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◆中国の深刻な環境問題が進む東北地域の瀋陽に支局開設した朝日



              の鈍る中国環境白書報道 (世界日報 06/6/13)


 ●≪韓国選挙で遅い社説≫

 韓国の統一地方選挙は五月三十一日に投票が行われ、盧武鉉政権の与党ウリ党が惨敗、野党ハンナラ党が圧勝したことは周知の通りだ。

 この選挙の影響は韓国国内にとどまらず、日本や米国、南北関係にも及ぶばかりか、来年十二月の大統領選の行方も左右する。それだけに大半の新聞は選挙結果を重要視し、二日付の社説で論じている。

 毎日社説が「気になるのは、盧大統領が今選挙の敗北に動揺し、南北問題の功を焦って不用意な妥協をしないかということである」と指摘するように、各社説とも盧政権の親北傾斜を警戒している。

 ところが、盧路線に好意的だった朝日と東京の二紙は社説で取り上げなかった。惨敗で書く気力をなくしたのか、それとも「私には重要なことではない」と述べた盧大統領と同様、無視することにしたからか。

 実は、朝日は投票前日の三十日に野党ハンナラ党の朴槿恵代表が襲撃された事件を「あの悪夢がよぎったが」と題して社説で取り上げていた。

 しかし、この社説に違和感が残った。事件が起きたのは十日も前の二十日のことだ。この時点で朴代表は退院し激戦区に入っており、焦点は選挙結果に移っている。テロ批判を本気でやるなら事件直後にすべきではないか。

 ちなみに、産経はノンフィクション作家、溝口敦さんの長男が襲撃された事件では時を置かず四日社説で「許せない卑劣な言論封殺」(主張=社説)と論じている。

 しかも朝日社説は「思い起こせば、(朴代表の)両親の惨劇は朴政権の独裁が頂点を迎える時期に起きた」と、まるで独裁のせいでテロが起こったかのように書いている。

 冗談ではない、母親の陸英修女史は北朝鮮によるテロによる惨劇だ(文世光事件)。北のテロに口を封じ朴政権の独裁だけを俎上(そじょう)に載せるとは、何ともいかがわしい。

 どうやら朝日は与党惨敗を見越して朴襲撃事件の社説でお茶を濁そうとしたようだ。だが、さすがにそれではすまず、選挙結果をほぼ十日遅れの十一日付社説で「政界変動の幕開けだ」と題して論じたが、何ら新味はない。


 ●≪白書ベタで中国評価≫

 朝日の中国報道も首をかしげる。中国の国家環境保護総局は五日、十年ぶりに環境白書を公表、これを日経は六日の国際面トップ扱いで「環境汚染深刻/中国、2600社を閉鎖/経済成長と両立厳しく」と報じた。

 環境破壊は当局の対策を超えるペースで進んでおり、白書でも「一部地区の環境破壊と生態悪化は相当に深刻」との表現を盛り込み実態の厳しさを示唆しているとしている。

 ところが、朝日はどうか。ベタ一段で、たった二十一行の記事だけなのだ。

 それも「『環境守る重圧』/中国10年ぶり白書」との見出しで、「(中国政府は)96年以降、50以上の法律を制定し、千以上の環境NGO(非政府組織)が活動するなど官民両面から環境保護を進めてきた実績を紹介」と、見事なまでの“よいしょ記事”に仕立て上げている。

 折しも朝日は二日、中国東北部の瀋陽に支局を開設、本社から秋山耿太郎社長が駆けつけ、李万才・遼寧省副省長や劉建超・中国外務省報道局長も参加して当地で盛大な開設記念パーティーを開いている。

 そこで秋山社長は「中国政府の東北振興政策を受け、急速な経済発展をするこの地域に対する関心は、日本でも高まっている」とあいさつ、新中国成立後、世界で初めて東北地方に記者を常駐させた狙いを説明。中国報道を充実させ、両国関係の発展に寄与していく意欲を述べたという(三日付)。

 これにはしらけてしまった。本当にそう思っているなら、環境白書ぐらい詳報すべきではないのか。東北地域こそ環境破壊の震源地と言ってよいからだ。昨年、吉林省の化学工場が爆発し有害物資がロシアまで達する松花江事件が起こっている。


 ●≪「隠蔽」に沈黙の危惧≫

 この時、問題になったのは中国当局の情報隠蔽(いんぺい)体質だ。朝日自身も「中国の環境汚染/『情報隠し』周辺国が懸念」(今年一月十一日付「海外メディア深読み」)と論じていた。それなのに環境白書報道では沈黙だ。

 これでは瀋陽支局を設けても、「両国関係の発展に寄与」しないとなれば進んで隠蔽、あるいは“よいしょ記事”に終始するのではないか。そんな危惧(きぐ)を抱かせる。朝日の韓国、中国報道はやはり要注意だろう。
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by sakura4987 | 2006-06-24 09:14

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