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◆筑紫哲也「NEWS23」がハイド下院議員発言を捏造 (06/7/7)


  「靖国参拝すべきでないとそんなに強く感じていません」を字幕で「強く思っています」と放映

日本政策研究センターオフィシャルWEB週刊ニュース より
http://seisaku-center.net/sunbbs/


 TBSが筑紫哲也の番組「NEWS23」で6月29日に放映したハイド米下院議員の発言内容を捏造していたことが発覚し、7月5日の番組のなかで訂正した。

 6月29日、「NEWS23」で「幻に消えた?米議会での演説」というニュースが放映された。小泉首相が訪米の際に米議会で演説することが計画されていたらしいが、首相が米議会で演説するのなら8月15日に靖国神社を参拝しないと約束してほしいという内容の書簡をヘンリー・ハイド議員(外交委員長)が下院議長に送ったというもの。そのなかで、(多分、記者の質問に対して)ハイド議員が話している映像が流され、こんな字幕がつけられた。

 「私は日本の首相が靖国神社に行くべきでないと強く思っています。私が小泉首相に配慮してほしいと思うのは第2次世界大戦に参戦したアメリカ人の感情についてです」

 まさに、首相の靖国参拝に反対しているという趣旨の発言だというわけだが、しかし、実際の放送からハイド議員の発言を起こしてみると次のようになると、ウェブ上では紹介されている。

 I don't feel strongly that that the Prime Minister shouldn't visit the shrine, it's just that I would like to bring to his attention the sensitivity of Americans that are involved in the recognizing World War conbat circumstances.

 つまり、ハイド議員は、「私は首相が(靖国)神社に参拝すべきではないと、そんなに強く感じていません。ただ、私が小泉首相に配慮してほしいと思うのは第2次世界大戦に参戦したアメリカ人の感情についてです」と言っていたのだが、それをTBSは「私は日本の首相が靖国神社に行くべきでないと強く思っています」と、まったく反対の意味に訳して字幕をつけていたのだ。

 映像をゆっくり見れば、素人でもわかる明確な英語であり、英語でインタビューもする筑紫哲也が見ていて分からないはずがない。要するに、誤訳ではなく、まったく反対の意味にハイド発言を捏造したのである。

 今月に入り、そうした指摘がネット上で始まり、5日の番組で、謝罪はしないまま、字幕がまちがっていたとして「参拝すべきではないと強く感じているわけではありません」と訂正した。

 TBSは、三年前にサンデーモーニングという番組で、石原慎太郎都知事の「私は日韓合併を100%正当化するつもりはない」という発言を音声をカットして「日韓合併を100%正当化する」と捏造した「前科」がある。

 今回のハイド発言の捏造は、こうしたTBSの捏造体質は改善されていないということであり、この点は国会で追及してしかるべき問題であろう。

 ところで、朝日や毎日は、首相の靖国参拝には中韓だけではないとして、米国からの反対論をことある毎に報道してきた。そうした反対論者の大半がリベラル系の学者・政治家のものだから、米国保守派の重鎮であるハイド議員の書簡は、鬼の首でもとったように何度も引用されてきた。

 例えば、朝日の若宮啓文論説委員長は「ハイドさんは太平洋戦争にも従軍した共和党の大長老。……米議会といえば、真珠湾攻撃のあとルーズベルト大統領が日本軍国主義との戦いを宣言した場所だけに、これはいかんと思ったらしい」と書いていた。

 一方、ハイド書簡はハイド議員の真意ではなく、議員スタッフの手になるものではないかという疑惑も流れていた。ただ書簡が出されたのは事実のようであるため、その事実関係を確認できなかった。

 ところが、今度のTBSの一件で、逆にハイド議員自身は必ずしも参拝反対論者ではないということが明確になったわけで、そうした疑惑が根も葉もない噂ではないらしいことが裏付けられた。少なくとも朝日新聞のような引用は不可能になったと言える。

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 ■ こんな一方的な主張を朝日は「米国の声」と言うのか
Date: 2006-06-28 (Wed)

 朝日新聞としては、何が何でもなりふり構わず「安倍政権阻止」ということなのだろう。そのためには「将を射んと欲せばその馬を射よ」ではないが、靖国神社参拝問題で国民の漠然とした不安を煽りに煽り、「そのような危うい政権で本当に日本の対外関係は大丈夫なのか」と持っていくのがその戦略だと見える。その一環だろうが、24日にもポール・ジアラ元米国防総省日本部長の参拝批判論が掲載されていた。

 しかし、このポール・ジアラ氏の批判論なるもの、どう見てもおかしい、というのがわれわれの感想である。というのは、この批判論はこれまで他のアメリカ知日派が表明してきた批判論と比べても、格段に一方的な独断が多く、対日観の偏向度も強いからだ。朝日の反日記者が書いたのではないか、とさえ思わせる代物だといえる。

 まずこのジアラ氏、小泉首相が米議会で演説しなくなったことを、「年一度の靖国神社への公式参拝を続ける首相の、かたくなな姿勢の代償である」と断ずる。

 しかし、何を根拠にそんなことがいえるのか。少なくとも、報道されている限りでは、演説辞退は小泉首相の意思であり、何で首相がやろうとしなかったのかは未だに謎である、というのがわが国でのこの問題への認識なのである。氏には特別のニュースソースでもあるのだろうか。

 また、首相の参拝を「公式参拝」と決めつけるのもおかしい。首相はそんなことはいっていないし、現に形式だけからいってもあの参拝は私的参拝という他ない代物だ。

しかし、こんなのはまだ序の口といえる。以下のような指摘を見てほしい。

 「A級戦犯が合祀されている靖国は、日本が戦争責任を認めたがらないことの表明となってきた。……靖国問題はアジアにおける手に負えない感情を一層悪化させている」

 「靖国は米国に重大な犠牲を迫る問題である。……米国は、大事な対中関係を日中間の政治的仲違いのリスクに晒すわけにはいかない」

 「歴史の愚かな書き換えは、米国に対する直接的な挑戦である」

 「おいおい待ってくれよ」といいたくもなるが、問題は朝日である。こんな一方的な米国人の意見が米国を代表するとでもいいたいのだろうか。肩書きだけは国防総省の元日本部長だとはいうが、ならば現国防長官の「米国は靖国問題に関与せず」との言明をどう捉えるのか。日本にとって意味があるとしたら、むしろこちらの方ではないか。

 いずれにしても、意見を書かせるには書かせるとしても、批判に耐えうるキチンとした内容の意見を書かせるのが大新聞というものだろう。政治的意図が勝って、論の内容を二の次にしているとしたら、朝日の没落は近いのかも知れない。

○ご参考
・『明日への選択』今月の主張(平成18年7月号)
退潮始めた米国の対中宥和論
http://seisaku-center.net/syucyo/monthly/h1807.html
by sakura4987 | 2006-07-08 12:33

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