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◆韓国民主勢力の正体

ソウル・黒田勝弘 

~中略~~~~~~~~

「国家の正体性」とは「国としてよって立つ基盤」ということになる。英語でいう「アイデンティティー」に似ているといってもいい。

 ところで朴代表ならずとも最近、韓国で起きていることには気になることが多い。たとえば朴代表も指摘しているが、過去、北朝鮮のスパイや工作員として捕まった人物を、獄中で思想転向に抵抗してがんばったことを理由に
「民主化功労者」として政府の関係委員会がたたえる、などという事態はその象徴だ。

 ところがその委員会(大統領直属・疑問死真相糾明委員会)にはスパイ経歴のある人物など左派・反体制出身者が含まれている。結局、韓国の体制を破壊しようとするスパイなど不法活動をした連中が、今や彼らを捕まえ取り調べた軍や治安当局の関係者を逆に調査しているというのだ。

 これではまさに“革命”である。

 国防相が辞任した西海岸沖の北朝鮮警備艇による領海侵犯事件もそうだ。盧政権や与党は北朝鮮は批判せず、報告が遅れたとかマスコミに情報を流したなどとして逆に韓国軍を批判している。

 また最高裁判官人事をめぐっても、推薦委員会の下で政府の意向を反映するような「改革性」や「進歩性」を強調する動きが表面化している。保守派は、左派ないし進歩派系市民運動など外部勢力が裁判にまで影響を与えようとする深刻な事態と憂慮している。

 テレビ番組や学校教育では、韓国における過去の政治的事件はみんな国や政府が悪者で、政府に抵抗したり捕まった者が善といった逆転の歴史観が幅を利かしている。一九七九年、当時の朴正煕大統領を暗殺した金載圭中央情報部長(死刑)さえ“民主化人士”としてたたえようという動きが政府・与党内にある。

 「国家の正体性否定」という朴代表の批判や懸念の表明に対し、親・政府派や左派などは「民主主義体制を確かなものにするためのステップ」(ハンギョレ新聞社説など)と反論している。

 しかし盧政権をはじめこれら韓国の“民主主義者”たちは、韓国の過ぎ去った非民主的な歴史や独裁を暴き非難することにはいまなお限りなく熱心だが、現在進行中の北朝鮮の非民主主義や独裁には何もいわない。実に不思議な風景だ。だから筆者のような日本人のウオッチャーは「韓国民主化勢力の“正体”」に疑問を持つことになる。

平成 16年 (2004) 7月31日[土] 産経新聞
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by sakura4987 | 2006-06-23 14:15

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