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◆「馬鹿騒ぎ」を「大騒ぎ」と“誤訳”する日本メディアの“思いやり”


http://blog.goo.ne.jp/usbmouse/d/20060710

 北朝鮮のミサイル発射に対する日本政府の対応について、韓国大統領府が批判的な声明を発表したというニュースが日本のメディアでも繰り返し報道されています。例えば朝日新聞の記事は次のように伝えています。

韓国大統領府は9日、ホームページに掲げた文章で北朝鮮のミサイル発射への対応に触れ、「強いて日本のように未明から大騒ぎする必要はない」とし、日本の対応に否定的な見方を示した。韓国政府の対応が消極的だとする野党や保守系メディアの批判に反論する中で言及した。

ところが驚く無かれ、大統領府の声明の原文のどこを探しても、「大騒ぎ」という言葉は書かれていないのです。ではなんと書かれているか。声明を原文に忠実に翻訳すると、次のようになります。

「敢えて日本のように夜明けから馬鹿騷ぎ(????)をしなければならない理由は無い。」

 韓国語で「大騒ぎ」に相当する表現は「??? ???」を使います。「賑やかに騒ぎ立てる」くらいのニュアンスです。日本で報道されている「大騒ぎ」に近いのはこの表現です。

 大統領府の声明文で用いられているのは「馬鹿騷ぎ(????)」という言葉です。この言葉のニュアンスや使われ方は、「大騒ぎ」とはまったく異なります。この「馬鹿騷ぎ(????)」のニュアンスを敢えて表現すれば「教養の無い愚か者が状況を把握できず右往左往してギャーギャーわめき立てる」という感じです。

 通常、韓国人の間で対等な立場の人間に対してこの言葉を使うことは決してありません。あくまで相手が目下の人間で、かつ、強い侮蔑の意を表したい場合にのみ用いる言葉なのです。

 仮に或る日本人が韓国に旅行して、ソウルの居酒屋で酔っ払って騒いでいる韓国人に対して「大騒ぎするのを止めてください」と言うつもりで「馬鹿騷ぎ(????)を止めてください」などと言ってしまったら、間違いなく大変なことになります。周りで聞いていた韓国人に一斉に囲まれ、土下座して謝罪するまで解放してもらえないかもしれない、それくらい酷い侮蔑表現です。

 ここまで書けばお分かりと思いますが、この表現、普通の先進国が外交の場で他国に対して使うことが許される言葉ではまったくありません。万が一にも小泉総理大臣が「韓国は靖国参拝で馬鹿騷ぎ(????)し過ぎだ」などと述べたら日韓関係は一気に破局的な状況に陥ることでしょう。

 例え口頭であっても「うっかり失言した」では済まされない侮蔑表現です。このような言葉を韓国大統領府の広報部が「公式声明」の中で“書き言葉”として使うのは、異常事態と言ってよいのです。

 では、これが前代未聞の出来事かというと、そうではないのです。なんとこの「馬鹿騷ぎ(????)」とまったく同じ表現を使って過去に日本を罵倒した国が韓国の他にもう一国あるのです。

 それは北朝鮮です。

 その時の罵倒表現を皆さんはよくご存知です。

「過去の問題を棚に上げ、拉致問題の解決だけを馬鹿騷ぎ(????)している日本の振る舞いは、泥棒が泥棒だと叫ぶ破廉恥なものにほかならない。あまりわめいていると、こう頭がんにかかるかもしれない。ウェー、ハッハッハ。まるで、月を見て吠えまくる犬のようだ。アッハッハ・・・。」(平壌放送)

 今回の韓国大統領府の声明の本質は、過去に北朝鮮が平壌放送で日本を罵倒する際に使用した「馬鹿騷ぎ(????)」とまったく同じ侮蔑表現を用いて、韓国が公式声明で日本の対北朝鮮政策を批判した点にあります。この一点を見抜いてこそ、根底にある韓国・盧武鉉政権と北朝鮮・金正日体制の「距離感」が理解できるのです。

 報道人の本分は報道にあり、政治家の本分は政治にあります。「馬鹿騒ぎ」と口に出したいところを相手に配慮して「大騒ぎ」と言い換えるのは、あくまで政治家に求められる感性です。報道人に求められるのは、「馬鹿騒ぎ」を「馬鹿騒ぎ」と正確に翻訳して伝える感性です。なぜならば、「馬鹿騒ぎ」を「馬鹿騒ぎ」と翻訳することで初めて浮かび上がってくる真実がそこにあるからです。
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by sakura4987 | 2006-07-17 10:35

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