◆靖国に言及しなくなった中国
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 平成18年(2006年)7月11日
≪対日姿勢が微妙に変化している≫
昨日は或るシンポジウムに朝930から夕方の1700まで延々と出席した。
中国側のシンクタンクの発言者がおよそ八名、日本側十名。名前は列挙しないが錚々たるメンバー。
詳しくは何かの機会に述べるが、全体を通した感じたこと。中国側のパネリストから靖国問題にひとことの言及も無かった。
先月あたりから日本から政治家が北京へ詣ででも空気が変わっているらしいが、とくに北朝鮮テポドン、国連決議、微妙なタイミングで靖国を持ち出して対日関係をぶち壊したいという計算が遠のいた、というように感じを受けた。