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◆中国、日米分断工作に成功 (産経 06/7/14)


 北朝鮮ミサイル問題の国連安全保障理事会討議で、中露が北朝鮮への拘束力のない非難決議案を提出、安保理内の支持を拡大したことで、強硬論を唱えてきた日本は受け身に立たされた。

 国際社会の団結と6カ国協議の維持を盾に、日本に標的を絞って米国の理解も得る中国の外交工作が奏功しつつあるようだ。

 中国外務省の姜瑜報道官は13日の定例記者会見で、中露の決議案を地域の安定、6カ国協議の維持、安保理の団結を守る目的にかなうとし、日本などの決議案ではこの目的を達せられないと批判した。

 同報道官は、これまでも日本案を「過剰反応」「6カ国協議参加メンバーで少数派」などと繰り返し、12日には日本国内の「敵基地攻撃」論を「状況の悪化と緊張激化を招く無責任な主張」との非難談話を発表。中国側は批判の矛先を日本に向ける一方、米国とは緊密な連絡を重ねてきた。

 安保理は、武大偉中国外務次官の説得工作に期待、制裁決議案採決を延期したが、武次官が訪朝した10日夜、李肇星外相はライス米国務長官と電話会談、東京に滞在中のヒル国務次官補の訪中を要請した。ヒル氏は11日午後、北京入りしたが、同日中には中国側との接触はなかった。

 翌12日午前、李外相と会談したヒル氏は、説得工作不調を聞かされる。それでもヒル氏は「中国と認識を共有できる部分が多く、会談は極めて有意義だった」と述べた。

 同氏は「北朝鮮への制裁は必要」としながら、国際社会の一致した行動が必要とも述べ、中国側の主張に同調した。

 中国が日本などの制裁決議案を阻止する自信を得たのは、ロシアが拒否権行使も辞さない態度に出たこととされる。ロシアのラゾフ駐中国大使は12日の記者会見で、中国との緊密な連携を誇示、制裁は事態を悪化させると日本を批判した。

 しかし、ロシアで初めて開く主要国首脳会議(サンクトペテルブルク・サミット)を前に、北朝鮮問題で米国との険しい対立状態が続くことは、中露双方にとって望ましくはない。

 「歴史上最も親密な関係」(ラゾフ大使)にある中露が、戦略的利害を共有する北朝鮮問題で、行動を共にしたが、そこには日米間の微妙な温度差へのしたたかな読みがあったと北京の外交筋は指摘する。

 「米国はイラク以降、多角的な国際協調を重視し、北朝鮮問題では、とくに中国との協力を不可欠と考えている。拉致問題もあり、感情的になりがちな日本との違いがある」(同筋)

 中露の決議案は、拘束力抜きとはいえ、北朝鮮の反発は避けがたい内容だ。中露の共同行動は、両国の思惑を天秤(てんびん)にかける北朝鮮の伝統的手法を封じ、孤立化を深める公算が大きい。

 北はミサイル再発射は自制しても、6カ国協議復帰は当分ないとみられており、北朝鮮問題の混迷は続く。
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by sakura4987 | 2006-07-15 16:31

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