◆ビンラディン容疑者の長男を解放 (ニッカンスポーツ 06/8/3)
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20060803-70179.html
ドイツ紙ウェルト(電子版)は2日、情報機関筋の話として、イラン治安当局が国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者の長男サード氏の自宅軟禁を解き、対イスラエル戦争のためシリアに向かわせたと報じた。
同紙によると、サード氏は7月28日に解放された。レバノンから脱出してくる難民を組織化し、イスラム原理主義のテロネットワークを構築する任務を担っている。集めた「兵士」を、イランが支援するレバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラと協力させてイスラエルと戦う計画だという。
イランは多数のアルカイダ関係者を拘束、または保護しているといわれ、米国がテロリストをかくまっていると非難していた。サード氏についてもイランが拘束しているとこれまで報道されたが、イラン側は否定している。