検討

◆年収700万円世帯 19年から8万2000円負担増

 本格的な増税路線を打ち出した平成十七年度税制改正で、まず国民に負担増を求めたのが、定率減税の縮小・廃止だ。

 深刻な景気の落ち込みを浮揚させることを目的に十一年度税制改正で導入された定率減税は、国が徴収する所得税の20%(二十五万円を限度)と地方自治体が徴収する個人住民税の15%(四万円を限度)を割り引く制度。例えば、夫婦と子供二人の年収七百万円の世帯で八万二千円、同一千万円の世帯で十七万八千円が減税になるメリットがある。

 この定率減税について、政府税調は十八年度までに段階的な縮小・廃止が適当との見解を示したが、すでに政府税調内の議論では具体案として「十七年度の半減が現実的」(石弘光会長)との声が上がっている。

 仮に十七年度の改正なら十八年一月からの実施となり、単純計算すると現在の半分の減税に縮小される。つまり、納税額から割り引かれるのは所得税の10%(十二万五千円を限度)と、個人住民税の7・5%(二万円を限度)となるイメージだ。

 これまで十七万八千円が減税されていた夫婦と子供二人の年収一千万円の世帯のケースで家計への影響をみると、十八年一月からは八万九千円、全廃される十九年一月からは十七万八千円の「実質増税」になる。

 景気への影響に配慮して、与党税調では「時間をかけたゆるやかな廃止」も選択肢に浮上しており、十七年度の定率減税の縮小が四分の一になれば、負担増は四万四千五百円になる。

 定率減税は、それまでの特別減税が単年度の措置だったのに対し、「景気浮揚効果」を狙った期限のない恒久的減税だった。最高税率の引き下げなども同時に行われ、減税規模は定率減税の三兆三千億円を中心に四・一兆円に上った。国と地方は毎年、大幅減収を余儀なくされ、国税の一般会計税収は十二年度の五十兆七千億円が、十六年度には景気の低迷も加わって四十一兆七千億円に減少する見込み。

 「歳出と歳入のバランスのとれた財政再建」を訴えてきた財務省にとって、歳入確保のための定率減税の縮小・廃止は悲願ともいえるものだが、国民の負担増は決して小さくない。

※「苛政(かせい)は虎よりも猛(たけ)し」-礼記- 

孔子が弟子たちと共に泰山のふもとを通りかかった時である。一人の女性が墓のそばで泣き崩れていた。子路という弟子をやってわけを尋ねさせた。「いったいどうしたのだ」、「はい、昔、舅(しゅうと)が虎に食われ、ついで夫が食われ、今また息子まで虎に食われてしまいました。」「どうしてこんな土地から逃げ出さなかったのか」・・・「ここに住んでいる限り、厳しい税金の取立てがございませんから」・・・このとき孔子が語った言葉が、「苛政は虎よりも猛し」だ。 

何度も何度も繰り返して言っている。「無駄な予算は多数ある!」まずは無駄な予算をこれだけ削りましたとの報告を聞かないと、到底納得できるものではない。 

高き屋に 登りて見れば 煙立つ 民のかまどは にぎはひにけり (新古今和歌集-仁徳天皇) 

今の政治家は、この和歌を何と読む。
[PR]
by sakura4987 | 2006-06-23 13:17

毎日の様々なニュースの中から「これは!」というものを保存していきます。


by sakura4987